文十郎録

日々あれこれと感じたことなど

皇位継承順位に対する有識者会議

2005-10-02 | 政治
今は、これが一番気になります。
ニュースを見聞きする限り「男系継承の意味」に対して説明が無いのが気になります。
何故ならば「皇統とは神武天皇のY染色体を継承するもの」という一番大切な事に対して触れられていません。 そのためには、明治天皇の直系や孝明天皇の直系まで遡って血の継続に努めるべきな筈です。
「天皇家とは?」や「皇統」について学校では教えませんので(日本史でこれを教えず何を教える?)多くの国民は戦後50年程度の偏った民主主義教育が正しいと思っていると思われます。それ故に、この皇統の危機に対して多くの人が危機だと思っていません。 何をどう考えれば「長子継承」などという考えが出てくるのか理解出来ません。
漠然とした情緒で決めるのではなくて1000年以上続いてきた歴史と意味およびそれを存続させてきた先人の努力を無にしてはいけません。
皇室典範を拡大するとすれば、「一代に限り男系の子の女帝を認める」を加えるだけで十分であり、運用の際に「男系を存続させる為に宮家を増やす」「男子が居ない宮家には男系子孫の養子を取る」ことで十分です。
天皇家を断絶させる決定は避けてほしいと願わずにはいられません。