毎年この季節の画題にする柿ですが、いまだにこれでよしとする作品に出来上がりません。
かくて今年も様々な「柿」が登場します。これも毎年の稔りへの私からの感謝のしるしです。
俗に「桃栗3年、柿8年、柚子は9年で生りかかる」といいますが、我が家の柿は、もうとっくに40年を過ぎた古木の富有と次郎で、甘柿だけです。
幹には軒偲や苔を宿し、そろそろ寿命も尽きようとしています。実を付けるのも数が減少してきていますが、今年は生り年で、数が多い代わりに小粒です。
虫が食った葉や、紅葉する姿が美しい葉は、今月中には全部落ちてしまいます。 カラスが真っ赤に熟れた実の、皮1枚を残して、見事な食べっぷりです。
かくて今年も様々な「柿」が登場します。これも毎年の稔りへの私からの感謝のしるしです。
俗に「桃栗3年、柿8年、柚子は9年で生りかかる」といいますが、我が家の柿は、もうとっくに40年を過ぎた古木の富有と次郎で、甘柿だけです。
幹には軒偲や苔を宿し、そろそろ寿命も尽きようとしています。実を付けるのも数が減少してきていますが、今年は生り年で、数が多い代わりに小粒です。
虫が食った葉や、紅葉する姿が美しい葉は、今月中には全部落ちてしまいます。 カラスが真っ赤に熟れた実の、皮1枚を残して、見事な食べっぷりです。
柿右衛門ならずとも、夕日に映えて鮮やかな柿には見とれてしまいます。カラスが狙うのももっともです。
お察しどおりの順番でした。まだ続きがありますが、いい加減にしないと、熟れ落ちてしまいますので。
熟柿はやいま手を遂に触れ得ざる
潰ゆるまで柿は机上に置かれけり
どちらも川端茅舎の句です。
ご両親様障りはございませんか。季節の変わり目です。どうぞお大事に。
ありがとうございました。
世界に通用する「KAKI」ですが、絵のほうは、とても無理。励ましをありがたくいただきました。
秘色に逢いに出かけるのは今週末です。今からとやかくやと思い描いています。秋吉台のススキも期待しているのですが。
虫食いや紅葉も目にしみます。 ていねいに描かれた絵の中に、boa!さんのこころばえを映したようで、 どれも好きな絵です。
秘色にあうのも間近でしょうか。
いちまいの皮の包める熟柿かな 朱鳥