闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

第12回全日本空手道選手権大会

2020年05月17日 | 仲間たちへ

2020.5.17.SUN.
皆さん、こんにちは。
今日は第36回目の投稿です。

極真の全日本の初観戦は何回大会であったのか記憶が定かではないのですが、延長に入る前に1分間のインターバルがあって、進行にかなり時間がかかったのは記憶しています。はっきり記憶しているのは第10回大会で、当時黄帯でした。同時期に稽古していた年長の方(すいません。お名前失念致しました。)に声をおかけいただいて「いい席のチケットがあるので一緒に観戦しよう。」と誘って頂いて、前から3列目での観戦となりました。
 二宮城光選手が優勝する大会なのですが、現在福島支部の支部長をされている三瓶啓二師範が準優勝し、愛媛支部・高知支部支部長をされている三好一男師範が5位に入賞なさった大会でした。全日本のトップクラス同士の戦いはとんでもない迫力で、いつか全日本に出場したいと夢見ていた自分にとって、恐くもありましたが、とても刺激を受けたのを覚えています。
 神奈川大会で優勝した後、茶帯になった私は第12回全日本空手道選手権大会に出場します。大会に向けての稽古で記憶しているのは、神奈川支部支部長の渡辺師範より特訓を行うとの連絡が有り、夕刻の道場に大会出場者が集められました。「相手の背後に回り込み攻撃をしなさい。」というアドバイスを頂きました。「こうやって、こうして。『スパァーン』とやれば良いんだよ。」と仰るのですが、当時の私には難しすぎて、全くできなかったのを記憶してしています。
 初戦は勝ちましたが、2回戦で総本部師範代を務めていた為永三段に判定負けを喫します。とても下段の強い選手で、その時3位に入賞なさいました。今私自身、試合を振り返ると恥ずかしくらいダメなところだらけなのですが、当時はダメである事もわからないくらいダメでした。
続きます。
押忍。

吉岡智






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