私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



2022-06-23 19:52:00 | 日記


もしかしたら、私は、夢を見てるのかもしれない。


ふと、そう思う時がある、

翌朝、目が覚めたら、彼が存在した証は、どこにもなくて、この夢自体も、時間と共に、忘れ去っていくのでなはいかと。


でも、
夢と違うところは、唯一、
このブログが、存在すること。

彼の存在は、それ。

ここが、彼と過ごした日々の証明。






私たちは、LINEで、

汗をかいていると、伝え合うだけで、燃え上がる。


裸で、抱き合いたい。


昼のさなかに、LINEが繋がった。

私は、彼の汗をかいた分厚い胸や、広い背中を思い浮かべて、

心臓がドキドキしてくる。


彼の妄想は、私の脳で、再生され、現実となって見えてくる。

やがて、
その彼の汗が、

私の胸にしたたり落ちて、

彼の手によって、おへそや、腰へ、塗り広げられていく。

彼の汗を纏った私。

なんていやらしいのだろう。


もう、彼は、仕事に行かないといけない時間。

引き止めようとするけれど、どこをどう探してみても、
掴むことができない。


やっぱり、夢か…。


タイムリミットと同時に、彼とのLINEは、途切れた。

久しぶりに、彼の写真を見た。

彼のその目は、私を見ていた。

その写真も、消されてしまった。

もう、記憶を辿るだけ。

わたしは、ひとり、残された部屋で、その続きを妄想した。

そして、それを文字に起こし、彼に、LINEで送った。



私も、普通の主婦に戻らなければ。

家族に、お昼ご飯を作ろうと、重たい腰を上げた。