猫の里親をさがす会★亀有ちびにゃんず

外で生きていくのが困難な猫たちの里親さん探し。また、そういった不幸な命を増やさない為にTNR活動をしています。

3月25日は猫の里親会です。

2018年03月22日 | 里親会

日曜日は里親会
今週は室内開催になります。


なかなかご縁がない白猫だいち

アジアンテイストなはなび

猫なのに猫が嫌いなあや

身体はおっきいけど優しいそうた

クスッと笑っちゃう顔のはずき

崩壊家出身、最後のさだぼー

ツンツンデレの代表キイ

初参加チャーチル

だいちゃんのお母さん猫



みんなとてもいい子ばかりです。
是非会いに来てください。





東京都葛飾区亀有3-21-12
カルチャースペースあい
午後1時〜4時


TNR活動2018.2.3月

2018年03月17日 | Weblog
春が来る前に、一刻も早く捕まえたい未手術猫たち。
妊娠している猫がほとんどで、何もしなければ桜が咲く頃に産まれます。


一頭が産む数は多産の親で8頭
あちこちで何もしないで産まれたら1年後には相当な数になります。
安易に餌だけ与えてその先の不幸を想像しない人が多すぎます。。


カラスに食べられる仔猫
車に轢かれる仔猫
冬を越せない仔猫
夏を越せない仔猫
病気で死ぬ仔猫
飢える仔猫
人による虐待





やっかいな自分勝手愛護と連動しますが
昨今の【殺処分ゼロを目指せ】
これに限りなく近づくには繁殖制限しかありません。
春は恐ろしく増えるセンター収容乳飲み子&仔猫。
私はセンターからの引き取りはしていませんが、
産んでいる元を不妊去勢しない限り、乳飲み子の遺棄や持ち込みは無くならないでしょう。
処分しないとなれば、ボランティアが手分けして引き出すにも限界はあり、どこも保護場所や資金、スタッフ不足で自転車操業的な運営だと思うのです。
受け皿はそう多くありません、、何故民間がこれ程までに苦労しなければならないのでしょうか?
ボランティアの崩壊だってここ数年で良く聞く話になっています。
ゼロを目指す都道府県市区自治体が殺処分ゼロなどと上っ面の格好良さを掲げるならば、思い切った大改革をしなければならない時に来ているはずです。


。。。。。。。。。

秋口に一旦落ち着いたTNRですが、ここのところ再稼働してます。
何度も行く現場ありでやっとこさ。。


TNR活動
2/5〜3/16


葛飾区M町
メス8
オス6

葛飾区Y町
メス1

葛飾区K町 (ちゅうさんと)お疲れ様でした。
オス2

足立区東和
メス3
仔猫2保護

足立区M町
メス1
オス1

足立T町
メス5
オス2

足立区R町 (SDさんと)お疲れ様でした。
オス5
メス5

足立区S町(SDさんと)お疲れ様でした。
メス1
オス2


Sさーん、昨日だか捕獲器を自転車に積んでカッ飛ばしてるの見かけたよー(^-^)/お疲れ様ー!


、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


ついでに。
仔猫だけ拐っていくボランティアさん、その現場に関わっているならば親のTNRもして下さい。
幾度もトライなく、または地域の方々にアドバイスも無いまま撤収しないで下さい。
母乳をあげなくなった親猫はすぐに発情期に入るのを知ってるはずです。



つぐみの巣立ち 4

2018年03月06日 | 足立区55頭 猫多頭崩壊レスキュー
つぐみより小さい猫
つぐみよりずっと年上の猫
後から来る猫が順番に巣立って行く
そして送り出すつぐみ




つぐみを我が家の子にしようか・・・・



心の何処かではそう思っていたものの
巣立ってはまた来る保護猫達の世話などに時間を割かなければならない私、その環境に満足はしていないだろう。
つぐみの甘えたい気持ちに充分応えてあげられない、つぐみの寂しそうな後ろ姿に答えは出ません。






。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



[つぐみちゃんを迎えたい]


これまで頑張って下さったIさんとご家族の気持ちが変わる事はなく
つぐみへの気遣いが込められていたメッセージでした。
ショートステイを度々しながら、試行錯誤を繰り返し
お母様も少しづつ排泄の仕方を覚えてくださったのです。



あの時感じた大きな壁
Iさんとご家族が壊してくれた大きな壁の向こうには
つぐみを包んでくれる人が沢山いました。
大勢の中のひとりではなく、つぐみだけの家族。



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週に一度お父さんにもらうマグロのお刺身を頬張り
広げた新聞の上で自分アピール
毎日お母さんと寝るフカフカのお布団
Iさんが用意する大好きなカリカリご飯の音に猛ダッシュでスタンバイ
お兄ちゃんとストーブ前の取り合い









つぐみの側にはいつも誰かがいます
つぐみに応えてくれる家族が。


。。。。。。。。。。。。

あの階段下で小さく咲いていた歩けない仔猫、つぐみが巣立ちました。






ご家族の皆様、つぐみをお願い致します。







。。。。。。。。。。

つぐみー、また逢いに行くねー!



つぐみの巣立ち 3

2018年03月04日 | 足立区55頭 猫多頭崩壊レスキュー
排泄コントロールが出来て
1日3回程度の圧迫排尿と2日に一回〜程度の圧迫排便。
連れてきた時よりも格段に良くなった生活の質は一緒に暮らしている上でとても大切な事です。



難題をひとつクリアしたとはいえつぐみと私にとって乗り越える壁は高いままでした。
つぐみに興味を持ってくれる人がいるのだろうか?
その壁を乗り越えてくれる人はいるのだろうか?






