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ホソアオゲイトウ・2~開花

 日当たりの良い草むらで背丈をグングン伸ばしている「ホソアオゲイトウ(細青鶏頭)」。ヒユ科ヒユ属の一年草で、熱帯アメリカ原産の帰化植物。ケイトウ(鶏頭)に似て花穂が細く緑色であることが名の由来。
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フウセンカズラ・5~猿顔

 種子の中にある猿顔がおわかりだろうか。「フウセンカズラ(風船葛)」の種子は直径4~5ミリほどで、一つの風船の中に3個できる。風船の内壁に付いていた部分が白いまま残り、ご覧のように可愛い猿の顔になる。フウセンカズラはムクロジ科フウセンカズラ属のつる性一年草。ちなみに種子の下はホオノキの葉。
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サワギキョウ・5~雌蕊

 開花してから数日後の「サワギキョウ(沢桔梗)」。開花したての頃は雄蕊が雌蕊を包んでいるが、その後、雄蕊は衰退し雄蕊の柱頭が現れる。サワギキョウは雄性先熟で、雄蕊が花粉を出している雄性期と、その後の雌性期に分かれている。
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ホオズキ・3~網目

 道端で見つけた「ホオズキ(鬼灯・酸漿)」。外側の皮が葉脈だけ残した網目状になり中の実が透けて見える。ホオズキの実が網目状になるのは、カタツムリ説やナメクジ説、あるいは小さな昆虫説があるが、どうやら湿気などにより何らかの菌がついてこのような姿に変化するようだ。
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アギナシ・2~葉

 オモダカの花や葉とそっくりなので、パッと見ただけでは区別が難しい。写真は「アギナシ(顎無し)」とオモダカの側裂片(矢じり型の下部の2つに割れた部分)の先端を比べてみたもの。右側がアギナシのもので、その先端は微妙に丸まっている。ボールペンの先端に見えるという解説もあるが、たまたまこの葉は黒く変色したため確かにそのように見える。これに対して左側のオモダカのほうは、先端までしっかり尖っているのがわかる。
 後方に写っているのは、アギナシの葉の全体像。上裂片が側裂片よりも長くなるのがアギナシの特徴のようだが、アギナシやオモダカの葉は個体差が多く、細いものもあれば丸っこいものもあって一概に判断するのは難しそうだ。
 葉のほかに根にも違いがある。オモダカは白い根に混じって水中に走出枝を伸ばし、そこに小さな根茎をいくつも形成するが、アギナシには走出枝や根茎は無く、葉腋に小さなムカゴをたくさんつける。と言っても根は泥の中なのでまだ確認できていない。
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