ら・れゆにおん

西インド洋アフリカ的フレンチアイランド~レユニオン島雑記帖

バニラ料理でした

2008-05-31 | ブルボンバニラ

今回のブログは前3回からの続きです。
初めての方はコチラから見て下さい。流れがわかります。きっと・・・。

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前回のシャラクセメニューのビジュアル試食はいかがでしたか?

目玉メニューの
『インゲンのバニラソース友情絡めとバニララム風味海老ソテーとセープ茸のトルテローニ祝福添え』
海老はバニラ漬けのラム酒で 『フランベ』 してあります。

『フランベFlambé』  とはフランス語の料理用語です。調理の最後にアルコール度数の高いお酒(ラム酒やブランデーなど)を適量をふりかけて、火をつけ、アルコール分を燃焼させる調理法です。

身も心も燃えてしまえ~!海老ファイヤー!
                              フランベ中です。


ボトルの中身はラム酒。左からゴヤビエ、バニラとシナモン、干しバナナが漬けてあります。
サトウキビ産業が盛んなレユニオンでは、各家庭でこうした自家製ラム酒漬けを作り、
食前酒として飲んだり、今回のようなフランベに使ったりします。

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今日はフランベ・レッドのファイヤーバーナー。
合言葉は『ぽちっ!』です!よろしくネ!

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最後に、ジ・エンド役の縁側エンドウオババのファイナル物語で
今回のバニラストーリを終わります。


夢の競演

2008-05-29 | ブルボンバニラ



↑こんなの作ってみました。『バニラでんがな・ドット込む』 うそんこアドレスです!
  ネーミングが気に入ってます。

お待たせいたしました。インゲン弟が亡き兄の夢、バニラとのデリスューな競演を披露します。
進行役はバニラの故郷、メキシコからやってきたバニラ・デル・メキシカーノです。
 
初めての方が事情を把握してからお読みください!
前回のあらすじはこちら 前々回のあらすじはこちら


※フリオ・イグレシアスインフォメーション




バニラ料理 シャラクセ・メニュー(上から)

-スモークハムとズッキーニのタリアテッレ、バニラソース
注目の一品!
-インゲンのバニラソース友情絡めと
 バニララム風味海老ソテーとセープ茸のトルテローニ
祝福添え
-はやと瓜のバニラクリームグラタン
-洋ナシの蒸しバニラプリン

以上

バニラはクリームが合う!という固定観念から、ソースはクリーム系に偏りました。下腹対策で、低脂肪の乳製品を使っていますが、やはりカロリーが気になります。
只今、トマトと競演させたレシピを開発中です。出来次第公表いたします。いたしまーす。

バニラビーンズの使い方が載っているURL→コチラ
スパイス博士の武政先生にやさしく教えてもらいたいなら→コチラ


今日はここまで!次回はエンディングです。
ジ・エンド役の縁側エンドウオババは縁側で昼寝中!
起きたら登場させます!



バニラ・デル・メキシカーノ様からのお別れのメッセージです。
クリック ワスレテミラ タダジャ オカント
アディオス アミゴス
アタアウ ヒマデ オザキ キヨヒコ 

訳はご想像にお任せします。
ランキングにクリックしていただければ大丈夫です。
よろしくどうぞ!


メキシカンバニラ師

2008-05-26 | ブルボンバニラ

今日はちょっと歴史から・・・。

世界に誇るレユニオンの高品質ブルボンバニラは、ミルマスカラスの故郷、メキシコにあります。
大航海時代のクリストファー・コロンブス Christopher Columbusが最初に原産国のメキシコからヨーロッパにバニラビーンズを持ち帰りました。後の航海でエルナン・コルテス Hernan Cortesが苗を持ち帰りました。

やがて、レユニオン島やマダガスカル島にバニラの苗が持ち込まれ栽培を始めます。メキシコではバニラを実らせるのに、『キオビオオハリナシバチ』が花を受粉します。しかしレユニオン島やマダガスカル島にはこのような自然に受粉する昆虫がいませんでした。
そこで、以前もお話しましたが、当時の奴隷、『エドモン・アルビウス Edomond Albius』がわずか12歳で人工授粉の方法を見つけ出し、めでたくバニラに莢を実らせたのです。


キオビオオハリナシバチ
Melipona quadrifasciata anthidioides
            (写真は借り物です)

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それでは前回のマンガの続きをどうぞ!
前回のマンガが見たい方は→コチラ



というわけで、
次回はバニラとインゲンの夢の競演をメキシコバニラ師の進行役でご紹介します。




おまけ 『間違え探し』だよ、全員集合!
ジ・エンド役の縁側えんどうオババの絵の中で前回の絵と違いところがあります。
それはどこでしょう?


※ソンブレロの絵は『ミニプロレスマスクを作ろう』のミルマスカラス特集から借用しました。




テキーラ  タバスコ クリック、
ムーチャスグラシアス!


訳:テキーラにタバスコをかけてクリックしてね、ありがとう!

