constructive monologue

エゴイストの言説遊戯

ペレストロイカ

2009年06月09日 | hrat
ノムさんキレた!今季初5連敗で4位転落(『スポーツニッポン』)
楽天殴られ放題5連敗ノムさん無力感(『日刊スポーツ』)

岩隈と田中の二枚看板を有することが、2連戦が続き、先発の起用に余裕のできる交流戦では有利に働くのではないかという予想があっけなく打ち砕かれ、瞬く間にBクラス転落となった楽天。

ホームランの出やすい東京ドームであることを考慮に入れたとしても、長打力で圧倒的なまでの格差を見せ付けられた昨夜の巨人戦のように、貧打と拙攻による得点力不足に第一の原因があることが間違いないだろう。6月に入ってからの7試合で得点がすべて3点以内という打線の状態とチーム防御率3.98の組み合わせでは勝てないのも当然のことかもしれない。

打てないならば、守って勝つしかないのが現状であるが、相変わらずリリーフ陣の不安定さは解消されていない。抑え候補として獲得したチルダースはいまだ2軍暮らしで、オフに獲得に動いていたらしいファルケンボーグがソフトバンクでセットアッパーとしてしっかり仕事をしていることとは対照的である。結局、以前から噂されていた福盛の復帰によるリリーフ陣の再建に希望を託すほかないということだろうか(「福盛帰ってくる!古巣・楽天復帰が有力」『スポーツニッポン』)。

・追記(6月11日)
ノムさん「福盛いらん」一刀両断…楽天(『スポーツ報知』)
ノムさん 福盛獲り拒絶「嫌いや」(『スポーツニッポン』)

いっそのこと、野村監督が阪神時代に見出し、現状3Aで燻っている井川獲得に動いてはどうだろうか、と(望みのない)可能性を提起してみる。楽天に欠けている「左腕」の先発投手である上に、井川の完投能力の高さを考えれば、試合終盤の継投に悩む必要もなくなる意味で、打ってつけだと思われるが…。
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