好きなもの ほしいもの。モノには色々な物語があると思っています。
(写真は毎日使っている市原平兵衞商店のお箸です)
まずはお箸から



子供の頃はあまり好きではなかったけれど、今は日陰にひっそりと咲く、この凛とした雰囲気が好きな花です。

柳 宗民さんの 『雑草ノオト』 によると、白い花びらのように見えるのは葉の変形したものとか。本当の花は中心の棒のようなものに密集している、ごく小さな淡黄色のところだそうです。
「ドクダミ」 とう名前はあまり良いイメージではないけれど、昔から薬草として広く利用されてるそうで、名前の由来も 「毒止め」 「毒矯め (矯め=正しく直す)」 という説があるそうです。



地下茎を残せば芽が出てくる強い植物との事なので、びっしり咲いているのを一輪頂いてきました。香りが強いので洗面所に置いて。一週間経ってさすがに花は弱ったけれど、葉はまだ元気で、つぼみがぷくっと白く膨らんできた様も何だか可愛らしいです。

面白いことに、昔の人はこの美しさに目をつけてか、幾つか園芸品種を作ったそうです。その中に八重咲きのものもあるとか。これは近所の公園の小さな水辺にひっそり咲いていました。
(これは少しだけなので、そっとしておこう)



コメント ( 6 )
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする



« ガトーショコ... Baccarat DOMP... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (batufolo)
2006-12-09 10:04:40
私もドクダミ大好きです。道端に咲いているのを見ても、頼りなさげな感じがなくて、まさに凛としていますね。数年前、幼かった娘が「見た目は好きだけれど、摘むと手がくさくなっちゃう」と教えてくれたのも、とても懐かしい思い出なのです。(笑)
 
 
 
Unknown (Yuko)
2006-12-09 10:05:51
ドクダミの花、以前は気にしていなかったのですが、最近は気になって目を向けるからなのか意外と色々なところに咲いているものですね。
うちの職場にも咲いていて、今まで10年以上働いていたのに気づかなかったな~と思ったところなんですよ。
八重咲きのものもあるんですね。昔から人を惹きつける花って変わらないのかもしれませんね。
 
 
 
Unknown (katokyo)
2006-12-09 10:06:07
batufoloさん、おはようございます。
このきっぱりとした白と、中心の黄色、そして葉の鮮やかな緑、これらの組み合わせが何ともシンプルでかつ美しいですよね。
娘さんのお話、可愛いなあと思いました。
子供にとってはちょっとシンプルすぎるお花なのに、それを 「好き」 と思うbatufoloさんの娘さんのセンスが伺えます。
 
 
 
Unknown (katokyo)
2006-12-09 10:06:26
Yukoさん、おはようございます。
気にして目を向けると結構沢山咲いていますよね。私が通っている職場の前の土手にも咲いていて、毎朝見るのを楽しみにしています。
大絵巻展の時にもちらっと書いたのですが、元は薬として入ってきた朝顔を観賞用として色々品種改良をしたのは江戸の庶民だそうです。日本人は草花を楽しむ感性が豊かだったのでしょうね。
 
 
 
Unknown (とり)
2006-12-09 10:06:49
でもねえ・・・・
庭のドクダミ、取っても取っても取っても取っても取っても、ちょっと油断するとすぐに庭いっぱいに・・・(__;)  ドクダミ茶として飲む(ウーロン茶に混ぜる)以外に冷蔵庫の消臭に使ったり、風呂に入れて入浴剤代わりにもしてますが・・・
 
 
 
Unknown (katokyo)
2006-12-09 10:07:06
とりさん、こんばんは。
確かに庭の所有者の立場からするとちょっとやっかいな植物ですよね。でも、無責任かもしれないけれど、外から眺める花は綺麗だな、と思うのです。
冷蔵庫の消臭ですか... お茶として飲むのは本で読んだのですが、他にも色々使い道があるんですね。お風呂って... かなり強い香りがするような気がするけど...
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。