やってもうた。。。
2週間前に、久々に検問を通って止められた。
いやいや、私の書類は全部OKなのだ!問題ない!!
奴ら、外国人となると、必要以上に車をチェックするんだ。
何もない何もないと自分に言い聞かせる。。。
警官1
“アッラー、これ期限越えてますねぇ。。。”
私
“え??何が?どこが?どうして???”
警官1
“ちょっと書類制作しますのでね、ちょっと署の方にお願いしますよ。”
旦那と私、顔を見合わせて
ヒィエー!!!小銭稼ぎかぁ!!!!!
ここは、とりあえず、旦那が行くよりも日本人の私のほうが、何かといいだろう。って事で、私だけ詰所に向かった。
私
“で、おまわりさーん。私には全然分からないんですのよぉ。。。4ヶ月ほど前に買ったばかりだし、最近税金とかも全部払ったし。。。何が一体何のことやら。。。”と言うと
警官2
“いやあ、実はね、今からほらこれね(とトランシーバーを手にとって)、これを使って今から、牽引車を呼ばなきゃいけないんだよ。ほら、あなたの車は期限が切れてるからさ、運転されちゃ困るってことなんだよ。”
私
“いやああああ。。で一体どこがどうやって切れているんでしょうか??一体、私は、明日DETRAN(陸運局)に行って、幾ら払わないといけないんでしょうかぁ??”と、30ももう後半を回りもうすぐ終わりを告げるお年なのに()、ちょっとかわいらしくニャンニャンとやってみた。
警官1
“ちょっと調べてみようねえ。ほら、これをご覧よ(と一枚の紙を見せる。期限が切れる番号がずらーっと載ってるのだ。)。で、君の書類がこれ。そうね、君の車の場合だと、ここ。ほら、期限が1週間前に切れてるだろ。これ、明らかに違反なんだ。そうだなああ、まず、DETRANで払う金額は、100レアルと60レアルだよ。”
私
“(わざとらしく)うっそーーー!!!160レアルだなんてぇ!!高いぃぃぃ。こりゃ、ブラジル人も大変ですよねぇ!!!”
警官1
“(誇りぶったように)、そうなんだ。大変なんだよな。そして、君の場合ね、ほら、今から、相方がレッカーを呼ぶだろ。もちろん、そこの諸費用は君持ちになるわけさ。で、ここをちょっと見てもらいたいんだが(と、交通法が書かれているぶ厚い本を開く。)、ここさ、これが、法で決められた君への罰金となってるんだ。190レアルだな。で、この紙に(私をちらり見て、違反キップを切るピンクの紙をピラピラっとめくって見せ)、私は君の免許書や車の事をかかなきゃいけなんだ。だって、法律だからさ。だろ?”と、もう一度そこに書いてあるところを指さし、ご丁寧にも読んでもらった。
私
“ヒィエー!!!そんなに高いんですかぁ??ますます、この国に住むのは大変だぁ!!!無理無理無理ぃ。。何か、今日だけは、ほら。何て言うんですかね、警告ってわけにはいかないんでしょうか??ね?だって、今日はもうDETRANは開いてないわけだし、明日朝市で行くけど、あそこ、車じゃないとけっこう大変なんですよね、行くのが。。。何とかならないかなああああ。。”とちょっと両ひじを机に付き、手のひらに顔を乗っけてまたもやかわいこぶりっこをしてみせる。。こんな事日本じゃ恥ずかしくて出来ないぜよ。ま、日本の警官にそんな事すると、“馬鹿にするな!!”と逆に怒られそうな気もしますが。。
警官2
“そうだなあぁぁ。しかし、我々も仕事でやってるんだ。法律だからなぁ。。”と相方を見る。
おっと、いいぞ。いいぞ。もう一息だ!
私
“そこんところを、何とかねぇ??どうにもならないものかしら??”
警官1
“mmmキ(声がちょっと上ずる。)キ、キミは、ビール何て、俺たちに奢ってもかなぁ?何て思うかい?”
はい、ビンゴです!交渉成立!
私
“もちろんですよ!市民の為に働いているあなたがたですもの!SKOL?BOHEMIA?何がいいの??”
警官1
“40レアル(現在1500円くらいでしょうか?)持ってるかい?”
私
“(そりゃ、あんた高すぎやろうが。。と思い)あいにく、これから、銀行へと行くところで。。あ!でも、もしかしたら、旦那が20レアルくらいだったらポケットに持ってるかもしれないわ!”
