監督 三枝健起
脚本 いながききよたか
キャスト 宮沢リエ
加瀬 亮
原田芳雄
中原ひとみ ほか
京都の古い映画館「オリヲン座」を舞台に無き夫の意志を継いで小さな映画館を守り続けたトヨ(宮沢りえ)と、それを静かに支えた留吉(加瀬亮)の物語。浅田二郎の「鉄道員(ぽっぽや)」に収められた短編が原作ですが、小説ではあまり描かれていなかったトヨと留吉に焦点を置いたものになっています。トヨを演ずる宮沢りえは薄幸ながらも明るく、優しく、この役には彼女しかいないと思えるほどです。留吉を演じる加瀬亮は師事した館主の願いでもあったオリヲン座を守り続けるのですが、その従順で素朴なイメージに彼もぴったりだと感じます。宮沢りえも加瀬亮も、晩年のふたりを演じる原田芳雄や中原ひとみも、見る者を引きつける印象深い映画ですが、このふたりの純愛を せつな過ぎると感じるか、二人にとっては十分な幸せの形だったと感じるかは 見た人それぞれが違うでしょう。私は紛れもなく前者ですが。皆さんはどうでしょう?
ファミリー度 70点 カップル度 75点 映画好き度 80点
脚本 いながききよたか
キャスト 宮沢リエ
加瀬 亮
原田芳雄
中原ひとみ ほか
京都の古い映画館「オリヲン座」を舞台に無き夫の意志を継いで小さな映画館を守り続けたトヨ(宮沢りえ)と、それを静かに支えた留吉(加瀬亮)の物語。浅田二郎の「鉄道員(ぽっぽや)」に収められた短編が原作ですが、小説ではあまり描かれていなかったトヨと留吉に焦点を置いたものになっています。トヨを演ずる宮沢りえは薄幸ながらも明るく、優しく、この役には彼女しかいないと思えるほどです。留吉を演じる加瀬亮は師事した館主の願いでもあったオリヲン座を守り続けるのですが、その従順で素朴なイメージに彼もぴったりだと感じます。宮沢りえも加瀬亮も、晩年のふたりを演じる原田芳雄や中原ひとみも、見る者を引きつける印象深い映画ですが、このふたりの純愛を せつな過ぎると感じるか、二人にとっては十分な幸せの形だったと感じるかは 見た人それぞれが違うでしょう。私は紛れもなく前者ですが。皆さんはどうでしょう?
ファミリー度 70点 カップル度 75点 映画好き度 80点
わたしも 紛れなく前者です
「夫婦のようなものだから」留吉は 怪我したトヨを背中に負いつつ言いましたが・・そうではなかった。
純愛過ぎます。。
悲しすぎます・・・
胸が熱くなり なんども涙しました・・・
宮沢りえ&加瀬 亮
原田芳雄 そして 中原ひとみ
そしてあの子供達も可愛くて
樋口可南子たちも・・・
こんなに静かな映画なのに こんな心揺さぶられました
今日帰りに 浅田二郎の「鉄道員(ぽっぽや)」購入
短編みたいなので 読んだら感想アップしたいです。。
実は 生まれも育ちも広島です。。
仕事で 岡山に今 いますが・・
祖母も被爆者で・・「夕凪の街 桜の国」
このレビューを読ませてもらって
この映画 岡山で上映されたら 観たいと思います。
自分は何を言われようと、トヨの事を悪く言われるのは許せないと。
一生をこの思いに賭けるには、相当の思いがなければと思う。オリヲン座が二人の間に有ったのですが、このオリヲン座を守り続けることこそ、留吉がトヨを守り続けることで・・。せつないのですが、゛思い゜に溢れ、古き良き時代にあった゛つつましい幸せ゜としてみることも良いかも知れません。
yokoさんは広島だったのですね。「夕凪の街 桜の国」は最近まで上映していましたよ。
見守る愛は それだけで 十分なのかも?と思いました。
なによりずっと一緒にいられたのですから。
でも 私は この映画を
二人の純愛の映画というよりも
オリヲン座が 主役のように思えました。
こちらからのTBさせて頂きますね。宜しくお願いいたします。
各地にはオリヲン座という映画館が実際に有るようですね。各地の古い映画館にもさまざまな愛と歴史があるんでしょうね。そう思わせる映画ですね。