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エノキ

 清水入緑地の中ほどにある「エノキ(榎)」。ニレ科エノキ属の落葉高木で、雑木林でよく見られるが、公園樹などに利用されることも多い。江戸時代には一里塚の目印として植えられていたようだが、ゾウの足をイメージさせられる太い幹と、多い枝で大きくなるのが特徴。4月頃に枝先に目立たない花を咲かせ、秋に写真のように直径5~6ミリの球形の実を稔らせる。ここの樹は去年に比べて実の出来があまり良くないようだが、この姿を見るとお約束の味見。一粒が小さいので、 “口いっぱいに拡がる” というほどではないが、口先で栗の実のようなほのかな甘味が楽しめる。
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