母の日のプレゼント
ちょっと 早いけど
遅く届くよりいいやって
送るために郵便局に向かってた
なんせ
義母にだからね
遅れて届く なんて
許されない関係なの
そんな 関係だから
ダーリンへの虐待は
いつまでたっても
収まるわけがない
って 以前にも書いたような
私の母には 取り立てて
行事ごとのプレゼントって したことないです
とっても 遠慮するんだ
どこの親も同じだと思うけど
子供に余計な出費させたくないからだと思う
前置き長くなっちゃったけど
まー
そんなわけで
歩いて郵便局に向かってた私
と
向こうから
自転車に乗った女性がやって来る
目を凝らすと
なんか
どっかで見たような
多分
知り合い だ
と
同時に
向こうも気が付いた
お互い
手を振りながら
近づいた
まず私から
「あーっ」
・・・と 発してみたものの
この人 誰だっけ
「はなさんじゃないの」
うわ~
相手 私をしっかり覚えている
道の真ん中で立ち止まり
懐かしの再会
と
いうか
彼女
立ち止まらず 手だけ振って
自転車で通り過ぎてくれても良かったのに
名前が思い出せんから
立ち止っての会話が 苦痛じゃ
「はなさん 忙しそうね」
あ~~っ
そちらの名前 なんつーのっ
こーなりゃ
「・・・・・・ぅさんこそ忙しいんじゃあ」
って
ごまかせた か
今更
あんさんの名前 なんちゅうの
なんて 聞けん
気の弱い私だ
あかん
早く別れよう
が
彼女
「車の邪魔になるわねっ」
って
寄せんでもええのに
道の端に
寄せたっ
「はなさん みんな淋しがってるわよっ
楽しい人が来ないって」
思い出したゾーーッ
そーか
この人
私が以前入ってた
ママさんコーラスの ピアノ担当の人だった
(私 遊ぶの忙しくなっちゃって
やめちゃったんだよねコーラス)
いいぞ いいぞ
段々思い出してきた
「あれから メンバー変わってませんか」
自然に 話しながら 探りながら
この人の名前 思い出していこう
「メンバー 変わってないわよっ
あのままよっ」
よしっ
しめた
「じゃあ もう一人のピアノの人も
まだ続けてるんですか」
「○○さん? うん 続けてるわよっ」
おーーっ
もう一人が○○っつーことは
この人 ○○じゃなかったんだ
危ない 危ない
命拾いした
私
実は
この人確か
○○とか いう人じゃなかったっけ
って
密かに思ってたとこだったんだ
やばかったーーっ
「毎日 どうしてるの」
彼女がふってくる
ブラブラしてます
なんて いうと又スカウトされそうだ
「バタバタしてます」
・・・・・・・・・
名前が 出てこんから
会話も途切れる
でも
どっちも
そこから動かん
仕方ない
私からも質問せにゃいかん
名前が思い出せんのにね
名前が思い出せんから
質問も不自然になるのよ
「あなたは 普段なにをしてるんですか」
えーごの直訳かよっ
その
知り合い
さすがに
なんか
気付いたもよう
こいつ わしの名前忘れてんかいって顔した
(注 あくまで私の想像 彼女はピアノ教師 それもかなり上品)
と
が。。
「あ・・雨」
「あっほんとだ じゃはなさん又ねっ」
最後まで
私の名を連呼し続けてくれて
ありがとう
そして
雨よ
助け舟ありがとう
私
別れて3歩踏み出したら
思い出したよ
彼女の名前
遅いけど
いつも読んでくれてありがとうランキング応援していただけたら励みになります
ちょっと 早いけど
遅く届くよりいいやって
送るために郵便局に向かってた
なんせ
義母にだからね
遅れて届く なんて
許されない関係なの
そんな 関係だから
ダーリンへの虐待は
いつまでたっても
収まるわけがない
って 以前にも書いたような
私の母には 取り立てて
行事ごとのプレゼントって したことないです
とっても 遠慮するんだ
どこの親も同じだと思うけど
子供に余計な出費させたくないからだと思う
前置き長くなっちゃったけど
まー
そんなわけで
歩いて郵便局に向かってた私
と
向こうから
自転車に乗った女性がやって来る
目を凝らすと
なんか
どっかで見たような
多分
知り合い だ
と
同時に
向こうも気が付いた
お互い
手を振りながら
近づいた
まず私から
「あーっ」
・・・と 発してみたものの
この人 誰だっけ
「はなさんじゃないの」
うわ~
相手 私をしっかり覚えている
道の真ん中で立ち止まり
懐かしの再会
と
いうか
彼女
立ち止まらず 手だけ振って
自転車で通り過ぎてくれても良かったのに
名前が思い出せんから
立ち止っての会話が 苦痛じゃ
「はなさん 忙しそうね」
あ~~っ
そちらの名前 なんつーのっ
こーなりゃ
「・・・・・・ぅさんこそ忙しいんじゃあ」
って
ごまかせた か
今更
あんさんの名前 なんちゅうの
なんて 聞けん
気の弱い私だ
あかん
早く別れよう
が
彼女
「車の邪魔になるわねっ」
って
寄せんでもええのに
道の端に
寄せたっ
「はなさん みんな淋しがってるわよっ
楽しい人が来ないって」
思い出したゾーーッ
そーか
この人
私が以前入ってた
ママさんコーラスの ピアノ担当の人だった
(私 遊ぶの忙しくなっちゃって
やめちゃったんだよねコーラス)
いいぞ いいぞ
段々思い出してきた
「あれから メンバー変わってませんか」
自然に 話しながら 探りながら
この人の名前 思い出していこう
「メンバー 変わってないわよっ
あのままよっ」
よしっ
しめた
「じゃあ もう一人のピアノの人も
まだ続けてるんですか」
「○○さん? うん 続けてるわよっ」
おーーっ
もう一人が○○っつーことは
この人 ○○じゃなかったんだ
危ない 危ない
命拾いした
私
実は
この人確か
○○とか いう人じゃなかったっけ
って
密かに思ってたとこだったんだ
やばかったーーっ
「毎日 どうしてるの」
彼女がふってくる
ブラブラしてます
なんて いうと又スカウトされそうだ
「バタバタしてます」
・・・・・・・・・
名前が 出てこんから
会話も途切れる
でも
どっちも
そこから動かん
仕方ない
私からも質問せにゃいかん
名前が思い出せんのにね
名前が思い出せんから
質問も不自然になるのよ
「あなたは 普段なにをしてるんですか」
えーごの直訳かよっ
その
知り合い
さすがに
なんか
気付いたもよう
こいつ わしの名前忘れてんかいって顔した
(注 あくまで私の想像 彼女はピアノ教師 それもかなり上品)
と
が。。
「あ・・雨」
「あっほんとだ じゃはなさん又ねっ」
最後まで
私の名を連呼し続けてくれて
ありがとう
そして
雨よ
助け舟ありがとう
私
別れて3歩踏み出したら
思い出したよ
彼女の名前
遅いけど
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