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B787-8 Dreamlinerでデンバーへ 乗り換え編

2015-01-31 | 旅情報

前回は、UA138便でデンバーに行った際の機内の様子に関して書きました。今回は到着後の乗り換えの様子です。

デンバー到着は、現地時間お昼の12:30です。到着後入国審査を行う専用ターミナル Jeppesen Terminalに歩いて移動します。なお、トイレに行きたい人は、次の入国審査の列に並ぶ前に済ませておく必要があります。途中2箇所あります。確か、入国審査場にエスカレーターで降りたところに最後のトレイがあったと思います。これ以降、入国審査場から先は税関を抜けるまでトイレはありません。このトイレの注意書きは、途中の壁にも書いてあります。

入国審査場は、右側がアメリカ人、左側がそれ以外となっていますので、日本のパスポートを持っている日本人は左に並んで下さい。よくある黒いテープで仕切られた通路に並んで順に進んで列の先頭に着くと係の人がどこに並べと指示してくれます。黒い線で待っていると呼ばれますので、ブースに行って恒例の入国審査を受けます。いくつか質問をされて、指紋を採取されて、写真を撮られて終わりです。ここの審査官は比較的優しい感じがします。ちなみに、私は2回連続同じ審査官に当たり、本人も気付いてスタンプを並べて押してくれました。なお、この審査官は日本語は話せませんでした。デンバーの入国審査はいつも早く飛行機を降りて大体20分弱で終わります。

無事入国審査が済んだら、自動ドアを抜けて直ぐが荷物受け取り場です。荷物を受け取ったら次は税関です。申告するものが無ければ、機内で記入したCustom Formとパスポートを提示して終わりです。Custom Formは回収されます。申告するものがある場合は、右手奥の専用台に行くように指示されます。

次の自動ドアを抜けたら、乗り換えの場合は左手にある航空会社のカウンターに行って荷物を再度預けます。他の空港では、荷物を置いておけば勝手にやっておいてくれるところもありますが、ココではカウンターに持って行き一応確認作業があります。荷物を預けたら、すぐ前にある自動ドアを出るとロビーです。天井がテントの様になっている広いロビーで何かいつも違和感を感じます。

 

乗り換え便に乗る前に、再度のセキュリティーチェックがあります。上の写真の様なところに並んで、途中搭乗券とパスポートを確認された後、アメリカ流のセキュリティーチェックを受けて下さい。ここを通過するのに大体20分弱です。ただし、日によって違うと思うので、余裕を持っての通過をお勧めします。

入国審査前にトイレに行きそびれた人は、セキュリティーチェックの列に並ぶ前に行った方が良いです。この後、ターミナルに移動するまでトイレは無かったと思います。

お腹が空いて何か食べたいと思う方も多いと思いますが、乗り換えのターミナルにレストランは沢山ありますので、ここで焦って何か食べる必要は無いと思います。気になるお店がある方は別ですが。。。

セキュリティーチェックが終わったら、乗り継ぎ便のターミナルに移動です。乗り継ぎ便がユナイテッドの場合は、ターミナルBです。

 

ターミナル間の移動は、無人の電車です。上の写真が乗り場の入り口です。この先にある階段を降りると下の様なホームがあります。降りて右側の電車に乗って目的のターミナルに移動して下さい。ターミナルBは二つ目です。

 

ターミナルBのホームの中央にはこんな像があります。

ホームの両端にあるエスカレーターで上に移動して下さい。ちなみに、どっちに乗っても同じです。上がったところに、フライト情報がありますので目的のゲートを確認して移動して下さい。ここは、ターミナルの中央でレストランが並んでいます。空港のレストランですので、品質は期待できません。ターミナルBはとにかく横に長いです。下の写真の様な光景が果てしなく続きます。動く歩道でののんびり移動がお勧めです。ちなみに、私が乗り継ぐ便は小さな機体で運航されている路線のため、いつもターミナルの一番端まで移動です。途中にも、コーヒーショップなどはあります。ターミナルの端の80番台のあたりにはスターバックがありました。

 

デンバー空港には、無料WiFiがあります。乗り継ぎ便までの時間があるときも時間つぶし出来ると思います。ただし、電源は殆ど無かったと思います。成田からの機内でしっかり充電しておきましょう。

なお、デンバー空港からの帰りの成田行きUA139もこのターミナルBから出発します。このターミナルには免税店らしいものは、小さなカウンターみたいなところでお酒を売っている程度なので、免税店での買い物が楽しみな方は、デンバー経由はお勧めしません。サンフランシスコとか経由した方が良いです。