と言うと
警官1
“(即答です!)OK!OK!OK!さああ、旦那さんのところへ行って貰っておいで。”
で、私は急いで車に戻り20レアルを旦那から受け取り、署に戻る。
私
“じゃあ、これで交渉成立だよね?”と二人の警官と厚い握手を交わし、署を後にする。。。
もちろん、この後、ここの検問を通る度に彼等とは、ニッコリと笑って通ってる。別に更に請求されるわけではない。
最近、別の知人のアメリカ人は、同じように車検が切れていた事に気づかず、警察に止められ、罰金なんか払うか!!!と揉め、警察官達は、公務執行妨害として、更なる罰金をこのアメリカ人に請求したらしい。。。
ブラジルに住む皆様。警官は良くも悪くも必ず国家の権力を持っています。必ず上から物を言わないように気をつけましょう。。。
先進国の人間達は “ブラジルだからいいじゃないか!”って言うのと、“こうでなければいけない!”って言うのを都合よく使う。
私は、“郷に入れば郷に従え”でいいじゃないか。。と思うんだけどねぇぇ。。
もちろん、こんな事日本じゃ考えられないし、ありえない。でも、きっと車検が切れていて捕まったら、逃れられる事もなく罰金ものでしょう。
ブラジルでは、いい面でも悪い面でも、必ず幾通りかの道がある。四方八方ではないんですよぉ!!
何事も怒っては何も解決しません、ストレスが溜まって自分の神経を逆撫でしてしていくだけ。笑ってみましょう、ワッハッハ!
2週間前に、久々に検問を通って止められた。
いやいや、私の書類は全部OKなのだ!問題ない!!
奴ら、外国人となると、必要以上に車をチェックするんだ。
何もない何もないと自分に言い聞かせる。。。
警官1
“アッラー、これ期限越えてますねぇ。。。”
私
“え??何が?どこが?どうして???”
警官1
“ちょっと書類制作しますのでね、ちょっと署の方にお願いしますよ。”
旦那と私、顔を見合わせて
ヒィエー!!!小銭稼ぎかぁ!!!!!
ここは、とりあえず、旦那が行くよりも日本人の私のほうが、何かといいだろう。って事で、私だけ詰所に向かった。
私
“で、おまわりさーん。私には全然分からないんですのよぉ。。。4ヶ月ほど前に買ったばかりだし、最近税金とかも全部払ったし。。。何が一体何のことやら。。。”と言うと
警官2
“いやあ、実はね、今からほらこれね(とトランシーバーを手にとって)、これを使って今から、牽引車を呼ばなきゃいけないんだよ。ほら、あなたの車は期限が切れてるからさ、運転されちゃ困るってことなんだよ。”
私
“いやああああ。。で一体どこがどうやって切れているんでしょうか??一体、私は、明日DETRAN(陸運局)に行って、幾ら払わないといけないんでしょうかぁ??”と、30ももう後半を回りもうすぐ終わりを告げるお年なのに()、ちょっとかわいらしくニャンニャンとやってみた。
警官1
“ちょっと調べてみようねえ。ほら、これをご覧よ(と一枚の紙を見せる。期限が切れる番号がずらーっと載ってるのだ。)。で、君の書類がこれ。そうね、君の車の場合だと、ここ。ほら、期限が1週間前に切れてるだろ。これ、明らかに違反なんだ。そうだなああ、まず、DETRANで払う金額は、100レアルと60レアルだよ。”
私
“(わざとらしく)うっそーーー!!!160レアルだなんてぇ!!高いぃぃぃ。こりゃ、ブラジル人も大変ですよねぇ!!!”
