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スイレン・2~繁殖

 東京薬科大学の池で、かなりの広さに拡がっている「スイレン(睡蓮)」。スイレンは、スイレン科スイレン属の総称で、日本に自生する白い花はヒツジグサ(羊草)と呼ばれる。写真の赤い花は、おそらく温帯性の園芸品種と思われるが、一応スイレンとしておこう。
 先日のTVニュースで、スイレンを “駆除” したというニュースが流れてビックリ。これは相模原市の遊園地の池でスイレンが大繁殖し、昆虫のオオイトトンボや水生植物のアサザ、タヌイモ等の生育に深刻な被害が出ているためだという。スイレンは繁殖力が強く適切に管理すれば問題ないが、放置すれば水中で茎がどんどん伸びて生態系に大きな影響を及ぼすようだ。モネの 『睡蓮』 などのイメージが強く、花がたくさん咲けば綺麗で良いと思ってしまうが、これがそうも言えないところがつらい。
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