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カワラケツメイ・2~道端

 マメ科特有の蝶形花ではなく、少しいびつな形の「カワラケツメイ(河原決明)」。マメ科カワラケツメイ属の一年草で、日当たりの良い河原や道端に生育する。名前のもとになっている “決明子(けつめいし)” は、マメ科のエビスグサ(胡草・恵比須草・夷草)の生薬名で、胃腸の病や、眼病など広く薬効がある。ちなみに、男性4人グループの “ケツメイシ” は、この薬草の名前を取ったようだが、メンバーの2人は、私が良く訪れる東京薬科大学を卒業している。
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ジョウシュウカメモヅル

 長池公園の歩道脇に咲く「ジョウシュウカモメヅル(上州鷗蔓)」。ガガイモ科カモメヅル属のつる性多年草でコバノカモメヅルの変種。コバノカモメヅルの花径が1センチ未満なのに対して、こちらは2センチ近くあるので、区別しているようだ。これには名札が付いていたので、ジョウシュウカモメヅルとしたが、以前は確かコバノカモメヅルという名札だったような記憶がある。その後の調査で変更されたのだろう。ジョウシュウカモメヅルは名前の通り、群馬県の榛名山で最初に発見されたという。
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ユウガギク・2~特徴

 蓮生寺公園の沼地脇に咲く「ユウガギク(柚香菊)」。キク科ヨメナ属の多年草で、カントウヨメナに特徴が良く似ている。花径は3センチ程度ありカントウヨメナよりひと回り大きい。ユズの香りがするということから名付けられているが、実際に鼻を近づけても香りは全く無い。
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カントウヨメナ・3~同定

 2~3年前にスミレの同定にチャレンジして、何とかこの界隈で16種類のスミレを見つけることができた。そして次の課題は “野菊” の同定。野菊は変異が多く、今まではせっかく撮った写真も名前がわからずボツになることが多かった。しかし昨秋から少しずつ特徴を勉強して、今年は野菊を積極的に探そうと思っている。図鑑で少し予習してみると、この界隈で見られる野菊はおそらく10種類に満たないだろう。スミレよりは楽だと思うのだが、これがなかなか難しい。
 さてまず初めは「カントウヨメナ(関東嫁菜)」。キク科ヨメナ属の多年草で、やや湿った場所を好む。舌状花は淡い紫色で、花径は2センチほどと小さく、冠毛はほとんど確認できない。葉は卵状披針形で鋸歯が確認できる。
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メドハギ・2~尾根幹線

 尾根幹線沿いの歩道脇で見つけた「メドハギ(筮萩)」。マメ科ハギ属の多年草で、日当たりの良い道端に生える。 “筮” の字をメドギと読むが、古代、この茎を使って占いをしたという。その後、この茎に代わって竹が占いに用いられるようになり、これを “筮竹(ぜいちく)” と呼んでいる。茎は1メートルほどに伸びるが、蝶形花は1センチにも満たない。
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