闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

クラス変更後と審査後

2008年06月06日 | 道場日記
 21日(水)に少年部のクラス編成を変更し2週間が経ちました。稽古の時間は50分間となりましたが、ひとクラスの人数が減った為、ひとりひとりと向き合える時間が増えて、目が届くと同時にせんせーとの距離がより近づいた気がします。
 少年部にも試合で勝ちたい人、身体を強くしたい人、心を強くしたい人、空手を続ける事で何かを得ようとする人等等・・・いろいろな目的を持って空手を習っている人たちがいます。頑張っているうちに目標の変わっていく人もいます。子供でも周りの環境が大きく変わってしまう人もいます。中には色々な事情があったり、空手が救いになっているお子さんだっています。そんな中何かの助けになりたくても力が足りず悩むことも多々あります。
 道場は誰かの為だけにあるのではなく、道場に通ってくださる皆さんの為にあります。できるかぎり多くの皆さんに空手が良い作用をもたらせるよう一生懸命努力していかなくてはなりません。空手への関わりや時間や考え方もそれぞれなので簡単ではないですが、特に偏ったりしないよう考えていかなければなりません。今回のクラス変更がそれぞれの為に良いものとなってくれると嬉しいです。正直3クラス連続の少年部はせんせーにとってもかなりハードですが、子供達の輝く目を沢山見れて元気をもらっているようです。審査後の開放感でおもいっきり身体を動かして楽しそうに輝く子供達の瞳も強化クラスでせんせーと組手をして必死になってくらいついて涙をこらえている子供達の瞳も・・・ひとりひとりみんな大切な子供達です。そのまなざしにこたえられる様、これからも誠心誠意頑張っていきます。(おっと、もちろん大人の皆さんも大切です!!)
 道場開設年に3才児の稽古生が3人いました。御殿場に引っ越したカイと息子と先日5級の審査を受けたダイムです。2月生まれで、身体が小さく、おしゃべりで底抜けに明るいダイム。6年間の間には正直稽古に気が向いていない時期もありました。ママと一緒に悩んだこともありました。組手でも沢山涙をこぼしましたし、稽古を茶化してせんせーに叱られた事もありました。そして先日の審査は2年ぶりでした。審査前の稽古も大きな気合で全力で頑張り、頑張りすぎて前日には体調が悪くなり、それでも「最後の稽古に出席出来ない」とわざわざ道場に足を運んで伝えにきたほどの気合の入りようでした。せんせーが審査から帰ってきて「ダイム組手頑張ってたぞ~!」と一番に報告してくれました。
 昨日稽古に来てくれた時、ママから「せんせーには恥ずかしくて言えないんだけど・・・僕空手やっててよかったってダイムが言ったんです。」とこっそりご報告いただきました。本当に嬉しい言葉です。自分で頑張ったな~って思えたから出た言葉だものね(泣)。ほんとに何よりです。これからも頑張ろうね。そしてずっと見守り続けてくれているパパ、ママ本当にありがとう。これからも宜しく御願いします。
 

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