You got a movie

自分が見た映画をきままに記録したブログです。もしまだ見ていない人が御覧になっても興味を損なわないようにしています。

『本能寺ホテル』

2017-01-20 08:12:50 | 映画[ハ行]

       

                

映画「プリンセストヨトミ」の製作メンバーとキャストが再集結し、HIROシリーズをヒットさせた鈴木雅之監督(歌手と同性同名です)が描く、歴史上の有名な出来事をステージにした奇想天外なタイムパラドックス映画。

プリンセストヨトミをはるかに超越して面白い、「綾瀬はるかの真骨頂作品」と言えます。

織田信長役の堤真一が目立たないということでは無いですが、こちらは草刈正男にでもさせればそれなりに成り立ったかもしれません。しかし綾瀬はるかの方はこれに近づける人はいません。他に類を見ない人の良さ(天然とは言わないです)と素晴らしい明るさ、コケティッシュな魅力は彼女でなくては出ません。

楽しいシーンが盛りだくさん。自然と推理をしてゆくように観客の興味をそそる仕組みが良く考えられていて文句なく楽しめる映画です。

 

 

『本能寺ホテル』予告


「海賊とよばれた男」

2017-01-15 11:23:06 | 映画[カ行]

                                              

  百田尚樹が第10回本屋大賞を受賞した同名作品を、『永遠の0』の山崎貴と岡田准一との同じコンビで実写映画化した。明治から昭和にかけて数々の困難を乗り越え我が国での石油販売会社を巨大にした男 国岡鐡造(字際の人物は出光佐三)の生きざまを、戦後の復興、そして世界の市場を牛耳る石油メジャーとの闘いを軸に描いた壮大な物語。

 原作をかなり前に読んでから見たのだが、要手要点はうまく描かれている。ただ、少しはし折り過ぎの感がある。原作を読んでないと解らないと思われる箇所が多くあった。しかし、飽きの来ない展開とスケールの大きさには満足。なお、この作品の完成度の高さは 岡田准一の気合の入った演技に尽きる。

                                               

 「海賊とよばれた男」予告


『バイオハザード:ザ・ファイナル』

2017-01-11 19:42:46 | 映画[ハ行]

                                     

 

2002年の登場から今回が第6作目。これまでもこれで終わるのかと思いながら見てきたこのシリーズは、やはり最後はこうでなくてはと思わせる完結作。冒頭に物語の発端やこれまでの重要な人物たちも説明されるので、この一作だけを見ても面白いことは約束できる。第3作と4作に登場した人気キャラのクレアも再登場し、また新たに女戦士コバルト役でローラが登場するのも話題。彼女の登場する時間は短いが普段では見られない女優としてのローラが見られる。

 ミラ・ジョボビッチのアリスはこれまで以上に強く機敏でかつ魅力的だった。この作品の撮影の少し前に二人目の子供を産んでからのアリスへの復帰は凄いと言わざるを得ない。流行りの言葉で「神ってる」そのもの。その凄さは見てもらえばわかる。

 展開もスピーディでわかりやすく 申し分なくこれまで以上の傑作と思う。

                                       

映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』新予告編


『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

2017-01-03 12:00:42 | 映画[ラ行]

 

スターウオーズ新3部作のそれぞれの作品の間に製作される番外編の一作目。

あのスターウオーズ エピソード4に繋がる、これまで無名の戦士たちの決死の活躍を描く。新たなスターウオーズはこのローグワンでも女性が主役。そして本シリーズを上回る面白さが込められている。この面白さの理由は登場人物たちがこれからどうなってゆくのかがわからない点にあるのか?登場人物たちの個性が豊かだからか?

いややはりこの面白さの理由は 物語があの良く知っている「スターウオーズの世界」の物語だからというのが一番の理由。スターウオーズの世界はいやおうなく面白い。それにさらに新しい面白さが加わるともう格段となってゆく。

 おそらく次回のスピンオフ作も同じと思う。

スターウオーズには日本の戦国時代の要素が込められているのは知っての通りだが、本作ではさらに「七人の侍」や「坐等市」へのオマージュが込められていてこれにも楽しまされる傑作だ。

 

  

 

『スター・ウォーズ』スピンオフ!『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』予告編