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小名浜臨港 C509 (珊瑚 B6) 7

2005-10-23 16:16:24 | 小名浜臨港 C509 / 珊瑚B6
*ボイラーが付いたのでスチームドームとサンドドームをネジ留めして眺めていたら、なんともキャブが大きすぎて格好が悪いような気がしてきた
1991年珊瑚製品のキャブと同じ寸法に仕上げたはずなのにおかしい
試しに2001年に発売された2500型キットの説明書に掲載されている2120型空制高キャブの図面にあてがってみたところ、なんと約2.5ミリもキャブが高い事が判明した
おまけにキャブの高さばかりでなくサイドタンクの高さも異なるのだ
想像するに昔の縦型モーターを取り付ける製品は、モーターのサイズの関係でサイドタンクを大きく作っていたのだと思われる
1991年製は小型モーターをギアボックスに取り付け第2動輪を駆動する方式になったにもかかわらず、サイドタンク高さは従前を踏襲したのだろう
ともあれ、サイドタンク高さは直しようが無いのでキャブ高さだけ詰める事にする
いろいろと検討した結果キャブ窓柱で1ミリ短縮、窓上辺の屋根に接する部分を0.5ミリ削ると、サイドタンク上のキャブ窓と屋根高さは2001年製造の2120型製品と同じになる
屋根高さはサイドタンクが高い分だけ1ミリ高いが、これはやむを得ない

10/23 バーナーで慎重に分解し、再びバラキットとなった
対象箇所を注意深く切り取ったが、特にキャブ上辺には切り取り線に合わせて真鍮角棒を仮留めして慎重に切り、ヤスリ仕上げした
妻板は本来ならば上部を1ミリ削り、全体に0.5ミリ沈めれば理想なのだが、下部を折り曲げてしまってあるので上だけ削って調整した
そのため窓位置が少々上がってしまった
早朝の2時間工作でやっと昨夜の状態まで戻すことが出来た

キャブ高さの比較 左は縦型モーター付きの製品で、今回加工しているのと同様の物 約3ミリ嵩上げした事になる


RMライブラリ16(B6回顧録 国鉄編)P46-47の実物写真と比べるとキャブ高さの差が小さいようにも見えるが、実物の嵩上げは固体差があるようにも思える
写真で見る小名浜のB6はこんな感じだと思う
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