ぶうりんの希望の種まき新聞

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映画「桐島、部活やめるってよ」と”帰宅部”について

2012年08月13日 | 「脱」日常のちょっこし映画話
http://kirishima-movie.com/index.html

ちょっと青春を思い出してみたくて、観てみた。
予告の作り方はうまいよね。
音楽もかっこいいし・・・。

音声がうまく取れてないのか、私の耳がかなり聞こえにくくなっているのか・・・。
学生さんが教室で何をしゃべってるのか、聞き取れない場面が多くて、一生懸命聞いていて疲れました。
でも次第に、それは監督が作為的にしていることなのかなと思うようになり、わからないところはスルーしました。
「桐島」の話題が次々出てくるのだけれど、「え?え?桐島って誰??」・・・。そこはわからなくて良かったのね!

映画は、一つのシーンを何度もくり返し、違う人の視点から見る手法で撮られていて、
「そういえば私も他人のことに無関心で、何もわかっていなかったなぁ・・・」なんてことを思い出したりしてました。
映画全体から、日常の中で起こりがちな「いじめ」のきっかけや小さないじめの芽を肯定しない考え方が感じられて、気持ちのいい映画でした。

最後のシーンで映画部の神木君が「僕らに謝れ!」と言って、その後謝ってほしい理由を説明するシーンとそれに続く妄想シーンは爽快な気分で楽しめました。


ここからは映画の話題ではありませんが、
神辺町だけのことなのか、全国的なことなのか、わからないのですが、
全ての中学生が何かの部活動に加入しなければいけないのって、おかしいと思うんです。
月曜日の6時間目にある「クラブ活動」みたいならわかるけど、部活動に全員加入って、どうなんです?
やりたくないのに、無理に加入して、何がさせたいのかしら?
やりたくないのに部活に来ている人がいるって、邪魔ですよね、本気でやっている人にとって。
やりたい人たちが集まって嬉しいこと悔しいことを一緒に経験することには意味があると思います。
しかも、十分な部活動の種類を学校が準備しているわけではないのに、今ある部活のどこかに入らなければならないなんて。
バカバカしい・・・。
私は、帰宅部大賛成!!
家にも学校にも居場所が無いこと自体よろしくないんだけど、なければ、自分で探せたらいいじゃん。
子どもたちの安全を確保するのはおとなの役目。
でもその確保の仕方は、狭い範囲の中にくくりつけることではないと思う。
社会全体が安全であるように、安全な社会を作る使命があるのだと思うのです。
そこをすっ飛ばして、子ども達を檻の中に閉じ込めておくようなやり方には反対です。
子どもたちが「楽しい」と思える安全な場所をもっともっと作っていきましょうよ。

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