サンデーたかひろ

絵描き・ながさわたかひろの制作実況 “from Machida, Tokyo”

もうちょっと、『顔、顔、顔』展:故郷編、開催してます

2024年02月25日 | 愛の肖像画

山形県東根市・まなびあテラスでの『顔、顔、顔』展〈故郷編〉。会期は、あと残り1週間です。

これまでご来場いただいた皆さん、どうもありがとうございました。

今回の展示では、関連品を一緒に並べることで、僕が何に惹かれているのか、そして相手がどういう方なのかを、少しでも理解していただきたいと考えています。

興味を持っていただけたら、テキスト本を手に取り、より深く。そして僕も居るので、あとはなんでも聞いてくださいという内容です。

 

作品もいくつかは平置きで一緒に展示しました。

 


 

先週は甥っ子がインフルエンザを発症し、急遽、実家を出て宿泊施設を転々としていました。

弟曰く、今日からは戻って大丈夫だそう。フ〜、なんとか乗り越えられたか。

今夜は雪模様とのこと。

明日(26月)は休館日です。

しっかり休んで、ラストウィークもしっかり万全の体調で皆さんをお迎えする所存。

 

皆さまのお越しをお待ちしております!

 

 

ながさわたかひろ展『顔、顔、顔』

故郷編は、3月3日(日)まで 山形県東根市の公益文化施設まなびあテラスにて

 

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まだまだ『顔、顔、顔』展:故郷編、開催中です

2024年02月18日 | 愛の肖像画

ながさわたかひろ展『顔、顔、顔』故郷編、3月3日まで開催中です。

会場は山形県東根市・まなびあテラス。只今、山形入りして在廊中。毎日、実家から通っています。

 

東根市は山形県の中央、その右端に位置します。山形県は人の横顔に例えられたりもしますが、ちょうどその小脳あたりです。

奥羽山脈を隔てて隣が仙台市なのですが、この奥羽山脈ってのが曲者で宮城県とは隔絶していると言っていいでしょう。

東北6県でも太平洋側と日本海側とでは、気候も文化もまるで違っており、南側の福島とは険しい峠越え、新潟は朝日連峰によって遮断。

その結果、山形と秋田は陸の孤島に。どうにも垢抜けない田舎と、少なくとも高校生時分はそう思ってました。

今は「そんなのカンケーねぇ!」ですけど。

いや、今回の能登半島地震からも分かるように、日本ってのは、ところどころで分断されてるんですね、やっぱり。

 

さて、で、こんな場所で、しかも真冬に展覧会をやって誰が見にくるのって思いもあったのですが、

あにはからんや、山形県全域から見に来ていただいております。

 

どこで知ってもらえたのか、来場者の方が口々におっしゃるのは、なんと言っても新聞です。

山形新聞。初日に取材に来られ、翌日に記事にしていただきました。

翌週には1面左下のコラム「談話室」(朝日新聞で言えば「天声人語」のところ)にも取り上げていただきました。

新聞の購読者が減ってるというけれど、少なくとも、ここ山形では、まだまだ読まれているように感じます。

その山形新聞で細々と続いている僕の連載コラムも、ずっと読んでますっていう方がいらっしゃって。とても勇気づけられました。

 

今週は、YTS山形テレビとYBC山形放送に出演しました。

(メディアタワー内で門田アナと)

 

告知用に用意していたチラシが好評で、お持ち帰りいただく方が多く、在庫が無くなってきたので、追加発注しました。

今週中頃には、またドーンと積まれると思います。今回はちょっと高級感のあるコート紙に変えてみました。楽しみ。

 

お客さんの中には、モノ作りをされている方、表現されている方もいらっしゃって、お話をするといろんな刺激を受けます。

東京では得られない刺激です。地に足のついた、というか、根を張ったというか、そんな力強さ。そして逞しさ。そして謙虚さ。

美術とか芸術とか、そんな言葉を口にするのが恥ずかしくなります。

皆さん凄いです。

 

会期後半の出会いにも期待しております。

とにかく会期中は毎日在廊していますし、新刊をお買い上げいただけたら、その場で似顔絵も描きます。

山形県東根市・まなびあテラスでお待ちしております!

 

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『顔、顔、顔』展:故郷編、開催中です

2024年02月11日 | 愛の肖像画

ながさわたかひろ展『顔、顔、顔』故郷編が、山形県東根市・まなびあテラスで開催中。

東根市は僕の出身地なのですが、とはいえ僕が育った頃(30数年前)とはすっかり別の街の様相です。

畑を切り拓き、整備して、その真ん中に市役所や学校を建て、新しい中心部ができました。

その一画にある複合型の文化施設が「まなびあテラス」で、図書館と美術館と市民ギャラリーと、多目的に使用可能な教室などが併設されています。

美術館には展示用の設備が揃っており、やりがいのある展示空間です。ここでは今回が2回目の展覧会になります。

前回は東京藝大の宮本武典さんがキュレーションしてくれたので、それはもう洗練された空間になったのですが、今回は自分でやっているので… まぁ、毎度やっている個展の延長です。

ここ数年はコロナ禍にあって個展ができていなかったので、展示したい作品、見ていただきたい作品は、いっぱいあります。

特に2019年から取り組んでいる『愛の肖像画』。今回は、このシリーズほぼ全作品を展示しています。

時間軸でいうと、その真ん中にすっぽり空洞みたいな期間があり、それがそのままコロナ禍にあたります。

この時期の作品が『ウィズコロナの肖像』。会場を2フロアに分けて、それぞれ展示しています。

手前のフロアが『ウィズコロナの肖像』です。

これまでは1,000枚を一つの塊として展示していたのですが、今回は月毎に分けて展示してみました。

 

