日々の出来事思うこと

周りに起きたことをメモ代わりに書き留めます

ANA国際線に初搭乗

2015-04-29 | 旅情報

ヨーロッパ出張の際、帰りのドイツ・ミュンヘンからANAに乗りました。

これまでは、基本海外航空会社を使っていたけど、今回帰りの 時間と値段からANAに偶然に乗りました。今まで乗らなかったのは、単に値段の問題だけで、ANAはサービスが良いという話を良く聞いていたので、興味は ありました。と言うことで、帰国便への搭乗は、今回の出張のもう一つの楽しみでもありました。

ミュンヘンでは他のドイツ の 都市から乗り換えると、Hゲートにところに行くようになっています。ここは国際線専用で、通常の出発ターミナルの一つ上の階です。Hと書いてある矢印にした がっていくと、上に上がる階段とエスカレータが見えてきます。上がった先は、パスポートコントロールで出国手続きです。行き先を聞かれて判子を押されて終 わりです。

今回のANA便はルフトハンザのコードシェアーと言う扱いで予約を取っています。しかし、これが問題だった。ルフトハンザから だ とオンライン・チェックインしても座席変更出来ません。さらに、出発地のカウンターでチケット印刷しようとしてもANA便は印刷出来ず、カウンターに言っ て印刷依頼を頼まなければなりませんでした。その際、ANA便の席を通路側に変更したいと頼んだら、ココでは出来ないと言われてしまう始末。つまり、搭乗 口で席変更を依頼しろと。初めてコードシェア便使ったけど、これが普通なのだろうか?だとしたら、営業上のメリットはあると思うけど、乗客にはメリット少 ない・・・。

仕方なく、搭乗ゲート横の地上係員に交渉です。日本便なのに二人ともドイツ人でした。で、通路側に替えてくれと頼むと、 ちょっ と待ってと言われて発券。空いてるからゆっくり寝れるよと言われ、どう言うこと?と思って、機内に入ってみると意味がよく分かりました。機内はがらが ら、ビジネスは殆ど人がいません。我がエコノミー席も3分の1程度。私の列は一人しかいないので、通路でも窓側でもどっちでも良かったと言うこ とです。B787の窓側席は結構辛いので通路にしたけど、結局誰もいないので窓側にしました。

さて、いよいよ離陸、その後は、機内サービス。ANAのサービスを満喫と思っていましたが、何かあんまり変わらない感じ。さらに、気配りし過ぎでサービスのテンポが悪いように見えます。殆ど空席のエコノミーでもなかなかコーヒー貰えませんでした。

最初の食事は、和と洋の選択。和はカレーだったので、そちらにしてみました。

うーん。味は普通です。行きのルフトハンザの方が良いようにも思えました。

各容器に透明のプラスチックのふたが掛けてあり、食べるときにそれを外すと置き場に困るように思いました。ラップでいいんじゃない?って感じ。

ドリンクサービスは、ノンアルコール類の他、ビール、ワインなども無料と言うのも、ルフトハンザと同じ。ANAはワインが小瓶で配られるのが違ってた。

3列席に一人だったので、お決まりのごろ寝をさせて頂きゆっくり休めました。途中目が覚めて映画を見ようと思ったけど、見たいのがなかった。行きのルフトハンザの方が面白かった。(そのせいで、あまり眠れなかった・・・)

その後、半分あたりでおやつが配られます。お腹が空いたら後ろの方のキッチンにジュースやお菓子が沢山用意されているので、空腹で困ることはないでしょう。このあたりのサービスは、アメリカ系航空会社に乗ることが多い身としては感動的なサービスです。

着陸3時間前にもう一度食事です。オムレツを頼みましたが、こちらも普通でした。

 
補足として、機内設備のご案内。いつも気になる電源関係はB787は充実しています。
各座席前のモニター下には、USB端子があるのでココにスマホのケーブルさせば充電可能です。
 
座席下には、写真の電源が用意されています。日本の普通のコンセントにささる形状のものであれば使えます。110V

 
B787 には窓にカーテンや日よけの板は付いていません。偏光窓の様になっていて、スイッチを押すと徐々に明るさが変わります。明るくしたい(外が見えるようにし たい)のであれば、下のスイッチの上を押していってランプが上に来るようにします。するとしばらくすると外が見えるようになります。ちなみに、一番下の暗 くなるところにしても、完全に外が見えなくなるわけではありません。私はこの窓は遠くから見る緑色に見えるので、落ち着きません。この方式の最大の メリットは集中コントロールで窓の明るさを一括管理出来るので、いちいちCAが回ってきて窓を閉めろと言われることはありません。
 
 
機内WiFiはありませんでした。行きのルフトハンザB747には付いてました。あると便利なんだけどな。
 
と言うことで、楽しみしていたANA便もあまり感動がなく、逆に過剰なサービスに時間を取られている気がして自分には合いませんでした。多分、利便性を考えて今後はコードシェア便は使わないと思います。
 
昔、ルフトハンザに乗ったとき食事やサービスが凄く悪い印象があったけど、今回の出張で乗った範囲だと、食事の質やアルコール類が無料、国内線でも軽食が出るなど、アメリカ系航空会社では考えられない程の充実ぶりに感動してしまったあとだったせいもあるかも知れませんが、ANAの国際線には魅力は感じませんでした。
 
搭乗機は羽田に到着です。ゆっくり眠れたので元気です。さらに、羽田からだと帰りも早くて良いですね。