私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



男と女の相性

2022-09-20 07:22:00 | 日記


同じように、LINEで話していても、

心地よく終わらない人は、

いつだってそう。




夕べ、

知り合いの人と、話してる途中でLINEが途切れた。

この人は、昔からそう。

そして、次の日。

早朝から、返事があることは、わかっていた。

だがら、私は…台風のせいではなく、そのLINEを待つのに、眠れなかった。

深夜、時おり、雨の音が激しくなり、風の音も聞こえてきたけど、

そんなに不安に思うことなく、時間は去った。

四時を回った頃、案の定、

LINEが来た。


この時間に、

この人と、LINEをするのは、いつ以来だろう。

私は、昔と変わった。

だから、何も辛くない。

ダメージもない。

相変わらずの終わり方。

私は、アドバイスだけありがたく受け取ると、

LINEの画面から、この人のトークルームを削除した。

そして、犬の散歩に出ると空を仰いだ。

台風は過ぎ去り、ところどころに、青空が見えた。






同じように、文字で会話するすることに、

変わりはないのに、

後味が、全く違うは、なぜだろう?

この人と、彼を比べてしまう。

そして、彼と出会えたことに、感謝する。

再確認。

もう、何度目だろう…。




彼が、この世に存在してくれたことに、

彼と同じ時代に生きていることに、

彼と出会えたことに、


感謝する。





これは、相性というだけの問題ではない。






彼は、私に言った。

この関係で、独占欲はNGだと。

私は彼を、引き留めていたいけれど、

彼の気持ちまでは、どうにもならない。

それは、よくわかっている。

より、彼のことを心地よくさせる人が現れたら、それまでのこと。

その人を選ぶのは、致し方無い。

ただ、私は、思いをストレートにぶつけ過ぎて、それが、束縛や、独占欲になって、

相手を苦しめる。

迷惑にならない程度に、コントロールできればいいのだけれど、

一言多い。

彼は、別にいいと言ってくれた。

圧がかかりすぎたら、減圧させるから。

そう言って、今もまさに、減圧しにかかっている。

時々、少し穴を開けて、緩めて、

余裕を持たせてくれる。




私はまた、そうやって、彼にしつけられ、

彼の好みになろうと、努力する。

エロ脳

2022-09-19 18:45:00 | 日記

台風前の、早めの散歩をしていた。

犬は、台風が来るとか、関係ない。

いつものコースを急ぐ事もなく歩く。

空は、雲に覆い尽くされていて、いつ雨が降り出してもおかしくないのに。

私は、

悩んだ挙句、彼にLINEを送った。

休日だから、控えようと思っていたけど、これぐらいなら、許してくれるだろう。

そんな程度の内容。




そしたら、仕事中の彼に繋がった。

世間は、休日でも、彼には関係ないようだ。

私は、もっと繋がりたいと思った。

仕事の邪魔をしたくなった。

なぜなら、

散歩中、彼のことばかり考えていて、

おかしくなっていたから。

彼は、能動的な人。

しかも、男の色気を持っている。

そんな事を考えていたら、次第に胸が熱くなっていた。




彼は、そんな私の気持ちを察してくれる。

散歩中なら、公園のトイレで、きみのボケの花の咲き具合を確認してあげる。

そう言って、完全にその気にさせる。

もう、息遣いが浅くなってきてるの。

ほら、大きく深呼吸。

私は、周りが見えなくなってきて、雑音も、耳に入らない。

ただ、犬に引っ張られて歩くだけで、

頭の中の光景に吸い込まれてゆく。

そうやって、エロ脳に支配されていった。






歩きながら逝ってごらん。

そんな無茶振りすらも、不思議と、出来そうな気がした。

想像してみよう。

呼吸に合わせて、腰を動かす光景。

彼の手が、首を押さえつけると、それ以上、後ろへは、さがれない。

彼の力強さを感じ、

身をよじらせながら、全身で受け止める光景。


重たく、鈍い痛みから、快感へと変わってゆく、あの感覚を思い浮かべ、

涎を垂らし、

白目をむき、

そして、のけぞりながら、痙攣を始める光景…。


私は、今、ちゃんと逝けた。

ぐったりと力尽きた身体が、そこにある。


彼は、余韻を感じる間も、優しく包んでくれる。






犬の散歩をしながら逝くことだって、彼のテクニックならできる。

紛れもなく、

エロ脳の私は、

女の幸せを感じていた。




最後は、お互い、感謝の言葉を忘れなかった。


そして彼は、仕事に戻り、

私は、家に帰った。

と同時に、雨が、ついに降り始めてきた。































救いの手

2022-09-18 23:11:00 | 日記



同居中の次男家族のことで、夫と、話した。

生活費を入れてもらえない現状。

同居を始めるときに、決めたルールなのに。

何度か、息子に催促したけど、その場しのぎで終わる。

つまり、

私達は、次男の家族まで養っていると言っても過言ではない。

彼らは、自立できていない。

遊びに行く余裕があるなら、

アメ車を買うような余裕があるなら、

私たちの分のアイスクリームや、月見パイを

買って帰る余裕があるなら、まず、

生活費を入れるべき。

それを口に出さないと、わからないのか?