その奥が『愛の肖像画』エリア

真ん中にデスクが置いてあり、そこに僕が座っています。

すると、どういうわけか『ウィズコロナの肖像』だけを見て、そのままスーッと帰ってしまう人が多いことに気づきました。

その理由を、あるお客さんに尋ねてみると「人が居ると構えてしまうんだろう。ここらの人はそんなもんかも知れねぇ」とのこと。

 

えっ、それ、まさに僕自身がそうです… 汗

つまり自分は紛れもなくこの土地の人間なのだと痛感しました。

とにかく他人を意識しちゃう。知らない人と一緒にいると、手汗びっしょりで心拍数が上がっちゃう、そんなような。

言ってみれば『愛の肖像画』はすべて、そんな自分との闘いの記録です。

だから、そんな人にこそ見てもらいたい作品でもあります。

テキスト片手に見たら、誰よりも分かってくれると思うので。どんだけ寂しいヤツかって話ですけど。。

 

なので毎日、どうすれば気楽に入ってきてもらえるものか、動線とかを考えています。一番は僕が居なければいいのでしょうが。。

これから来られる方、どうぞ心穏やかにご覧ください。人が居ますが、話しかけられないかぎり喋りかけたりしません。

人畜無害です。

 

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

 

 

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新刊本『愛の肖像画 ながさわたかひろの冒険 2019−2023』

2024年02月07日 | 愛の肖像画

山形県東根市の公益文化施設まなびあテラス特別展示室、通称・東根市美術館で展覧会を開催中です。

ちなみに東根(ひがしね)市は、僕が生まれ育ったところ。

今回の展覧会は、2019年から取り込んでいる『愛の肖像画」シリーズ・42作品と、
コロナ禍に突入した2020年4月~約3年間、毎日描いていた『ウィズコロナの肖像』全1,001枚を展示しています。

両シリーズともに連作としての意味合いが強いので、こうしてまとめて展示・観覧できる機会を得たことが、とてもありがたく。感謝感謝。

特に『ウィズコロナの肖像』は、昨年のTARO賞の展示が最もタイムリーな時期(マスク着脱が個人の判断になったころ)であって、あとはどんどん風化していくものかもしれないので(エンゼルスの大谷が昔のことになるんだもんね)、今回がこうして大きな壁面で展開できるギリギリのタイミングかもしれません。
メジャー開幕前にね。

『愛の肖像画』は、この展覧会が決まってからもまだ増えているのですが、今後、持ち出しで場所を借りて展示することは困難になると思います。
なにせ広い場所が必要になるので。そんなの借りれない!だから今回の展覧会は貴重!

なので一発奮起して、この展覧会の図録も兼ねた、本をつくろうと思いました。
ここ5年の、平時にコロナ禍がすっぽりジョイントされた活動を、まるっとまとめてあります。
売る絵を持たない絵描きが〝新作〟としてリリースする〝作品〟です。
自費出版ゆえ編集も自分。拙さいっぱいですが、いま伝えたいことを目一杯詰め込みました。

 

新刊『愛の肖像画 ながさわたかひろの冒険 2019−2023』

176ページの上製本、1,000部の自費出版。展覧会場でのみの販売です。
そのすべてに僕がナンバリングしてお渡しします。

 


 

ながさわたかひろ展『顔、顔、顔』

故郷編は、3月3日(日)まで 山形県東根市の公益文化施設まなびあテラスにて

東京編は、よりぬき展です。3月9日(土)~ 3月24日(日)まで ギャラリー・eitoeiko にて

 

コロナに感染でもしないかぎり、自分が在廊してお相手させていただきます。
とは言っても、こちらから無理に話しかけたりすることはありませんので、お気軽にお越しください。
そして、もし気に入っていただけたら〝本〟をご購入ください。
ご所望あれば、見返しの裏に、似顔絵を描いてお渡しさせていただきます。

 

会場でお待ちしております!

 

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ながさわたかひろ 展  顔、顔、顔

2024年01月21日 | 愛の肖像画

2月3日から、久しぶりの個展があります。

ながさわたかひろ展「顔、顔、顔」

①〈故郷編〉2月3日~3月3日:まなびあテラス・東根市美術館
 〒999-3730 山形県東根市中央南1丁目7−3

②〈東京編〉3月9日~3月23日:ギャラリーeitoeiko
 〒162-0805 東京都新宿区矢来町32−2

軸となる作品は2つです。憧れのアノ人に絵で告白するドキュメント『愛の肖像画』シリーズが、42作品。
3年超続いた“巣ごもり生活”で、毎日一人その日のトピックから選んだ人を描き続けたコロナ禍の記録『ウィズコロナの肖像』は、3年=1,000枚超!
昨年のTARO賞展(第26回岡本太郎現代芸術賞)に出品した作品ですが、並び方を変えて、より具体的な展示になります。
今回は、すべての作品にテキストを用意し、それをまとめて一冊の本にしました。もちろん図版もすべて載っています。
176ページ、A5判の上製本です。自費出版で、1,000部!
僕自身が一冊一冊にナンバリングしてお渡しします。
ぜひ、ご覧いただきたく。

〈故郷編〉は、掲載作品のすべてを展示します。
〈東京編〉は、展示空間に合わせた、よりぬき展です。

皆さまのお越しをお待ちしております!

 

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