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ハナオチバタケ

 小山内裏公園の鮎道脇で見つけた「ハナオチバタケ(花落葉茸)」。キシメジ科ホウライタケ属のキノコで、秋に広葉樹の落葉などに群生する。傘の直径は1センチほどで背丈は大きいものでも3センチ程度。針金のように細い柄が可愛らしい。写真の褐色のほか紅色もあるようだが、この界隈ではほとんどこの色。林間の散歩道で見つけると、散歩が楽しくなる。
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カワラタケ

 小山内裏公園の倒木に生えていた「カワラタケ(瓦茸)」。サルノコシカケ科カワラタケ属のキノコで、広葉樹などの枯れ木などに発生する。名前の通り、まさに “瓦” のように綺麗に重なっており、また谷間の千枚田のようにも見える。
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シラヤマギク・2~開花

 去年は11月中旬に終わりかけの花を見たので、今年は開花時期を気にしていたが、思った通り9月上旬に咲き始めていた「シラヤマギク(白山菊)」。キク科シオン属の多年草で、花径は2センチ程度だが、背丈は1メートルを超える。
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ヤブツルアズキ・4~鑓水

 鑓水小山緑地の遊歩道脇で見つけた「ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)」。マメ科ササゲ属のつる性一年草で、アズキはこのヤブツルアズキを改良したとされている。ところがアズキが野生化したものがヤブツルアズキだという説もあり、真相は藪の中、いや闇の中。花の形はノアズキに良く似ているが、葉や豆果の形は異なる。
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カリガネソウ

 クマツヅラ科カリガネソウ属の「カリガネソウ(雁草・雁金草)」。日当たりが良くかつ湿地のような場所に生育する。花弁は5枚で、上と左右に2枚ずつ。下に伸びた花弁には模様が入る。雌蕊の花柱と4本の雄蕊が帆掛け舟のような形になるため、別名は「ホカケソウ(帆掛草)」。
 さて帆掛け舟のようなカリガネソウを見ていて思い出したのが、歴史の教科書に出ていた150年前の横浜開港当時の絵。小舟の向こうに蒸気船が黒い煙をモクモクと出している様子が描かれていた。1909年の開港50周年式典で披露されたのが “横浜市歌”。以前、バラエティ番組の “ケンミンショー” で、『横浜市民なら誰でも歌える歌』 と紹介されていたが、当時は小学校(横浜市立)では校歌と一緒に市歌も教え、主要行事では必ず歌っていたもの。アップテンポで始まった歌が、途中でゆったりとしたメロディになり、最後はまたアップテンポで終わるとても楽しい歌で、今でもしっかり覚えている。小学生には歌詞がいささか難しかったが、作詞者は、かの森鴎外。
 横浜港と多摩ニュータウンは無関係のようだが、実は “絹の道” で繋がっている。明治時代以降、輸出用の生糸が八王子近郊で生産され、さらに長野、山梨、群馬などからも集められて、絹の道を通って横浜港まで運ばれていた。絹の道の面影は、ニュータウンの自然の中に残っている。

『横浜市歌』(著作権法により歌詞省略)
   作詞:森林太郎(鴎外) 作曲:南能衛
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