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小名浜臨港 B375 (500 珊瑚) 23

2014-06-16 08:39:46 | 小名浜臨港 B375 / 珊瑚500
キットの逆転テコは砂箱と弁箱の間に付く長さになっているので使えない
t0.3板からサイドタンクの裏に達する長さに作り直した
関節を重ねて表現すべきかとも思ったが面倒になってシルエットだけの形にした

珊瑚A8の連結器は主台枠に開いた穴にネジ留めするようになっている
もちろん私は自動連結器付きにするわけだがKadeeを使うと元の穴では付け難い
そこで一旦真鍮ネジで穴を埋めておいた


主台枠を分解したついでにこれも懸案のブレーキテコ軸受けを移動するために切り取った


珊瑚のこのブレーキテコ軸受けの位置は機関車の系譜図に掲載されているネィスミス ウイルスンの組立図の通りに表現されている
私は以前に600型を組んだ折に実物の写真を見てこれの位置が2種類あることに気が付いた
第二動輪と従輪の間でブレーキテコ軸が動輪に近いのと従輪に近い位置のとあるのだ
その時には時代による制動機の変遷(真空→空気→蒸気)に伴って改造で移動するのだろうと思っていたが、そうではないのかもしれない
これは原型の時点で蒸気制動機の物は動輪寄り(珊瑚)、真空制動機のものは従輪寄りに配置されていたのかもしれない
その後制動機が変わってもブレーキシリンダの位置を変更してそのまま使用できたということだ
金田氏の本に因れば原型において 500型はほとんど全部が真空制動機 600型は最初の10両が蒸気制動機でその後は真空制動機に変わり、後に統一された(1893年以後の各私鉄向けは蒸気制動機)
つまり珊瑚が最初に製品化したA8は600型で、最も古い形態を模型化したためにテコ軸受けを第二動輪寄りに表現したと思われる
だから私が参考にしている小名浜や四ツ倉のA8は珊瑚と形が違うのだろうと思う

(6/17上記修正と下記追記)

*上記のブレーキテコ軸受けの位置の問題は
*十分に裏付けが取れていないので私の妄言、そういうことも有るかもしれない
*という程度のことです
*けして信用なさってはいけません
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