耳から出た血の使い道

はやく病院へ! ブルースカイのブログ。

タイトル

2008年08月23日 00時53分20秒 | Weblog
本日、客演する劇団宝船『愛される覚えはない』が初日をむかえます。
で、<リズム&人形劇>「フロム・ニューヨーク」(11月4日・5日@新宿ネイキッドロフト)のイベントタイトルが『君は僕の博士になると言った』にほぼ決定。
あと来年3月に作・演出をやるダックスーププロデュース公演(@ザ・スズナリ)のタイトルは『この世界から消える魔球』。

ちなみに僕が一番好きなタイトルは今のところ、pizzcato fiveのだいぶ昔のアルバム『HAPPY END OF THE WORLD』です。これにかなうタイトルはなかなかなさそうな気がする。
見てないけど漫画の『最終兵器彼女』とかも好きなタイトル。

あと5分で寝なきゃならないのでこれくらいしか書けません。
わざわざアクセスさせてごめんなさい。

いいことか悪いことか。

2008年08月22日 05時45分27秒 | Weblog
近頃自分がゆるやかにイヤな奴になってきている気がする。「とにかく誰からも嫌われたくない」が性格の基本で、そのせいでこれまで何だかんだ面倒も多かったはずで、だから今の心境、「どうぞ勝手に嫌ってくださいませ」は、ひょっとしたら幸せのはじまりなのかもしれない。別にわざわざ憎まれるようなことはしないけれど。いや、お前は元々ちょっとイヤな奴だった、と言われたら返す言葉もないけれど。このブログはたぶん自分のごく近辺にいる人も読んでいると思われますが、まあ何でしょう、「そうか、アイツは近頃イヤな奴方面へ小旅行をはじめたんだな」ていどの箱根一泊旅行ぐらいに思って頂き、帰りを待っていてもらえたら有難いです。嫌か、そんなもん待つのは。全国の「周囲からイヤな奴と思われている方々」からアドバイスとか欲しい。どんな面で困るのか。逆に得することは何なのか。
欲を言えば、人に迷惑をかけず、感謝や思いやりの気持ちも忘れず、そして謙虚に、何ならついでにヘルシーに、等身大のイヤな人間になってゆきたい。




シリーズ「船出の合図」(4)

2008年08月21日 12時22分12秒 | 船出の合図系

TPOを考えるとどうしても着ていく服装がルパンに似ざるをえないとき、それが……船出の合図!

え!ウチの野球部にこんなに可愛いマネージャーが!?と思ったら、それが壁の落書きだと気づいたとき、それが……船出の合図!

深夜の歌舞伎町で母親が一人UFOキャッチャーで何千円も使っているのを目撃してしまったとき、それが……船出の合図!


……ご自分の船出の合図を、あなたは見逃していませんか?
それはそれとして、ほっとけば治ると思っていた外耳炎が、3カ月たった今もまったく治らない。サボっちゃだめだよ自然治癒力……。

稽古終了

2008年08月20日 23時25分12秒 | Weblog
今週の土曜日に初日をむかえる劇団宝船「愛される覚えはない」の稽古が今日で終わった。最後だし、たぶんみんなは飲みに行ったんだろうけど、今日は帰ってきた。稽古序盤であまりにたびたび飲みに行ってたから、最近はもう酒飲んでもあんまり話すこともないし。さみしいね。

役者さんは色々な演出家と一緒に芝居をつくる機会が多いのに比べて、作・演出をベースにやっている人は他の現場でどんなふうに芝居が作られているのか、よく知らない、たぶん。なので今回参加して、いろいろなことを知ることができてよかった。通し稽古をやると自分はダメだしだけで2時間くらいかかってしまうが、長いんだなきっと、それだと。新井さんのダメだしは要点要点だけをさほど時間をかけずに伝えてくれる。「ダメだしが2時間つづくと役者はダレる」ということを少なくとも学んだ。まあ自分の場合2時間のダメだしを短くすることはできないと思うが、聞いてる役者がダレないように、15分ごとにクイズを出すとか、帽子から鳩を出すとか、さりげなく徐々に服を脱いでいくとか、何らかのイベントがダメだし中にも必要なのかな、と考えた。が、それはとても面倒なことだ。

本日は更新お休み。

2008年08月19日 11時29分01秒 | Weblog
わざわざブログの更新を休む報告を、こうして更新するのはすごく間違ってる気がしますが、劇団宝船の稽古場日記の方に日記を書いたので。


http://bune.jugem.jp/


退屈な時間があったら、読んで頂ければありがたいです。
今夜は比較的よく眠ったので今は元気!でもたぶん稽古場ではけっこう無口!でも帰りに飲みに行くとそれなりに喋るよ!

