同じように、LINEで話していても、
心地よく終わらない人は、
いつだってそう。
夕べ、
知り合いの人と、話してる途中でLINEが途切れた。
この人は、昔からそう。
そして、次の日。
早朝から、返事があることは、わかっていた。
だがら、私は…台風のせいではなく、そのLINEを待つのに、眠れなかった。
深夜、時おり、雨の音が激しくなり、風の音も聞こえてきたけど、
そんなに不安に思うことなく、時間は去った。
四時を回った頃、案の定、
LINEが来た。
この時間に、
この人と、LINEをするのは、いつ以来だろう。
私は、昔と変わった。
だから、何も辛くない。
ダメージもない。
相変わらずの終わり方。
私は、アドバイスだけありがたく受け取ると、
LINEの画面から、この人のトークルームを削除した。
そして、犬の散歩に出ると空を仰いだ。
台風は過ぎ去り、ところどころに、青空が見えた。
同じように、文字で会話するすることに、
変わりはないのに、
後味が、全く違うは、なぜだろう?
この人と、彼を比べてしまう。
そして、彼と出会えたことに、感謝する。
再確認。
もう、何度目だろう…。
彼が、この世に存在してくれたことに、
彼と同じ時代に生きていることに、
彼と出会えたことに、
感謝する。
これは、相性というだけの問題ではない。
彼は、私に言った。
この関係で、独占欲はNGだと。
私は彼を、引き留めていたいけれど、
彼の気持ちまでは、どうにもならない。
それは、よくわかっている。
より、彼のことを心地よくさせる人が現れたら、それまでのこと。
その人を選ぶのは、致し方無い。
ただ、私は、思いをストレートにぶつけ過ぎて、それが、束縛や、独占欲になって、
相手を苦しめる。
迷惑にならない程度に、コントロールできればいいのだけれど、
一言多い。
彼は、別にいいと言ってくれた。
圧がかかりすぎたら、減圧させるから。
そう言って、今もまさに、減圧しにかかっている。
時々、少し穴を開けて、緩めて、
余裕を持たせてくれる。
私はまた、そうやって、彼にしつけられ、
彼の好みになろうと、努力する。