私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



幸せに満ちた朝

2022-09-26 06:45:00 | 日記


昨夜、お風呂あがりに、何気なくスマホを見た。

そして、身体を拭くのも忘れて、急いで返信した。

この時間に、彼からLINEがあったのは、久しぶり。

良かった。

まだ彼は、眠りにつく前だった。




私も、自分の布団に入った。

まだ、髪の毛は、濡れたままだったけど、構わない。

彼が、とても疲れているのを知っている。

早く寝たいだろうね。

なのに、そんな素振りは全く感じさせない。

むしろ、彼の言葉には、

男らしい余裕が感じられて、

私をどんどんダメにする。



彼は、私を教育する。そして、

私は、彼好みに自分を育てる。

意外とウブだからね!

言葉巧みな彼にかかったら、もうはぐらかしてなんかいられない。

素直になったら、

徐々に、

快感で昇り詰めたい気持ちが高まってきた。

それでいい。

私の脳は、

それだけに集中しようとする。


まだダメだよ。

彼は、

それを逃すための、呼吸もリードしてくれる。

逝きたくても、逝かせてもらえない快感を味合わせる。

そしてまた、言葉で操る。



私も、彼に奉仕したいと思っていたのに、

素直に身を任せるだけでいいんだ。そんな気分になった。


もう、何度、身体の強張りを逃しただろう。


ついに、彼へ、もうダメだと訴えた。

わかった。
全身で、逝きなさい。






正気に戻ったとき、すぐに字が打てない。

画面をうっすらと眺めるだけで、

呼吸するのが精一杯。

もう、スマホは、真っ暗の画面になっていて、

早く彼と繋がりたい一心で、

私は必死に、指を運び、名前を打った。

画面の向こうで、彼は、私の全てを理解してくれていた。

また、呼吸をリードしてくれる。

段々と、

はち切れそうな心臓のの音も、もう聞こえなくなった。

落ち着いてきたと言ったら、彼は、

安心したと言った。



文字だけで、私は、彼に抱かれる。

会わなくても、温もりを感じる。

守られてるような、包まれてるような、

そんな思いに浸ることができる。

これは、女の幸せ。


そして二人は、余韻を感じながら一緒に眠った。



朝起きて、まだ余韻の中にいた。

昨夜のLINEを読み返す。


そしたら、また幸せな気分になった。

なぜなら、

彼は、初めから、私を逝かせてから眠ると、宣言してくれていたから。



LINEの始まりに、そう書いてあった。



まさに、その言葉通りの夜だったから。