吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーパワーヨガ講座:第433回目「スパイラル・ルートの探求 その5」

2020-08-31 15:48:47 | 美容と健康

アレクサンダーパワーヨガ講座:第433回目「スパイラル・ルートの探求 その5」8月31日

(前回からの続き)

それではこれまでの腕と脚の組み合わせを使って、パールシュヴァコーナアサナをやってみましょう。今回は腕も脚も外旋、つまりリバースでやってみましょう。

1)左腕外旋+右脚外旋:背中は丸める

2)左腕外旋+右脚外旋:背中は反らせる

3)右腕外旋+左脚外旋:背中は反らせる

【アレクサンダーパワーヨガ Part-109】ウールドヴァクックタアサナ

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吉田篤司

 


アレクサンダーパワーヨガ講座:第432回目「スパイラル・ルートの探求 その4」

2020-08-30 12:11:52 | 美容と健康

アレクサンダーパワーヨガ講座:第432回目「スパイラル・ルートの探求 その4」8月30日

(前回からの続き)

右腕と左脚をそれぞれ胴体接続したら、次はそれを同期させます。すると頭頂から指先、そしてつま先までスパイラル・ルートが開通します。

<ノーマル>

右腕の外旋+左脚の内旋:ノーマル時には腕と脚は逆に回転します。そして腕外旋のときは背中が反り返ります。

右腕の内旋+左脚の外旋:腕内旋のときは背中が丸まります。まあこれが自然な流れです。

<リバース>

右腕の外旋+左脚の外旋:リバースでは右腕と左脚を同じ方向に回転させます。このとき頭と目線、背中の動きの組み合わせは、ひとつではなくてかなりの数のバリエーションが考えられます。全部、洗いざらい書くと複雑すぎて理解不能になるので、このあたりはフィーリングでやりましょう。

右腕の内旋+左脚の内旋:最初は不自然に感じるかもしれませんが、リバースは肉体レベルよりもエネルギーチャネルに働きます。動きがうまく調和すると、プラーナが流れて全身に驚きの変化があらわれます。

ここまでがスパイラルの基本ですが、ここで終わるわけではありません。さらなるルートが現れてきます。(次回に続く)

【アレクサンダーパワーヨガ Part-108】

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アレクサンダーパワーヨガ講座:第431回目「スパイラル・ルートの探求 その3」

2020-08-29 13:41:32 | 美容と健康

アレクサンダーパワーヨガ講座:第431回目「スパイラル・ルートの探求 その3」8月29日

 (前回からの続き)

腕の次は、脚と胴体の接続です。スパイラルは対角位置で強く働きますので、前回やった右腕のパートナーは、左脚になります。

<ノーマル>

脚の内旋:

左脚を内旋すると体がひねられて、後方に伸びていきます。そして背中は反り返るのが自然な動きです。

脚の外旋:

左脚を外旋すると背中は丸まりますね。流れを追いかけると、それが普通です。

ここで気がついてほしいこと。

腕の外旋では背中が反り返ったのに、脚の外旋では背中は丸くなる。

腕の内旋では背中が丸まったのに、脚の内線では背中は反り返る。

つまりノーマル時には、腕と脚は逆方向に動くんです。

 

<リバース>

脚の内旋:

左脚を内旋しながら、背中を丸めてみましょう。目線と頭は左足を向いて胴体はひねられますね。

脚の外旋:

左脚を外旋して、背中を反らせます。お腹が前に突き出て、あんまりカッコイイ姿勢ではありませんね。威張りくさった人はこういう姿勢を好むみたいですけど。まあここでは体の動きを探求するものなので、好みに関わらずこれもまた大切なのです。

この脚の4種類の動きで下半身のプラーナ(ヨガでアパーナ氣といいます)が五臓六腑に巡り出します。(次回に続く)

【アレクサンダーパワーヨガ Part-107】

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アレクサンダーパワーヨガ講座:第430回目「スパイラル・ルートの探求 その2」

2020-08-28 18:26:51 | 美容と健康

アレクサンダーパワーヨガ講座:第430回目「スパイラル・ルートの探求 その2」8月28日

 (前回からの続き)

それでまず腕と胴体の接続です。腕の外旋と内旋に胴体が連動すると、どのような流れができるのか。

<ノーマル>

腕の外旋:右腕の外旋して動きの流れを追いかけると、だいたいは目線と顔が指先を向いて、右胸が開きます。背中は反り返るようになります。まあ、自然というかシンプル、単純な動きです。

腕の内旋:右腕が内旋すると、アゴが下がって背中が丸くなります。右側の肩関節が開いて背中が広がります。これもいたって単純な動きです。

このときもしもアゴが上がっていたら?はっきり言ってよくありません。パソコン使用者によく見られる頸部崩壊です。アレクサンダーテクニークで最も嫌がる体の使い方です。

<リバース> さて今度は背中の動きを反転させてみましょう。

腕の外旋:腕を外旋しながら背中を丸めてみましょう。アゴが下がるようにします。ノーマルと比べると腕の動きが固まりがちになるかもしれませんが、角度や方向を変えて的確なルートが見つかると、胴体になめらかに連動します。

ここでもやはりアゴが上がると「汚い手を出すんじゃないの!お行儀悪い」とバシッと叩かれてしまいます。要は頭と背中の流れがうまく現れると、弓形になるということですね。

腕の内旋:次は腕を内旋しながら背中を反らせます。これは肩の流れが詰まる感じがするかもしれません。でもこれも角度と方向を変えて的確なルートを見つけると、スーッと気持ちよく連動します。

この4種類の動きで、プラーナの経路が開通して、肩コリなんかは簡単に解消しますね。こうしたノーマルとリバースの組み合わせを活用してパワーヨガを実践するなら、無理やり頑張ってポーズ完成させるのとは、結果が大きく変わりますね。(次回に続く)

【アレクサンダーパワーヨガ Part-106】

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アレクサンダーパワーヨガ講座:第429回目「スパイラル・ルートの探求 その1」

2020-08-27 17:49:32 | 美容と健康

アレクサンダーパワーヨガ講座:第429回目「スパイラル・ルートの探求 その1」8月27日

スパイラル・ルートを探求すると、またまた新たな道スジ、軌道が現れました。こういうのに出くわす度に、信念が崩壊して打ちのめされます。穴に入って閉じこもりたい気分になるのです。アレクサンダーテクニークにマニュアル(実践書)は通用しないのです。半年ごとに内容が360度、変わりますからね。

ヨガのクンダリニーの蛇もスパイラルで表されます。スパイラルといってもただ単純に、体の各部をねじるだけだと、それはコイル状の回転であって、真のスパイラルとはいえません。真のスパイラルを引き出すにはリバースの組み合わせが必要になります。

ただしたいへん頭を混乱させる動きになりますので、今回はもう一度、基本の基本にいったん戻りましょう。すると私もまた大きな発見がありました。新たな扉を見つけちゃいました! 決まりきったルート選びではなくて、たまには道から外れると、徳川家の財宝を掘り当てることもあるかもしれませんね。

1)腕の外回しのことを「腕の外旋」といいます。

2)腕の内回しのことを「腕の内旋」といいます。

3)脚の外回しのことを「脚の外旋」といいます。

4)脚の内回しのことを「脚の内旋」といいます。

これを知らないと、先に進めませんので、しっかり覚えてください。そしてスパイラル・ルートでは右腕と左脚、左腕と右脚というように対角線上で、大きく作用します。(次回に続く)

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