。。。。。。。。。。。。

保護から2年が経った2016年春
つぐみに会いたいという人が里親会に現れました。
積極的にしていなかったつぐみの里親募集
つぐみ以外の崩壊猫が次々に巣立っていく中、思いもよらない申し出でした。



会ってみたいという人がいる



ねえつぐみ?
それだけでいいよね
会ってもらえるだけで嬉しいね。






柔らかな雰囲気と、見せはしないけど強い心を持った人でした。
自分でオシッコする事が出来ない猫、長時間留守をする事も出来なくなる
でも、もしもその時の為に覚える事は全力でサポートしようと思った。
この人につぐみを迎えてもらいたい。




会社帰りや休日
つぐみのケアの仕方を覚える為、時間のある時に我が家まで通ってくれました
女性ではなかなか難しい大きなバイクに乗って。
何処に膀胱があるか分からないスタートから
徐々に感覚を覚えるスピード感。
もしかしたら私がルナの圧迫排泄に苦労していたあの頃よりもあっという間の速さでした。
つぐみ以外にも沢山猫がいる我が家
健康で可愛らしい猫がいるのに気持ちはつぐみだけに向いていました。




ですが、、
お仕事も忙しい方ですので、二次的にケアをするご家族も必要でした。
やはり1人では限界があるつぐみのケアに、お母様のサポートは必要不可欠でした。
圧迫排尿を覚えてもらうには申し訳ない小さな手のお母様
思うようにいかない事で、ごめんなさいね・・と私に言って下さる優しさが申し訳ない。
そう思わせてしまうのはきっと違う、、
つぐみは我が家の猫に。




続きます。。

つぐみの巣立ち 2

2018年03月02日 | 足立区55頭 猫多頭崩壊レスキュー

連れてきた仔猫、名前をつぐみと付けました。
いつかどこかで羽ばたいて欲しい。


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下半身麻痺の猫はこれで3頭目
我が家のルナ、名前を付ける間もなく逝ってしまった仔猫、そしてつぐみ。


小さな身体に負担をかけず、膀胱を押して排尿させる
これが思いがけず大変な作業になりました。





つぐみの膀胱は生まれてから大きく膨らんだ事がないのか
杏子の種の様に固くしぼんでいました。
固くなった膀胱壁は再び伸びるようにならないかもしれない
おしっこを貯める事が出来ない為、いわゆる垂れ流しでおむつを常に着けていないとなりません。



ですがルナ同様、何とかしておむつを着けなくてもいいようにしてあげたい。
膀胱なんか伸びるようになる、おしっこいっぱい貯められるようになる。



会社に同伴出勤が始まりました。
漏れだしたら頃合いを見て圧迫して出す。
手に触れる膀胱の感覚はルナとは全く違うものでした。
そのせいか、うまく絞れかったりで何度も病院の先生に手を借りました。
簡単におしっこを出す先生の手と私の手を交換して欲しい、そんな事を思いながら日々が過ぎていました。



私が排泄させなかったらつぐみが困る
人は追い込まれると出来るようになるんですね。
収縮と膨張を繰り返す事で、膀胱は少しづつ柔らかくなり
沢山のおしっこが貯まり、漏れる事がほぼなくなり、おむつを一日着けなくていいようになりました。





(※麻痺にはいろいろなタイプがあるようで、つぐみの様になるとは限りません。)
。。。。。。。。。。。。。。。


つぐみの排泄をコントロールが出来た。
私にとって、つぐみにとって、前を向く確実な一歩でした。
もしかしたらつぐみにも里親さんを見つける事が出来るかも知れない
大勢の中のひとりではなく、つぐみがいつでも甘えられるような環境へ。




(小分けですみません・・・続く)

つぐみの巣立ち 1

2018年03月01日 | 足立区55頭 猫多頭崩壊レスキュー
2014年8月終わり


暑さに疲れた身体と気力を振り絞り
私達はこれから進まなくてはならない事のスタート地点に立っていました。

全ての猫を把握する為に入った玄関からは
むぅっと鼻をつく糞尿の臭いが立ち込めていました。

一体何頭いるのか。。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。


飼い主も頭数を把握していない程猫が増え、全てが限界だったあの家へもう行く事はありません。
当人達が同じ過ちを繰り返す程、病んではいないと信じ、定期訪問から1年が過ぎました。


あの夏から3年半
今は幸せにしている猫と
幸せになったのも束の間お空にいった猫
そして、幸せを掴む事なく逝ってしまった猫


それぞれがあの場所でどんな思いで生きていたのでしょう。。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

何頭いるか分からない、でも前を向くしか道はない。


玄関から居間へ続く階段下一畳半程の場所には
戦々恐々とする私達を不思議そうに見る猫が4頭。
この猫達だけは一応隔離する様に別にしてありました。



具合の悪そうなチャトラが一頭(ちゃちゃお 2014年10月没)
高齢猫が一頭(みー婆 2015年没)
そして、母猫と(レオナ 2017年没)
赤ちゃん猫がいたのです。




お母さんのおっぱいを飲んで小さな箱から顔を出していた仔猫、なんて可愛らしいのだろう。
でもまだこの時は脚に障害があるとは分からずにいたのです。



50数頭、順々に不妊去勢を済ませながら、二階の凄まじい部屋の清掃、
自宅に連れてきた猫と通いながら世話する猫の事に追われる日々。
母子が安全な場所に隔離されていた事もあり、仔猫が深刻な状態にあるのを知ったのは少し経った頃でした。



歩けないだけなら排泄は出来るはずですが、どうやら下半身が麻痺していて排泄感覚がありません。
レオナが舐めて刺激排泄させるには限界なサイズ、、
仔猫さん、遅くなったけどあなたをうちに連れて行く。




続く。