久慈川の365日「シガと鮎」

久慈川が流れる大子の四季

 アユも駆け引きで釣る時代です釣り人が左岸・右岸に何人立ちこんでいるかで場所選定が決まります。

2014-07-16 08:45:12 | インポート

 釣りをして渋い釣りをしない為に、考えた釣りをしてみよう。つり人社発行の古本、古川トンボが書いた本で最近参考にして頂く頭脳プレーです。川の状況を把握して左岸・右岸に何人立ちこんでいるかで場所の選定が決まります。貸切状況の中なら問題は無いのですが、釣り人が多い時代と鵜・天然遡上・放流の三角関係、今までは遡上物と天然物が共存していましたが鵜の影響で今までに無かった現象が出てきましたアユの戒厳令の出現です。瀞・瀬に朝夕飛来するだけでその場所は名人と言え考えた釣りを強いられるでしょう。さて、本題の話にもどります。説明するのに場所を仮に設定して湯の里大橋上下流を参考にしてみたいと思います。夕方鵜が入ると次の日は掛かりは渋くなります。松沼橋上下・左岸のザラ瀬・下流の瀞 人影も鵜同様にアユにとっては命の敵の仲間です。5m~10m目の前はアユの視線範囲です。貸切状況では鵜だけの問題で場所選定は困難ではないが、橋下流右岸に数人立ちこむとアユは左岸に逃げます。左岸に入った人が有利、串刺し状況で左岸右岸に釣り人が立ちこむとアユは流芯又は上下に逃げます。釣り人のバランスが多いと上流瀬にアユが逃げ込み瀬で釣りをしている人が有利になります。朝瀬肩・夕瀬j尻の格言・瀬でも左岸が人が立ちこまず右岸に数に立ちこむと平均に釣れますが左岸側がアユの逃げ場所となつてアユが行ったり来たりして釣れる度合いが決まります。裏をかいて左岸に入った人は、当たりだします。我は駆け引きをして右岸から身を引きます。左岸のアユは右岸に、逃げ込み左岸のつり人は釣れなくなります。瀬肩に入っている人が当たりだします。アユつりがスポーツフイシングと言われた時代なのです。駆け引きの釣りを身に着けてこそ、久慈川の釣りが楽しめます。天下の川の東大と言われる狩野川は、駆け引きの出来ないつり人はいつも浪人ということになります。狩野川は名人が多く誕生するのも納得のいく話です。釣り人の多い川だからこそ身につく駆け引きの釣りが誕生したのです。鵜・天然遡上・放流との三角関係を頭に水位・水質(濁り)・久慈川独特の流砂の問題・左岸・右岸の釣り人の立ちいり数の状況把握・アユの時期による生態・アユも生き物、鵜・人から逃げます。今日はここで釣りを楽しもうと場所の選定が出来て失敗しても釣れなくても納得のいく釣りが出来るのです。ハイテクの仕掛けで川底を攻められられるのだからアユも必死です。昔から一場所・二にオトリ・三に仕掛け(腕)・四に川読み(駆け引きのできる釣り人)となった久慈川も狩野川流の時代になりました。年々アユ釣りも困難になつてきました。渋い釣りも頭脳プレーで頑張りましよう。

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