私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



信頼がもたらすもの

2022-06-29 12:23:00 | 日記


いつまでも、既読にならないラインを見て、

私はいつも想像する。

彼の仕事をしている姿は、

私の入る余地など、どこにもなくて、

目の前のものたちに

与えられる全てを注ぐ。

そんな姿なんだ。

実際に見たことないけど、わかるの。




昨夜は、夫から解放された夜だった。


LINEのメッセージには、
まだ既読はつかない。


それは、どういう意味なのか?
そこに秘められたメッセージを読み取る。

今日は、疲れたよ。
ビールを飲んで寝落ちした。

そんなふうに、伝わって来た。


それから後で、既読になってはいたものの、
彼からの返信は無かった。




朝は、特に早く目が覚めて、枕元のスマホを見た。

もしかしたら、彼も起きてるかもしれないと思って、

私はLINEを送る。

この行為は、

獲物を捕まえるために、おとりを投げる行為に似ているなあ。と、最近思う。

こうしておくと、彼の行動が、ほんのわずかだけどわかるから。

そう、ありえないぐらい、ほんのわずか。

既読という行為だけね。

なぜ、そんなことをするのかな?

多分、ここでしか繋がっていない私だから。

そして、明るくなって来て、時刻は、5時。

彼は、スマホを見ることなく、仕事に出かけたのだと、受け止めた。

となると、しばらくは、彼と繋がることはない。

もう諦めよう。

私も始動しなければ。

ようやくベッドから
立ち上がった。


犬の散歩をしながら、
彼の気持ちになって考えてみた。


彼の思考が乗り移る。


きみは、きっと、俺を責めたりは、しないだろう。

連絡ができない時だってあるよ。

それをちゃんと理解してくれるだろ?

俺は、きみを信頼しているから。

つまりは、そういうことなんだよ。


そう言われているように、感じた。




だから私も信頼する。

わかってる。全部わかってるから、

私の心は、冷静で、穏やか。





もうすでに、外は暑い。

もう、過去を考えるのはよそう。

今度、繋がったら、どんな話しをしようかな。

そして、私達は、その後に、ちゃんと繋がる事ができた。