写真歳時記≪まさとしの一日一首≫――写真と短歌で綴るコラボ作品

きょうも生きた、泳いだ、自転車漕いだ。
その一日を、フォト短歌に仕立てる。
写真歳時記≪まさとしの一日一首≫。

TEOTIHUACAN(テオティワカン)の光と陰

2017-03-09 08:22:51 | 日記
いまはただサボテン生うる風の国 古代の民のいずこ消えしか
(in Teotihuacan, Mexico)            まさとし

テオティワカンとは、「神々の住まう所・都」という意味。
紀元前にこの地に人々が定住し始め、紀元後5~7世紀に
人口が15~20万人に達し、絶頂期を迎えた。

だが、余りにも人口が増加して過密化したため、政治・経済に
矛盾が顕在化。外敵の侵入により火を放たれ、8世紀に滅びた。

なお、スペイン語の"h"は喉音の黙字(silent)なので、
"hua"が「ウア」、「ワ」と聞こえる。