大堀こういちさんと共演!

2008年08月18日 04時29分18秒 | Weblog
劇団宝船の公演の、初日の日替わりゲストが大堀こういちさんだと何日か前に知った。小劇場界(と言っていいのか分かりませんが)で、一番好きな役者さんです。
昨年「レミゼラブ・ル」という芝居に出演して頂いたり、ラジオの仕事で声の出演をして頂いたりと、何かとご一緒はさせてもらっているものの、「共演」というのはまた全然別の嬉しさがあります。
十年くらい前だったか、ナイロン100℃の番外公演で大倉さん・峯村さん・村岡さんと4人芝居をやったときに、やはり日替わりゲストの1人が大堀さんで、それ以来、2度目の共演です。
僕は舞台に出るとかそういうの、確実に緊張するのですが、あのときは数分間大堀さんと2人きりでからむシーンがあり、(ほんとはまずいことですが)本番中の緊張中にもかかわらず、素で笑わされてしまった。それもただ単純に「顔」で。別に普段の顔がおもしろいわけじゃないけれど、あの舞台では意味のわからない可笑しさを、これでもかと表情ににじみださせてきた。本当にもう意味がよくわからない。単に僕を笑わせようとしているとしか思えなかった。わからないけど。
大堀さんの顔で笑っている時間は、自分にとって数少ないとても幸福なひとときです。みなさんは違いますか?まあ違いますよね。
少なくともそのへんの瞬間的なパンチラなんかより、ある瞬間の大堀さんの表情を見れたときの方が、僕は儲けた気分になれます。

ドアーズ

2008年08月17日 01時25分00秒 | Weblog
親族代表祭「脱線01」を観に行ってきた。
竹井さんが親族代表で初めて(?)書いたというコントがとても面白く悔しかった。嶋村さんの怪我が治って何よりです。帰り際、野間口さんに差し入れを渡すのを忘れた。その前に差し入れを買ってくることも忘れた。
会場が「ドアーズ」というライブハウスだったので、写真はうちのアパートのドアです。今夜の僕が思いつく精いっぱいの洒落たジョークです。
ボロカワイイうちのアパートですが、前々からこのドアノブがちょっと不安だった。内側が押しボタン式。5円玉とかでカワイク鍵が開いてしまいそうだ。さっき初めて確かめてみたら、5円玉では鍵は開かなかった。まあよかった。

本番初日まで一週間。

2008年08月16日 03時19分44秒 | Weblog
客演させてもらう劇団宝船の公演。
つい1週間前までは初日まであと2週間あったはずなのに、あれからまだ1週間しかたっていないのに、初日までもう1週間だ。まあその計算は合っているからいいのだけれど、まったく計算外のお仕事を有難くも最近頂き、それの締め切りが今月中だという。人形劇ライブの企画を進めるのもおろそかにはできない。週1でNHKのネタ出し会議は相変わらずある。珍しいことだけど、どうやらこれはかなり忙しい。今はこれから眠るところなので、この忙しさが大変頼もしく思えるが、眠りから覚めれば何から手をつけていいのかわからず混乱し、まずは午前中から電車に乗ってスーパー銭湯でひとっ風呂浴びてきてしまいそうな気がする。いや、絶対行くでしょう、これはもうここぞとばかりに。混乱を静めるためには湯けむりが何よりも必要だ。あとはいい夢を見ること。
こないだは夢に出てきた小沢健二(むかし好きだった)が、実はまれにみるとてもイヤな奴で(夢の中でです!)目が覚めてからもしばらく気が滅入った。
今夜は夢でいいオザケンに出会いたいです。


