AlexanderTechniqueヨガ講座：第８４回目
「できるかな？ 指のムドラー」１０月１８日
ヨガで指のムドラー（印）といえば、
有名な親指と人差し指でリングを作るシヴァ神の形があります。
他にはお釈迦様もやってる両手を重ねて親指を触れるやつがあります。
でも多くは仏教の三密ヨガで作られたようです。
三密ヨガというのは空海が広めた真言宗でやる
「指でムドラーを組み口でマントラを唱えて心に神仏の姿を思うと即身成仏する」
という教えです。
インドから中国を経て日本に伝わる途中で、道教にも影響を与えました。
それで道教のムドラーなのですが、これが複雑なのがたくさんあるんです。
形が複雑であればあるほど体に与える効果も高くなります。
どんな効果なのかというと、使用時に丹田にグッと力を入れるので、
意識の集中度がインスタントで高まります。
だから何か勝負事の本番直前にはたいへん効果があります。
（本当は妖術に使っていました）
今回は先天八卦印です。強力な邪気払いの印です。できるかな？
言葉で説明するよりも写真を見て順番に組んでください。
指の感覚を高めるので、
ピアニストやギタリストがステージ直前の意識集中法としては、
とても良い効果を出してくれます。
いきなりやるのは無理ですので、
普段から練習してスラスラいつでもどこでも組めるようにすることが肝心です。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ／クラニオセイクラル／アレクサンダーテクニーク／東京門前仲町レッスン
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吉田篤司