You got a movie

自分が見た映画をきままに記録したブログです。もしまだ見ていない人が御覧になっても興味を損なわないようにしています。

「パシフィック・リム: アップライジング」

2018-04-28 12:34:13 | 映画[ア行]

 

 第一作からもう5年経ったと思うとびっくりするくらい最初の「パシフィックリム」を観た印象は鮮烈で、いまでも勇壮なテーマメロディーとともに映像がよみがえってくるほど。またあのテーマが聴けるのがうれしい。今回はあれから10年後を想定し、前回の主人公のひとり菊池凜子演じるマコも再登場して重要なパーソンを演じている。伝説的イェーガー・パイロットのペントコストの息子 ジェイクとイェーガーを作る才能に長けた少女アマーラとがストーリーの主軸を務めているが 日本から菊池凜子のほかに新田真剣佑も出ていて、東京もカイジュウとの戦いの場となる。

監督はドラマシリーズ「スパルタカス」などに携わってきたスティーヴン・S・デナイト。 前作で監督を務めたギレルモ・デル・トロは本作では製作に回っている。前作同様日本の特撮映画やロボットアニメへのオマージュはふんだんに感じられる。

前作が非常にマニアックでカイジュウ世代に育った大人向けのように思えたが、本作はカラフルなイェーガーが何体も出てきて、彼らが戦う画面も明るく、子供たちが喜ぶ作品になっている。

 映画「パシフィック・リム: アップライジング」日本版予告


『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』

2018-04-15 19:55:30 | 映画[サ行]

   

 この映画は面白い!公開されて「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」を興行トップの座から引きずりおろして3週連続一位になったそうだが、それもそうだと見て分かった。小さなお子さんからシニアまで確実に楽しめる映画だから。

古い話になるけれど、あのロビン・ウィリアムズの最初のジュマンジはボードゲームの中で起こることが現実になってゲームから飛び出して騒動を起こす。その着想と奇想天外さに圧倒されたのだけれど、今ではボードゲームの中ではなくVRゲームのようにテレビゲームに入り込む。面白いのはゲームのキャラクターが選べずに、まったく違う人格のキャラクターとなって、それでもこの別世界の中で仲間と協調して育ってゆく展開だ。

子供たちも喝采する楽しいシーンが満載なので、マジ・ジュマンジと言うコマーシャルフレーズが出てきたけれどこのフレーズと一緒にこの映画は子供たちに流行るかもしれない。

 

映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』新予告


『ヴァレリアン』

2018-04-08 22:30:18 | 映画[ア行]

 この原作のコミックは1967年に連載が始まったというから、スターウオーズ公開の10年前。

ジョージ・ルーカスも影響を受けたのではないかと言えるほど幻想的でもあり、コミカルでもある様々な異星人の描写などから、この種の物語の原点とも言えるような作品。

「レオン」「フィフスエレメント」などの監督リュック・ベッソンが、永年諦めていた映画化をCG技術の発展した今だからやっとできたというSF超大作。

スターウオーズと違って、主人公たちがコミカル。そしてさわやかな色気が満載。連邦捜査官のヴァレリアン(デイン・デハーン)は同僚ローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)に言い寄るのだけれど相手にされない。そんなローレリーヌの可愛さにくぎ付けになる。エンターテインメント性抜群。こんな映画も息抜きに見るのもとてもいい。

 

 

リュック・ベッソン SF映画 『ヴァレリアン』 予告編


『ペンタゴン・ペーパーズ』

2018-04-07 20:13:01 | 映画[ハ行]

  1971年ベトナム戦争があらゆる意味で実は失策だったことを記した機密文書 ペンタゴンペーパーの存在が明らかとなったとき、アメリカ政府による隠蔽工作を広く国民に告知しようとしたメディアの闘いを描く。ワシントンポストの編集主幹のベン・ブラッドリー(トム・ハンクス) と 社主のキャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)が 報道のあるべき姿を選んでゆくところに感動を呼ぶ。

当時使われていたタイプライターや電話機、印刷所の印刷機などが、優れた時代考証と共に描かれているのには驚く。・

2大アカデミー俳優が初共演なのと同時にこの二人とあのスピルバーグ監督とのコラボレーションは映画史に残るものと言っても良いだろう。観る前からこの映画のレベルが高いことが伝わってくるのだが。観終わっての納得感と満足感もハイレベルだ。

 

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』TVスポット 「VS篇」


『トゥームレイダー ファースト・ミッション』

2018-04-03 22:44:18 | 映画[タ行]

  あのトゥームレーダーが返ってきた。アクションゲームのトゥームレーダーを遊んだのはもうだいぶ前になるけれど、何か当時の主人公 ララに会えた様な気がした。新生ララ・クロフトは最初どちらかというと、華奢でおひとやかな少女というイメージがしたけれど、一度アクションを演じると、身体の切れも良く身のこなしも素早かった。一大ブームを作ったアンジェリーナー・ジョリーのグラマラスなララよりも本来のララらしいと思った。

ララ役のアリシア・ヴィキャンデルは「リリーのすべて」でアカデミー賞助演女優賞を受賞した演技派。監督はノルウエー出身の新鋭監督 ロアー・ウートッグ。

面白いのは、今回挑む古代の謎が、日本の卑弥呼ということ。

「トゥームレイダー」に付き物のトレジャーハンティングと数々のトラップも盛り込まれて、期待を裏切らないものになっている。今回はあのララ・クロフトが育ってゆく姿を追ったファースト・ミッションだが、アリシア・ヴィキャンデルが本来のヒロイン ララになってゆくこれからが楽しみなシリーズになりそう。

映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』本予告 大ヒット【HD】2018年3月21日(水・祝)公開