 


B787-8 Dreamlinerでデンバーへ 機内編

2015-01-27 | 旅情報
 
 
 
最近、アメリカへの海外出張の際、ユナイテッド航空のUA138便で成田空港からデンバー空港経由の経路を利用する機会が多いので、機内の情報をまとめてみました。
 
UA138便は、ユナイテッド航空のチケットには17:55発と書かれていますが、いつも空港の出発便一覧には17:40発と書かれている不思議な便です。
ユナイテッド航空ですので、出発はターミナル1ー南です。ユナイテッド航空の情報を見るとFlight Statusで、搭乗機はどこからいつ到着するのかと言う情報を見ることが出来ますが、この便は通常出発の1時間半程度前に成田空港にデンバーから到着して直ぐに機内整備して出発していきます。通常、搭乗開始が出発の50分くらい前ですので、実際には1時間足らずで機内整備を完了していることになります。高価な航空機を効率的に運用しているとも言えます。
従いまして、到着が遅れると搭乗開始も遅れます。先日利用した際も、搭乗開始は20分程度遅れて、席に着いた時も乗務員は飲み物とかの準備に追われていました。
(飛行機にしてみれば10時間以上フルで働かされて2時間足らずでまた10時間以上もフルで働かされるので大変だと思います。これでも壊れないんだから大したもんです。)
 
機内サービスなどをご紹介します。ただし、エコノミー限定です。ビジネス、ファーストの情報が必要な方は他に行って下さい。
 
ユナイテッド航空のB787-8は、2015年1月現在まだ機内WiFiは使えません。2015年中には使えるようにする計画と書いてあります。
したがって、機内での時間潰しは以下の前席背面に設置されている液晶もしくは持ち込んだiPhoneなどに頼ることになります。
 
 
 
 
この機体は、電源は十分に用意されています。液晶画面下にあるUSB端子に、持ち込んだLightningケーブルなどをさせばiPhoneなどは充電出来ますので、iPhoneの音楽やビデオを電池の持ちを気にせず楽しむことが出来ます。ちなみに、このUSB端子では電圧不足なのかiPad miniは充電出来ませんでした。
 
下の写真の液晶下にある細長い青い光がUSB端子で、左がヘッドフォーン端子です。ヘッドフォーン類はiPhoneとかで使えるものがそのまま使えます。機内エンターテインメント用のヘッドフォーンは各席に用意されていますのでそちらを使うことも可能です。なお、液晶に手を近づけると電気が点灯するようになっています。
 
 
パソコンやUSB端子からの電源で使えないものには、各席に用意されているコンセントを使うことが可能です。エコノミーでも全席で利用可能です。ユナイテッド航空のサイトに掲載されているシートマップではコンセントは席と席の間と書かれていますが、実際には真ん中席の両端に設置されているので、真ん中席の人の脚の下になります。通路側席の人は早目に電源の確保をした方が良いと思いました。コンセントの形状は以下の写真を参照して下さい。実際には使っていないので確認していませんが、写真上は通常の電源が使えると思います。
 
 
 
 
古い機材たとえばB747やB777では、ヘッドフォーンのボリュームや照明のオン/オフ、乗務員の呼び出し等はすべて肘掛けのところのスイッチで対応していました。B787では、これらの操作は液晶に表示されるボタンで操作します。液晶画面下の白丸ボタンを押すと以下の様な操作ボタンが表示されるので、これらボタンで操作します。特に、説明無くても使える感じです。
 
 
 
UA138便では、機内食は3回あります。最初はDinner、次は軽食(サンドイッチ類)、着陸前に朝食。日によって違いますが、私が乗ったときは以下の様な感じでした。
 
飲み物類は、アルコールは有料でコーヒーなどのノンアルコールは無料です。
 
B787-8に乗ってみて初めて気付いたことは、窓のシェードが無いと言うことです。通常、プラスチックの板を上げ下げして日よけをします。真っ昼間でもこれを下げることで機内は真っ暗です。B787では、この代わりに窓に緑色のフィルムが掛かるようになります。窓側席では無かったので分からないですが、恐らく偏向フィルムの様なもので、電動で切り替えているのだと思います。そのため、自動で暗くなります。しかし、これがフィルム状なので真っ暗にはなりません。緑色の窓が見える状態で、何か不思議な落ち着かない雰囲気でした。多分、手動で切り替えることも出来るのだとは思います。
 
以上が、B787-8の機内のご案内でした。