constructive monologue

エゴイストの言説遊戯

平成の名勝負3.0

2008年02月25日 | hrat
マー君、初対決中田を三振斬り(『日刊スポーツ』)
完ぺき配球でマー君、初対決の中田斬り(『スポーツニッポン』)
マー君、中田にK験勝ち!プロ初対決でMAX149キロ(『スポーツ報知』)
怪物プロ初対決!マー君、中田を鮮やか149キロ三振斬り(『サンケイスポーツ』)

高卒新人BIG3の中で注目度の高さで群を抜く日本ハム・中田と楽天・田中の(練習試合とはいえ)プロ初対決は結果を見れば田中に軍配が挙がった形となったわけであるが、この二人の対決が、野茂対清原、松坂対イチローに続く「平成の名勝負」になるかどうかは中田の成長にかかっている。前二者の場合、すでに主軸を任された打者に対し、大物新人投手が挑む形であったため、打者と投手の相対的なバランスがとれ、名勝負を繰り広げる条件が整っていたが、田中と中田の対決の場合、高卒新人の打者が一年目から活躍するケースはきわめて稀なことを考えると、「平成の名勝負」として語られるまでにしばらく時間がかかりそうである。
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