サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチングPart2。写真はクリックで大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part2
ナガミノヒナゲシ・2~実

道端には花がまだまだ咲き続けているが、花が終わると試してみたいことが一つ。「ナガミノヒナゲシ(長実雛芥子・長実雛罌粟)」の名前はこの実が長いことで付けられているが、よく見ると上部にわずかな隙間が確認できる。花が終わった直後の緑色の実には、まだこの隙間は無く、写真のように褐色に変化する頃に現れる。この実は風が吹くとユラユラ揺れて、いわゆる “ふりかけ容器” の原理で隙間から種子が飛び出してくる。一年振りに 『シャカシャカ』 と振ってみると、中から直径1ミリにも満たない小さな黒い種子がたくさん飛び出てきた。お近くで見つけられたら是非お試しあれ。
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種こんなにまじまじ見たことなかったですが、面白い形ですね。
“自然の妙”というか、本当に面白い話、ありがとうございます。住人さんの観察力に脱帽です。是非私も見つけて果実を振ってみたいと思います。“容器”から種子を全て取り出して、できれば代わりに胡椒を入れて卓上で使ってみたいと思います。
風に吹かれて種がどんどん撒き散らされていますので増えるのは当然ですね。
大栗川沿いにたくさん咲いていますね。是非ご覧になって下さい。
面白いでしょう。私も去年、知ったばかりです。是非試してみて下さい。卓上の容器としては小さすぎますが、塩、胡椒の粒なら大丈夫ですね。
早速実を採って良くみました。
上手くできている容器ですね。
沢山増えるわけです。
お試しになられましたか? なかなか面白いですよね。上手く隙間ができるものです。
これ、どんなに小さな株でも、必ず花を咲かせ結実するので、繁殖力が尋常ではないのだとか・・。
それは大変ですね。こちらでもアスファルト道路脇の生育環境の悪いところでもどんどん増えています。年々多くなっているような気がしますね。
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