You got a movie

自分が見た映画をきままに記録したブログです。もしまだ見ていない人が御覧になっても興味を損なわないようにしています。

今日から俺は!! 劇場版

2020-07-19 08:44:56 | 映画[カ行]

 西森博之の漫画の主人公、三橋と伊藤が活躍する学園つっぱりコメディで人気となったテレビドラマの初の映画化。三橋役を賀来賢人、伊藤役を伊藤健太郎、清野菜名、橋本環奈らドラマ版のキャスト18名のほか、柳楽優弥、山本舞香、泉澤祐希、栄信が新たに出演。監督は同じく福田雄一。

 今にはこんな楽しく、2時間ずっと笑っていられる映画が必要だ。どの映画館もここぞとばかりにスクリーン数を増やしてゆったりと楽しめる様にしてくれている。ドラマで人気になった全てのキャストはみんな今回は仲間になっている。映画ではドラマのどのキャストもヒーローになった。頼もしく爽快でいろんな面白さが詰まった映画になった。新たに登場したワルたちがまた憎たらしく、特に柳楽優弥のワルの完成度は素晴らしかった。若い人から年配まで共通の話題となって当分の間、盛り上がってもらいたい限りだ。

 

『今日から俺は!!劇場版』予告【7月17日(金)公開】


ソニック・ザ・ムービー

2020-07-12 08:43:55 | 映画[サ行]

 

 1991年に発売され全世界で累計9.1億本という脅威的な数字で楽しまれたSEGAのゲームソニック・ザ・ヘッジホッグを実写映画化。ソニックの相棒となる保安官役を『X-MEN』シリーズのサイクロプス役を務めたジェームズ・マースデン、ソニックを追い詰める敵のマッドサイエンティスト ドクター・エッグマンをジム・キャリーが演じる。監督はジェフ・フォウラー。

 親の世代が慣れ親しんだ友とも言えるキャラクターの登場は、今の自粛で混沌とした生活の中で子供との共通の話題には持って来いだろう。最近登場した任天堂のスーパーキャラクターのピカチューに対抗した観もあるけれど日本人としては彼らを生み出したことが誇らしく思いながら観ることができる。そしてやはり実写化はハリウッドに限る。ソニックの出来栄えには好き嫌いはありそうだろうけれど私はとても満足できた。

 

 

 

<公開中!>『ソニック・ザ・ムービー』日本版予告


エジソンズ・ゲーム

2020-07-04 23:41:10 | 映画[ア行]

  19世紀のアメリカでのトーマス・エジソンとジョージ・ウェスティングハウスの電力送電システムをめぐる争いを興味深いドラマとして描いた。製作総指揮をマーティン・スコセッシ、監督をアルフォンソ・ゴメス=レホンが務め、エジソンをベネディクト・カンバーバッチ、ウェスティングハウスをマイケル・シャノンが演じている。

白熱電球を事業化した発明家エジソンは、大規模な送電には直流が安全と考え、彼は交流の方が安価で遠くまで電気を送れると信じる実業家のウェスティングハウスと世に言う電流戦争を繰り広げる。私はこのような激しい競争が繰り広げられていたことを知っただけでも観た甲斐があった。巨大企業ゼネラルエレクトリックの歴史にエジソンも関与していたり、テスラモーターズの社名の起源になり、テスラコイルで有名なニコラ・テスラとエジソンの確執など、知ることが非常に楽しく思えた。また、名優ベネディクト・カンバーバッチのエジソンにも拍手したい。地味だけれど非常に面白かった。

 

 

発明王エジソンにライバルがいた!/映画『エジソンズ・ゲーム』予告編