サンデーたかひろ

絵描き・ながさわたかひろの制作実況 “from Machida, Tokyo”

10月:第2週『愛の猫ひろし』

2019年10月13日 | 愛の肖像画

10月7日
 TOHOシネマズ新宿で『ジョーカー』。うんと揺さぶられ、そのまま下北沢へ

 下北沢・風知空知で〈アナログばか一代〉。“湯浅湾「脈」発売記念~湯浅湾連想楽曲特集~” 湯浅学さん、樋口泰人さん、直枝政広さん、谷口雄さんの4人が同じテーマで持ち寄ったレコードを爆音で聴くトークショー。“愛の湯浅学”を持参して。
 開場数分前に到着。フロア中央の席を選ぶ。やや遅れて湯浅さんが到着。躊躇すれば思いが肥大化し踏み出せなくなることは必定、考える前にGO!だ。「大竹伸朗さんの展覧会で写真を撮らせていただ絵描きです…」「ああっ!」「ハイ。湯浅さんを描いてきました。見ていただけませんか?」「あらら。オレ、今日は終わったらすぐに出なきゃいけないんだよー、どうしようかな」「あ、いや、それならまた出直します」「いただいた本、読んだよ。こんなことしてる人いるんだ〜って。せっかくだし、ちゃんと見たいな」…ジーン。嬉しい。「そうだなぁ… ○月○日の○○はどうかな?この日はゆっくり見れると思うんだ」「伺います!」
 約3時間の会の終盤、レコードを聴きながら片付けを始め、誰よりも早く店を出た湯浅さんを見送った。

 

10月11日
 11時、東西線木場駅前の“珈琲館”猫ひろしさんと待ち合わせ。自転車で現れた猫さん、週末に走る予定だった“東北・みやぎ復興マラソン”が台風の影響で中止が決まったそう。それによって今後のトレーニングメニューも変わってくるらしく、しばしコーチの方と電話でやりとり。なんだかお忙しそうだ。カンボジアの五輪代表枠は陸上競技全体で男女1人づつなんだそうで、来年の東京五輪出場のためには、11月末からフィリピンで開催される東南アジア競技大会のレース結果が大事と教えてもらった。東京の街中をカンボジア代表として走る猫さん、是非とも見てみたい。
 前回ほとんどお伝えできていなかった自分の活動についてご説明し、描いてきた絵を見ていただく。「エーッ!うわ〜!」そして食い入るようにまじまじ…好反応。嬉しい。「仕事がら似顔絵を描いてもらうことがなくはないんですけど、こんな絵って初めてなんで。あっ、高田先生と松村さんまで。ありがとうございます!」…感謝されると恐縮してしまのはオリジナルをそのままお渡しすることができていた「に・褒められたくて」と違い、今は何もお渡しできないから。なんとも面はゆい。
 「自分、もうちょっと残っていくので、ここは払いますから」と猫さん。結局ご馳走になってしまう。なんともはや。。
 とにもかくにも来年が楽しみ。猫さん、応援してます。ありがとうございました!

 

 ホクホクしながら地下鉄を乗り換え、六本木へ。六本木ヒルズ52階・屋内展望台〈東京シティビュー・スカイギャラリー〉で細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969-2019」。


細野さんは絵も上手い

 同フロア〈森アーツセンターギャラリー〉で「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」。


バスキア展は入館料2千円超え…ちと高い

 53階〈森美術館〉では「塩田千春展:魂がふるえる」。

 出口前の一室で同時開催中の“MAMスクリーン”、すべての展示を台無しにする(否、一蹴する、ひょっとすると凌駕する)高田冬彦の映像作品は必見。11作品で1時間ほど。

 

 その足で東京ミッドタウンへ。小西康陽さんのソロプロジェクト「PIZZICATO ONE at billboard LIVE TOKYO」。ギター、ピアノ、ベース、ドラム、ビブラフォン+ボーカル小西さんの6人編成。歌い手としての小西康陽もまた良し。

 

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