転がり坂

登りつめたわけでもないのに、そろそろ下山したくなってきた。

短歌 ひと汗かいて

2012-11-12 01:11:41 | 短歌
056:晩
毎晩の酒と寝床に逃避してひとり夢見る明日への希望

057:紐
何時の間にたまりし紐を納めたる開かずの缶は錆びついたまま

058:涙
明日までと走り疲れて闇の道涙よりかはひと汗かいて

059:貝
荒海の貝殻二枚合わせても二度と出会えぬジキルとハイド

060:プレゼント
生と死と喜怒哀楽のプレゼント玉手パンドラびっくり箱で


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