You got a movie

自分が見た映画をきままに記録したブログです。もしまだ見ていない人が御覧になっても興味を損なわないようにしています。

バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ

2022-01-30 09:04:49 | 映画[ハ行]


 アメリカ中西部にある小さな町ラクーンシティを舞台とした超人気ホラーゲーム、『バイオハザード』を忠実に再現した映画。『海底47m』シリーズなどのヨハネス・ロバーツが監督と脚本を手掛け、『バイオハザード』シリーズ第1作の監督で、それ以降の作品にも携わってきたポール・W・S・アンダーソンがエグゼクティブプロデューサーを務める。出演はカヤ・スコデラーリオ、ハナ・ジョン=カーメン、ロビー・アメルら。

 監督が原作ゲームの大ファンとのことなのだが観ている観客にそれが凄く伝わって来る。私も発売当時リアルタイムで体験したが観客のほうも多くの人がもうおなじみのはず。古い洋館が目の前に現れたシーンや洋館内で最初のゾンビが振り返ったシーンを観た時には、あまりにもそっくりで思わず笑顔になった。だが物語は良く知っていて慣れているはずなのだけれど各シーンが非常に怖かった。暗い映像に音と音楽がひびき渡り、ふいを突いて驚かされたことが何度もあったが、ゲームで味わった恐怖感を思い出させてくれようとする監督のこの原作への傾倒と本作品への思いが良く伝わってきてとても良かった。         
 買って入った飲み物を久しぶりに飲むのを忘れてしまったけれどそれは私だけだったろうか。







『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』予告1

コンフィデンスマンJP 英雄編

2022-01-23 09:15:23 | 映画[カ行]



 スペインのマルタ等を舞台にした「コンフィデンスマンJP」の劇場版第3弾。ドラマシリーズでおなじみの長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也らに広末涼子、生瀬勝久、江口洋介、松重豊、瀬戸康史、城田優、角野卓造ら豪華キャストが彩る。監督は田中亮、脚本は古沢良太。 日本の警察や現地の警察、インターポールが入り乱れて詐欺師のスペシャリスト達と騙しあいを繰り広げる。

 これぞコンフィデンスマンJPと唸らせるような奇想天外な展開だった。必ずどんでん返しがあると思ったけれど、ここまでの仕掛けがあるとは・・・。それにしてもマルタ島でロケが出来たのは幸運。前作のプリンセス編の終了したのは2020年、コロナ禍への突入、それから出演者の信じられない悲報も入りどうなるのかと思われた本作。だが町全体が世界遺産に登録されているマルタの首都ヴァレッタの風景はすばらしく、明るく楽しいこの映画を美しく飾ってくれた。竹内結子さん、三浦春馬さんのふたりの笑顔も観たかった。







【最新予告】『コンフィデンスマンJP 英雄編』予告<2022年1月14日(金)公開>主題歌:Official髭男dism「Anarchy」


スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

2022-01-10 08:42:50 | 映画[サ行]
 

  
 これまで何人も演じてきた[スパイダーマン]の最新トム・ホランド版シリーズの第3弾。本作にはマーベルの人気キャラのドクター・ストレンジも共演。監督を前2作に引き続きジョン・ワッツが担当。トム・ホランドのほかヒロインにゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、アルフレッド・モリナが出演。スパイダーマンが自分だと知れわたってしまったピーターがドクター・ストレンジとともに予想外の戦いに挑む。


 最新のシリーズを飛び越えて過去作に登場した敵キャラ達が総出演。この映画は言わば「スパイダーマン祭り」なのだが観てゆくうちに様相が変わった。あれだけ悪事をし尽くした悪者達が良い人間に戻るとは限らないという考えの年配者と自分の考えを押し通す若者の抵抗、そして「自己責任」を訴える奇妙な娯楽映画だった。細かくは伏せることにするがとてもちぐはぐな印象。そしてドクターストレンジの次の映画の前宣伝?と思った人も多そう。







『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』予告3 1月7日(金)全国の映画館で公開!  #全ての運命が集結する ──