ぶうりんの希望の種まき新聞

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職人さんの技術ってやっぱすごいですね ガレージ・エントランス改造中です

2011年10月06日 | コラムDEぶうりん 転載
2011年8月5日記載記事

はらっぱサポーター様として、毎月お世話になっている「のじま家大工店」さんに、我が家のガレージとエントランスの工事を依頼して、まもなく終了です。
台風6号が訪れる直前の7月15日から工事が始まり、来週の月曜日には終了の予定です。
大工さんなのでガレージまでは修理してもらえないかもしれないけど・・・と遠慮がちに声かけてみたんですが、とても素敵な仕事をする左官さんを紹介してくれて、毎日毎日暑い中、どしゃ降りの中、丁寧に仕事をしてくれています。
近所のおじちゃん・おばちゃんにも評判になって、「いい仕事をするねぇ」と、仕上がりをみんなが楽しみにしています。
犬のルークもなついて、玄関から脱走しては、左官さんのそばに座ってくつろいでいたりします。

左官さんの仕事を見ていて、私は小さい頃よく遊んでいた「砂遊び」や「泥遊び」「水遊び」を思い出しました。ただただがむしゃらに何かを作ろうとしていたあの頃の記憶が、今目の前で真剣に砂を練ったり、壁を塗ったりしている左官さんの仕事に重なって見えた。子どもの頃の遊び心に、緻密に計算された細かい技術や、より良いものを作ろうとする職人の粋が加わって、お客さんが満足するものができあがっていくんだね。

お酒を飲まないで甘い饅頭が大好きと聞いたので、この頃、仕事終わりを見計らって、饅頭食べながら一緒にお茶を飲んだりしてます。
この左官さんの人となりに少し触れてみたくてね。

一年のうち、通算すると一月ぐらいは、東京の方まで出かけて、職人の仕事を学びながら仕事をしたりしているそうです。
独立して事業を持っていてもなお、より良い技術を学ぼうと努力されているんですね。
ほんと、職人さんって、素晴らしい。


それとこれは左官さんには関係ないんだけど、
毎年良い匂いの花を咲かせて、実をたくさんつけてくれた杏の木がガレージの入り口のところにあって、主人や姑さんからは「切ってしまい」って言われてて、この時期の植え替えはかなり難しい、ということも聞いていたので、あきらめて切ることになったんだけど、工事着工直前に「のじま」さんが、「本当に切っていいですか」って聞いてくれたので、「やっぱりダメでもいいから植え替えたいから、切らないでください」ってお願いした。
そしたら「のじま」さんが植木職人を探してくれて、その方をすぐに呼んでくれて、「どこに植え替えましょうか」と、杏を植えるための穴まで掘ってくれた。
その植木屋さんがまたすごい。
植木屋さんは、杏の木を掘り起こすと、根を大事にむしろみたいなので包んで、少し病気になっていた幹の治療をして、植え直してくれた。『ここに植えてほしかったの・・・』と杏の木が喜んでいるかのように、そこに立っている。
朝晩の水遣りを欠かさないように言われて、私は水をあげているけど、ときどき『昨晩雨降ったのかな?』と思うほど杏に水がたっぷりのときがあった。それは、「のじま」さんが仕事の前と後に、いつも我が家に寄って、水をあげてくれていたらしい。
「杏の木は根が付いたみたいですね」と一緒に喜んでくれている。

私も、この職人さんたちみたいに、人に喜ばれる仕事ができるようになりたいな。


(着工前の玄関先・・・はずかし)


(工事中の玄関先)


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