ちょっとすっきり。

2008年08月15日 03時03分58秒 | Weblog
帰宅してスポーツニュースをぼんやり見ていたら、ふいに自分がオリンピックにまったく興味が持てない理由がわかった。
たった1秒とか0・1秒の差で、金メダルになったり、予選落ちになったりと、その細かさがしっくりこないからだ。
だって、オリンピックに出るような人はみんなすごいよ。
鉄棒であんだけ華麗にグルグル回って、それだけで十分なのに、着地でふらいついたから減点って、それ何?いいじゃん別に。と無意識に思っていたんだと思う。
選手はみんなすごいよ、真似できないよ、あんなこと全部。
1秒や1日なんてどんどんアッと言う間に過ぎていく世の中で、わずか0・01秒にこだわる感覚がよくわからない。
副都心線なんて電車が8分も遅れるとかいうアナウンスでさえ、遅れる理由のとこだけゴニョゴニョ言っててまるで聞き取れないもの。それでも8分ぐらいなら別に我慢できるし。

はじめて理由がわかってすっきりした。

弔辞での使用は不可(2)

2008年08月14日 10時49分21秒 | Weblog
人は皆、いつ唐突に命を落とすかもしれない危うい生き物で、葬儀の弔辞で故人としての自分がどのように紹介されるかわかったものじゃないことを考えると、
「とりあえず、このエピソードは使ってくれるなよ」
という使用不許可の意思を、健康な間に書き記しておく必要がありそうなので、個人的にこれはその参考資料として頂きたい。

バイト先の女の子の気をひこうとして言った冗談が通じなくて、やむをえずその冗談の解説をしたところ、ただ気まずくなっただけだった。

大学生時代に「茶月」という持ち帰り寿司店でバイトをしていた。その店の正面には郵便ポストが立っていた(※この「ポスト」は一応伏線です)。気になる新人バイトの女の子がいたが、仕事上必要なこと以外、喋ったことはなかった。閉店時間が近くなるとヒマになるので社員は先に帰り、その日は僕とその子の2人きりで店を閉めることになった。自分の方が先輩なので、彼女に閉店作業の指示をあれこれ出していた。店には2人きり。仲良くなるチャンス。とりあえずは冗談で笑わさなければ、という本能がはたらいた。
「このゴミ袋、裏口出たとこに出しといて」
「わかりました」
「コレとコレ、冷蔵庫にしまっといて。で、コレは冷凍庫ね」
「わかりました」
「あとおもての郵便ポストも(店の中に)しまっちゃって」
「……はい?」
「…いや、アレ、あそこの、赤いやつ、ポスト…」
「……え?」
「だから店の中に…ポスト…片づけて…盗まれるといけないから…」
「……」
「……」
そこに笑いは生まれなかった。もちろん郵便ポストは店のモノでもないし、動かせるものでもない。だから、閉店作業の指示を出していく流れの中に「ポストしまっといて」という冗談をさりげなく滑り込ませることで「何言ってんですか~無理ですよ~アハハ!」→「あ、無理か、じゃあいいや、アハハ」→それをきっかけに2人は急速に仲良くなる→場合によっちゃ帰り際にキス……、的な展開を若い自分は予想していた。
ところがこの冗談は彼女にまったく通じなかった。今思えば当たり前だ。仕事上必要なこと以外話したこともない男の口から出る「ポストしまっといて」は、彼女にとっちゃ、

「今、わたしの前にわけのわからないことを口走る奇妙な人がいる」

という警戒心しか生み出さない。しょうもないダジャレでも言ってくれた方がよほどマシだっただろう。
焦った自分はその冗談の解説を試みたが、気まずさを上塗りするばかりで、彼女は「はあ……」と困った顔をするだけだ。
その日を境に僕は、他人との距離感をはかることの大事さを知ると同時に、日常生活で冗談を言うことが恐ろしくなった。

どうでもいいエピソードだけれど、なるべく短くまとめようとしたところでこの長文です。時間をくう割に内容が薄いので、この話は弔辞の際には持ち出さないでください。