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ハンカチノキ・1~開花

 南大沢学園三番街バス停の脇にある「ハンカチノキ(はんかちの木)」。何年も前から “シナノキ” の名札を付けられているが、これは間違い。ハンカチノキはハンカチノキ科(またはヌマミズキ科)ハンカチノキ属の落葉高木。この樹は、数年前に強剪定されて花が咲かなくなり、毎年気に掛けていたが、今年ようやく花が復活した。ハンカチの数は、まだ4~5枚しか無いが、来年は、樹いっぱいにハンカチをぶら下げてくれるだろう。期待しているぞ。
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ホタルカズラ・1~開花

 数年前に内裏谷戸公園の雑木林で見たのを最後にお目に掛かっていなかったが、小山内裏公園できちんと保護されていた「ホタルカズラ(蛍蔓)」。ムラサキ科ムラサキ属の多年草で、茎は地面を這って拡がっていく。花径は2センチほどで瑠璃色がとても美しい。写真の左下にある赤紫色の花が咲き始めの色で、次第にコバルトブルーに変化する。
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ササバギンラン

 “鑓水板木の杜緑地” の案内看板によると、この地域一帯は岩盤層があり、山の中腹を尖ったもので突くと地下水が湧き出るとある。この水を、節を抜いた竹で導き、瓶などに貯えて飲料水として利用した。これを筧(かけひ)と言い、この瓶から、水を流れるようにしたものが “鑓り水” で、このあたりの地名の由来になっている。この緑地内の尾根道は、旧鎌倉街道と呼ばれ、相模を通り、甲州・秩父方面へと通じ、浜街道とともに重要な街道だったと説明にある。 写真は緑地内の細い山道で見つけた「ササバギンラン(笹葉銀蘭)」。葉のほうが花序よりも高く、ギンランよりもやや大きい。
 さて先日、ここから少し離れた内裏谷戸公園の山道でもササバギンランを見つけたが、数日後に行ってみると、茎の上がスッパリと切られていた。根こそぎではないので、おそらく挿し花にでもしたのだろう。子供が切ったのかも知れないが、ちょっと残念な出来事だった。
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