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ヤマボウシ・5~初夏

 陽がずいぶん長くなり、午後7時頃でも薄明るい。暦の上では昨日が “芒種”。 さらに昨日一日だけではなく、これから夏至までの期間を芒種と呼ぶこともある。 “芒(のぎ)” とはイネ科の植物に見られる小穂の頴の先端にある棘状の突起だが、芒種はその芒のある穀物の種を蒔く頃という意味になる。
 季節は春から夏になり、その強い日差しで白さが眩しい「ヤマボウシ(山法師)」。ミズキ科ヤマボウシ属の落葉高木で、手裏剣のような形の白い花が鮮やか。花弁のように見えるのは総苞で、本当の花は中心の丸い部分に密集している。
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