Eternaｌｌｙ

「イノセント・ラブ」というドラマを見始めた。
堀北真希はもちろん、ストーリーも好きな感じだけど、宇多田ヒカルの主題歌に負けてますよ！と思う。
すごく個人的な感覚で。
主題歌のイントロがかかった瞬間に条件反射で涙が出る。馬鹿者なので。
BGMにしないでよ、Eternally始まったらセリフ邪魔だよ、宇多田ヒカルと画だけで見せてよともどかしくなる。
不幸が似合う堀北真希はとても不幸な役だけど、常に絵に描いたような堀北真希すぎて同情しきれない。ちょっと小汚いくらいの、2週間は髪の毛を洗わず、たまに顔に虫がとまるくらいの感じが素敵だと思う。

宇多田ヒカルのカレンダーが欲しいがそんなものは発売されていないらしい。
さすが。

聞き流してもらいたいが、

猫になりたい。

人はもういい。たいして楽しいことがない。
歯医者で７千円もとられて落ち込むし、
図書館で１時間かけて借りたい本を選んだ末に、延滞中の本があるとかで貸してもらえず気が滅入るし、
その図書館が入ってるビルにある「あうるすぽっと」という平仮名の劇場名が気に入らないし。
他人事だけど、芝居のチラシのデザイナーさんがスタイリッシュなチラシを作っても、おもてに「あうるすぽっと」なんて会場名を入れたら台無しになるのではないでしょうか。その芝居の演出家・タイトル・主演の組み合わせも心配になる。
「つかこうへい」「にんじん」「つのだじろう」「あうるすぽっと」
とチラシに並ぶこともありえないことではないはずだ（ないだろうけど）。
「東池袋劇場」でよかったのに（地下が東池袋駅に直結してるので）。

猫にはなりたいが、お金持ちの人間でもいい。

初猫カフェ。

誘ってもらえたので行って来た。
まったくモテない。野良猫の方がよっぽど見つめてくれる。
何度も通わないとだめらしい。

前に一度だけ行ったメイドカフェよりかは全然楽しい。

長所。

とりたてて何の長所もない自分ですが、ひとつだけ、けっこう胸を張って言えるのは、

「俺、風邪ってひかないよ」

ということです。
この二十年近く、稽古場とか周囲で風邪が流行っていてもうつされた覚えがない。
寝込むほどの熱を出したことがないので、不謹慎だけど風邪で苦しむ人の辛さがあまりよくわからない。ワクチンいりません。くれないだろうけど。
代わりに胃はごくたまに痛くなる。その時は死ぬのかと思うほど辛いので、それで勘弁してください。

世の中の芝居の稽古場は、良い芝居を作る大変さとともに、風邪が流行って稽古にならないという困難もある。一人の役者さんが治って復活すると別の役者さんが休みだしたりする。体調悪いのに頑張って稽古してる役者さんには、演出家も気を使って１０伝えたいダメ出しを２ぐらいに減らしたりするのだろう（たぶん）。

風邪をひかないと言い切る役者は演出家にとって、都合がいいのでは？
昨年は劇団宝船に、今年は宇宙レコードに客演させていただいたが、来年は役者としての舞台の予定がありません。
演技力や声の大きさや舞台度胸には自信ありませんが、俺風邪はひきません。
そのへんどうなの、よろしくお願いしますよと世間に伝えたい。

そして親族代表のコントを昨日やっと書き終えた。
今年はあとシャキーン！だけに取り組めばいいので、少し楽になるはず。

書いては消している毎日。

ここ一週間ほどはずっと、１２月に公演がある親族代表のコントのことを考えている。
ただ書きはじめては途中で「あ、これはつまんない」と気づくばかりで、消去。
要領悪く時間がどんどん過ぎていく。
締め切りも過ぎてしまった…。

暗記する時間をかけた分だけいい点数が取れる歴史のテスト勉強に憧れる。