警官1
“(誇りぶったように)、そうなんだ。大変なんだよな。そして、君の場合ね、ほら、今から、相方がレッカーを呼ぶだろ。もちろん、そこの諸費用は君持ちになるわけさ。で、ここをちょっと見てもらいたいんだが(と、交通法が書かれているぶ厚い本を開く。)、ここさ、これが、法で決められた君への罰金となってるんだ。190レアルだな。で、この紙に(私をちらり見て、違反キップを切るピンクの紙をピラピラっとめくって見せ)、私は君の免許書や車の事をかかなきゃいけなんだ。だって、法律だからさ。だろ?”と、もう一度そこに書いてあるところを指さし、ご丁寧にも読んでもらった。
私
“ヒィエー!!!そんなに高いんですかぁ??ますます、この国に住むのは大変だぁ!!!無理無理無理ぃ。。何か、今日だけは、ほら。何て言うんですかね、警告ってわけにはいかないんでしょうか??ね?だって、今日はもうDETRANは開いてないわけだし、明日朝市で行くけど、あそこ、車じゃないとけっこう大変なんですよね、行くのが。。。何とかならないかなああああ。。”とちょっと両ひじを机に付き、手のひらに顔を乗っけてまたもやかわいこぶりっこをしてみせる。。こんな事日本じゃ恥ずかしくて出来ないぜよ。ま、日本の警官にそんな事すると、“馬鹿にするな!!”と逆に怒られそうな気もしますが。。
警官2
“そうだなあぁぁ。しかし、我々も仕事でやってるんだ。法律だからなぁ。。”と相方を見る。
おっと、いいぞ。いいぞ。もう一息だ!
私
“そこんところを、何とかねぇ??どうにもならないものかしら??”
警官1
“mmmキ(声がちょっと上ずる。)キ、キミは、ビール何て、俺たちに奢ってもかなぁ?何て思うかい?”
はい、ビンゴです!交渉成立!
私
“もちろんですよ!市民の為に働いているあなたがたですもの!SKOL?BOHEMIA?何がいいの??”
警官1
“40レアル(現在1500円くらいでしょうか?)持ってるかい?”
私
“(そりゃ、あんた高すぎやろうが。。と思い)あいにく、これから、銀行へと行くところで。。あ!でも、もしかしたら、旦那が20レアルくらいだったらポケットに持ってるかもしれないわ!”
と言うと
警官1
“(即答です!)OK!OK!OK!さああ、旦那さんのところへ行って貰っておいで。”
で、私は急いで車に戻り20レアルを旦那から受け取り、署に戻る。
私
“じゃあ、これで交渉成立だよね?”と二人の警官と厚い握手を交わし、署を後にする。。。
もちろん、この後、ここの検問を通る度に彼等とは、ニッコリと笑って通ってる。別に更に請求されるわけではない。
最近、別の知人のアメリカ人は、同じように車検が切れていた事に気づかず、警察に止められ、罰金なんか払うか!!!と揉め、警察官達は、公務執行妨害として、更なる罰金をこのアメリカ人に請求したらしい。。。
ブラジルに住む皆様。警官は良くも悪くも必ず国家の権力を持っています。必ず上から物を言わないように気をつけましょう。。。
先進国の人間達は “ブラジルだからいいじゃないか!”って言うのと、“こうでなければいけない!”って言うのを都合よく使う。
私は、“郷に入れば郷に従え”でいいじゃないか。。と思うんだけどねぇぇ。。
もちろん、こんな事日本じゃ考えられないし、ありえない。でも、きっと車検が切れていて捕まったら、逃れられる事もなく罰金ものでしょう。
ブラジルでは、いい面でも悪い面でも、必ず幾通りかの道がある。四方八方ではないんですよぉ!!
何事も怒っては何も解決しません、ストレスが溜まって自分の神経を逆撫でしてしていくだけ。笑ってみましょう、ワッハッハ!
えみしゃん作戦大成功じゃーーーありませんか
仕事が波に乗ってくるとこういう風に交渉上手になっていくのね!!!
ビール代で勘弁してもらうなんて!しかも値切って!
えみしゃんやるわねーーーーーーー
わーいわーーーーい
いやあああ、一応内心ドキドキだったぁ。。
でも、ブラジルならではの凄みだよねぇ!!
本当、ワーイワーイ!!
日本でMIKIしゃんもやって欲しいニャン
いやああ、ブラジルはリ-ダーシップを取ると大変な事になりそうなので、ここままの状態でいて頂きたい。。。。
ジェイチーニョって=find a way??
日本語で何て事??何か日本語に当てはまる言葉が見つからない。。。
みんなから、英語よりポル語よりも、日本語勉強しろ!って言われそう。。。
何か、そういう風な解釈になると。。。。ヘビのように巻きついてくるイメージが。。。獲物は狙ったら逃さない。。ちゅうか。。。これでもか!これでもか!って来そう。。だから、ブラジル人をセールスマンにさせると良く売れるって言うのかな??