それなら、

私は、早く家から出ていってもらいたい。

自分の家なのに、気を使うし、

キッチンも、お風呂も、思うように使えないから。





すると夫は、私に怒った。

彼らの生活の基盤ができていない限り、

この家から追い出すことは、何を意味するのか、お前は、わかっていない。

若い家族を路頭に迷わせ、挙げ句の果てに、離婚となったら、

それは、

追い出したお前のせいでもある。

長女を追い出した時とは、訳が違うのだと言った。


生活費は、お前がきっちりもらうようにしないといけない。

それが、1番円満に収まる方法だからと。





夫の言うことは、いつも正しい。



けれど、私は、もう、しんどい。

疲れた。





私は、他に居場所があることで、

この現実から耐えている。

彼との関係は、

ただ愛だの恋だのというだけではない。



私は、彼に、逃げ場を求め、

そして、救いの手を差し伸べてもらっている。






恋心

2022-09-17 07:32:00 | 日記

昨日の夜も、

犬の散歩をしながら、彼のことを諦めようと必死だった。

折り返し地点を過ぎたのに、

なんの音沙汰もなく、家が、どんどん近づいて来る。

今夜も、LINEで繋がることは無さそう。

期待したらいけなとわかっているのに、期待して待つ私は、本物の馬鹿だ。

彼が今、どんなふうな仕事の仕方をしているのか、

何を考えているのか、

挙げ句の果ては、どこで生きているのかさえも、

何もわからないのが、辛くて悲しい。

恋心を抱くって、こんなにしんどかったっけ。

何度もLINEを確認しながらの散歩。

恋をしていなかった頃は、どんな散歩の仕方をしていたのかな?

この時間、私は、何を考えて、歩いていたのかな?

そんな頃が、懐かしくて羨ましい。

もう、この関係が始まってから、ちょうど5ヶ月が過ぎ去ろうとしていた。




真っ暗な通りを入った時、LINEの受信音が鳴った。

開けるのは、一瞬だったと思う。

彼からだ!

散歩に出たから話せるよ。

もちろん、私は話したい。

そして私達は、リアルに繋がった。




私にとって、彼と電話をすることは、当たり前ではない。

お互いの環境が、整って初めて、許される行為。

話せる場所も、時間も、限られていて、

パートナーの存在も、かなりハードな障害となる。


私は、彼の声が、想像していたよりも力強く、ハリがあったから、安心していた。

表情は、声で判断するようになっていて、

私が思うに、

彼は、電話の向こうで笑っていた。


お互い、ゆっくりと話してはいられないのもわかっている。

電話を切る言葉のラリーが続く。

なかなか、終わらないのは、まだまだ繋がっていたいから。

まるで、若い恋人同士みたいだなって、思っていた。

私は、彼のことが、好き。

そんな気持ちを大事にしたい。

今を大事にしたい。



夢のような時間は、待っている時間のことを思えば、

一瞬で終わった。


それでも、

彼を数分間、感じるだけで、心はとても満たされていた。

恋心とは、そういうものだったと、

思い出した。



許されないこと。

2022-09-15 06:44:00 | 日記

出来ることが、どんどん少なくなっていく。

そのうち、織姫と彦星のように、

出会えるのは、

年に一度だけになるのではないかとさえ思えてくる。

それも間違いか。

私達は、会うことは許されないから。

会ったら、それだけでは終わらない。

だから、LINEで繋がるだけ。

それすらも…

そういうこと。






夜の犬の散歩では、お互い、ラジオを聴いて歩くことを報告して、笑っただけ。

聴くのは同じ番組。

それは、たとえ奥さんであろうと、文句は言えない。

もう、これは、消えかかった炎。

一本の糸で繋がるロープ。

ささやかな抵抗。


されど、大いなる抵抗。

それでも繋がりたいという思う

恋心。

揺るがない決意。

絶やさない想い。






彼は、他人を踏み台にしてまで、自分は飛ばない。

家族を守りきって、寿命を全うさせる人。

私も、よくわかるよ。

その中で、幸せを感じようとしてるだけ。




その為に、ここは、存在している。

少なくとも、私には。

否定されることなく、

自分を肯定してもらえるから。





だだそれだけなのに。

それすらも、許され難いこと。




ねえ、

もし、

将来。


お互いに、パートナーが居なくなったとして、

まだまだ、今の気持ちでいたなら、

その時は、会うことが許されると、希望を持ってもいいのかな。