スパイラル呼吸ヨガ講座：第511回「上級：マリーチⅣ」11月30日
マリーチは古代インドの賢者です。そしてマリーチのポーズには４種類あります。今回のはその中でもとりわけ難易度の高いアサナです。
１）まず右足を左脚の付け根に乗せます。半跏府座、つまり弥勒菩薩の足の組み方です。
２）両手で立てている左ひざを手前に引き寄せます。スパイラル呼吸をしながら何度も繰り返して柔軟にしていきます。
３）するとやがて右上腕を左膝に引っ掛けることができます。（ただしそう簡単にはいきませんよ）
４）そしてスパイラル呼吸をしながら、右腕の外旋と内旋を繰り返しているうちに、右腕がどんどん深く潜り込んでいけるんです。そしてクルッと回転して指先が後方に向かうことができます。
５）ひたすらスパイラル呼吸を続けると、やがて左手と右手が背中側で近づけることができます。
６）柔軟性が十分に高まったら左右の指を組みます。今日はここまでくるのに５分かかりました。
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吉田篤司
驚異のスパイラル呼吸法™！みるみる柔軟化
スパイラル呼吸法を実践開始３週間。するとたいした柔軟でもなかった私が、今じゃまさかここまでやるか？の軟体動物になりました。しかも筋肉もモリモリついてきています。東京門前仲町でのレッスン、ぜひ体感してください。１回目でさっそく肉体と精神が生まれ変わります。
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吉田篤司
スパイラル呼吸ヨガ講座：第510回「上級：サルヴァンガアサナ」11月28日
サルヴァンガアサナは肩で立つ逆立ちです。基本のサルヴァンガアサナは初級から開始できますが、背中をマットから垂直に立たせるのは、なかなか難しいです。
今回はさらに難易度の高いタイプで両足を傾斜させます。傾斜角度は腕の長さによって、ほとんど決まりますね。上腕が長ければ手首を尾骨に当てて支えますが、私の腕はそれほど長くないので、ちょっとそこまで届きません。（別の言い方をすると胴が長い）
まあヨガを実践していると、骨が成長しますので、もしかしたら私もそのうち、届くようになるかもしれませんね。事実、スパイラル呼吸法を始めてから３週間が過ぎたところですが、体つきが本当に大きく変化しました。
レッスンに来てくれる人たちから、毎回指摘されるほどです。そしてレッスンに来る人たちもまた、柔軟性と筋力アップ、若返りを始めとした驚異的な変化でみな驚いています。
１）まずハラアサナ（鋤のポーズ）が出来ることが前提です。この時にできるだけ肩甲骨を背骨に寄せて胸椎を体の奥に向かわせます。すると次にサルワーンガアサナがやり易くなるんです。
２）手を背中にして足を天井に向けて伸ばします。うまく床から垂直に立つコツは？
・アゴを引いて胸をくっつけるようにする。
・足がクレーン車で吊り上げられるのをイメージする。
・とにかくひたすら手で背中を押し上げる。
などです。
３）脚を開いて下半身を左右に回転させます。
４）再び両足を上げますが、ここで骨盤を少しカメラの方を向くように回転させるんです。
５）そして手の位置を適当なところに変えて骨盤を支えて、足を下降させます。
６）反対側に骨盤を回転すると、このようになります。
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吉田篤司
スパイラル呼吸ヨガ講座：第509回「初級：ジャタラ・パリヴァルタナアサナ」11月27日
ジャタラ・パリヴァルタナアサナ、ワニのポーズです。先日腕立て伏せをやりましたが、あれは別の種類のワニです。
クロコダイルとアリゲーターのようなものです。姿は似ていますが歩き方が違うそうです。クロコダイルはお腹を地面から持ち上げて歩きます。だから腕立て伏せの「チャトランガダンダアサナ」はクロコダイルです。
一方、アリゲーターはお腹を地面につけて歩きます。今回の「ジャタラ・パリヴァルタナアサナ」は、アリゲーターですね。
１）仰向けになって左手で右足の甲を上からつかみます。
２）息を吐き出しながら、左に転がって右足を伸ばします。このとき目線と体の各パーツがうまく調和して連動させます。すると頭は自動的に床から持ち上がるんです。ダランと脱力してはいけません。右腕と左脚の外旋と内旋、動きの可能性を探求してください。スパイラル・ルートが働きます。
３）元の仰向けに戻ります。
４）次に息を吐きながら、右に転がって右脚を伸ばします。
背中からだと何をやってるか分からないでしょうから、位置を変えた写真です。
やはり頭は持ち上がって、各パーツの連動、そして内旋と外旋の探求です。
５）再び左に転がってアリゲーター、この動作を呼吸とともに繰り返します。
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吉田篤司
スパイラル呼吸ヨガ講座：第508回「初級：ゴームカアサナ」11月26日
ゴームカアサナ（牛の顔のポーズ）は臀部の筋肉が良い感じでストレッチがかかります。初めてやる人や足回りが固い人はズキズキ痛く感じるかもしれませんね。これもスパイラル呼吸法でやると、多方向に体をひねることが可能になります。
１）まず脚をクロスして膝を重ねるようにします。
２）そしてお尻を落として、左右の手を背中側で組みます。
３）息を吐きだしながら、目線と頭、胴体をひねります。
４）ひねる方向、頭の回転方向、いろんな組み合わせができます。
ゴームカアサナには上級タイプがあります。膝だけでなく足もクロスします。これメチャクチャにキツイです。やりたい人はトライして構いませんが、無理にマネする必要はありません。でもスパイラル呼吸法のおかげで、とりあえずなんとか組むことはできるようになりました。
でも安定しないし、ちょっとバランス失うと、足がギャー！です。背中に手をやるのはあきらめて、腕の内旋と外旋のスパイラル呼吸です。
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