ぶうりんの希望の種まき新聞

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奥地圭子さんの相談会に参加して

2008年04月27日 | 過去の記事
私は、3人の子どものうち二人がこちらのフリースペース旅遊で毎日楽しく過ごしていて、もう一人は家で過ごすことを選んでいますが、不登校のことではもう迷うことも無いので、相談会に参加させてもらってもいいものだろうかと申し込みを躊躇していました。しかし、参加された皆さんの話を聞きながらこれまでの自分の気持ちを振り返ることができました。
当時は、子どものことで何か言われるのではないかとドキドキしていて、学校に出向いて行ったり、先生と話をしたり、不登校を否定している人と話しをするのがいやでした。今となっては、人に何を言われてもあまり動じることも無く、冷静に考えられ、将来の不安を感じることもありません。
このように気持ちが変化してきたのは、たぶん、いろんな思いを聞いてくれる仲間がいてくれたこと、不登校を経験してきた若者が残してきた軌跡を知る機会があったからだと思います。そこで心に少しの余裕を持つことができたことによって、子どもの人生はその子自身が一番考えていると気付くことができたし、人としての価値は、どれだけ親の理想に近いかどうかではなく、今生きているそのままがすばらしい、ということに改めて気付くことができたからだと思います。
奥地さんは、「子どもにとってどうなのか」という言葉を伝えようとしていたのではないかと私は感じました。そのことは不登校に限らず、子育てや子どもに関わる全ての人にとって忘れてはいけない大切なキーワードだと感じました。

 フリースペース旅遊会員 ぶうりん