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My Life & My Favorite

ぐーたら専業主婦の引きこもりブログです(笑)

【アニメ】藤子・F・不二雄 ミノタウロスの皿

2010-01-20 09:59:53 | アニメ
「ドラえもん」でお馴染みの作者、藤子・F・不二雄氏の
「すこし・ふしぎ(SF)」シリーズ。

これ、衝撃的な作品でした

【ストーリー】
イノックス星という星に不時着した主人公。そこは古代ギリシア文明と
似た文明があった。
でも、地球と徹底的に違うのは、人間が家畜として飼われていて、その星では
人間が牛人に食べられているということ
主人公は心優しく美しいミノアという少女に助けられるが、彼女もまた家畜。
住んでいる家は「小屋」だし、食べ物は「エサ」と呼ばれていた。

ミノアは「ミノタウロスの大祭」の大皿に盛られて生贄として牛人達に
食べられる予定となっており、彼女自身はそれを怖がるどころか
大祭で食べられることにむしろ誇りを持っていた。

「食べられるということは、死ぬということなんだよ!?」と主人公。
「そりゃ、確実に死ぬわよ。当たり前じゃない」とミノア。彼女によると
大祭の生贄というのはとても名誉なことで、特別美味しいと大祭史に名前が残るそうで、
家畜である人間達はその大皿の生贄に選ばれるために「努力」するらしい。
「発育が悪いと、そりゃ惨めなものよ生肉がダメならハムかソーセージになるしかないし、
もっと悪けりゃ畑の肥料よ。私、そんなのガマンならないわ」と力説するミノア↓

主人公とミノアの間にある、絶望的なほどの価値観の相違・・・
ミノアを何とか助けたいと思っても、ミノアは「助かる」つもりは毛頭なく、
「死ぬのは怖いわ。でも、大祭の栄誉を失うのはもっと怖いわ!」と言い張る。
何もできず、ミノアを抱きしめむせび泣く主人公・・・。
ミノア:「泣かないで。私まで悲しくなっちゃう・・・」↓

主人公はミノアを助けたい一心で大祭の司祭に説得するが、話は平行線。
そうこうしているうちにミノアは大皿に盛られるための「下処理」をされていた。
第1処理室は「消化器官を洗浄する」場所、↓

第2処理室は「身体中の血をキレイな血に入れ替える」場所・・・↓


処理が進んで行く中でもミノアを助けようと奮闘する主人公↓


結局ミノアは大皿に盛られ、「生け造り」にされるのであった・・・↓


地球から救命宇宙船がやって来て、地球に帰還中の宇宙船の中でビーフステーキを
食べる主人公。
「帰りの宇宙船の中、待望のステーキを頬ばって、俺は泣いた・・・」↓



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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-07-01 02:48:59
懐かしい物にめぐり合えた。
多分小学校の低学年位の時おばあちゃんの家で再放送を見たのを覚えてました。
1つ1つの描写が強烈で
この人はやっぱり天才だと思う
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>Unknownさん (ボソバユ)
2011-07-02 19:02:29
小学生の、それも低学年で見たら衝撃受けるでしょうね…。
私が主人公だったら帰りの宇宙船でステーキは食べられません
藤子・F・不二雄氏は偉大ですね。
返信する

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