お願い!
バニラは日本では香料として知られていますが、バニラ自体のことはあまり知られていません。
レユニオン島はバニラの名産地です。バニラのことを皆さんにわかりやすく伝えたいと思っています。

前回のコメント欄の中に、パタコランさんが「学研の学習シリーズみたい」と書いてますが、おっしゃるとおり、あんな風にわかりやすく書きたい、描きたいと思ってます。

皆様には、今後の記事改善にご協力していただきたく、説明不足な点やココが知りたい!それは間違ってる!などありましたら、ご指摘いただくようお願い申し上げます。


またバニラ

2008-05-23 | ブルボンバニラ
『股バニラ』という種類でなくて、再びバニラの話だということです。(わかってた?)
以前書いた、『絵解き~バニラの加工法』のマンガに登場した『インゲン』ですが、バニラの実はインゲンに似ています。下の写真を見てください。
そういうわけで、バニラストーリにインゲンを引き出したわけです。(インゲンの写真は借り物です。)

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今回のバニラ劇場は前回(いつぞや・・・)の続きです。
忘れてしまった方は→
こちら
そんなの知らね~なという方は→こちら
どっちにクリックしても行き着くとこは同じです・・。すんまへん。


つづく・・・。

さあ!夢の競演を誓った、バニラとインゲンの行方はいかに!
次回は、すごいのが登場します!お楽しみに!



マネー マネー チャエンジ エブリシング
いつかぼうだの ブログにクリック 叩きつけてやるぅ!
はい、はーい!お願いします!

マネーby浜田省吾

バニラ関連ぼうだ過去記事 2008年3月27日『絵解き~バニラの加工法』
                  2008年3月21日『バニラ』  
専門家のHP 冨澤商店のバニラの話は→こちらどす!
 


大切なもの

2008-05-22 | 雑多

今日も結婚記念日ネタ・・・。
老後に記録を残しておこう!と思いました。私はボケたらコレ見せてください。
記憶が蘇るかも・・・。


この写真・・・、は古加工したものですが、昨日庭で撮ったもの。

写真の中のキッチュなウエディング人形は私と旦那のお宝!

結婚した年に旦那と日本へ行きました。いろんな人にお祝いしてもらい、愛情・人情・友情・根性(?)をかみしめた滞在でした。

その時、私がフランスのディジョンに留学していたときの仲間が集まって、お祝いの食事会をしてくれました。東京の麻布(だったかな?)のやはりディジョン時代の仲間、けんちゃんの店でした。その時、最後出されたデザートの特製ウエディングケーキの上に、乗っていたのがこのキッチュ夫婦人形。

以来、この人形は二人の愛の絆 (臭い?)
たいせつ~な、たいせつ~な友情 (音信普通の人もいるけど忘れてないよ!)
いつもパソコンの前にあります。
普段は普通に・・・、
口論して気分が悪いときは後ろ向きに・・・、
切れたときは逆さにします。
時には庭に飛んだことも・・・ありまっせ・・・。

お祝いいただきましたみなさん!ありがとう!Gros bisous !




ポストカード大好き!
レユニオンのサン・ドゥ(主都)にあった唯一センスのいいカード屋がなくなり、街へ行く楽しみ減!

上のカードはいつぞや旦那がプレゼントしてくれました。
『わたしと旦那』だそうです。
左が茶色の毛の旦那で、右が黒髪のわたし・・・・。
私だったら、この豹カップルを人間に置き換えるなら、黒は肌の色を最初に思い浮かべます。
そういうと、うちの旦那は「黒いのは毛の色!剃れば、君の肌と一緒さ!」
私「???」
ともかくカードは気に入ってます。
うちの旦那は旦那のせいで喧嘩した後、PCの横に貼ってあるこのカードを私に見せて、
同じポーズをさせるんです。
『仲直りの挨拶』なんだそうです。
私もファンキーですが、旦那も・・・いってます。



このカバ、アフリカのある村の土産屋で売ってました。すごく気に入ったので、食いつくように見ていた私の姿を見て、旦那は私の知らない間に値段交渉して買っていました。
愛です。(また臭い?)
右のトリは自家製。
この2つはうちの洗面所に置いてあります。
テーマは『水場で水を飲むカバとカバの鼻の穴を掃除するトリ』



「どの体制が一番快適にガスを発散できるか?」
屁こき研究科の旦那に嫌気がさした倦怠期の年のこと。
南アフリカの旅行でコレ、プレゼントしてくれました。
デザイン、モチーフ、色合い、いうことなしです。

これにまつわるラブストーリー
旅行先の南アフリカでの出来事です。旦那にこれをプレゼントしてもらった後、車で300km移動しました。その夜ホテルで、包みを開けると、なんとびっくり、選んだ色とは違うものが入ってました。
ガーーーーン!
私のショックな姿に旦那は同情して、買った店に戻って交換しよう!といってくれました。
戻るといっても300km!2日後は900km先の空港へ行かねばならず・・・。
往復600km+その先900km=1500km÷2日=750km/日
旦那は日本語で、「問題ない!」といいました。
かくして翌日その店に戻って交換してもらい、折り返し750km先に進みました。
これも愛!あれも愛!きっと愛!絶対愛!
赤鬼ちゃん(うちの旦那のあだ名)ありがとう!
屁、許す!

結婚10年!愛は今も変わらず・・・。毎日、夫婦漫才やっておま。


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