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電話会議でのヘッドセット選び

2020-07-24 | Mac

コロナ禍での在宅勤務が長期化したことにより、ほぼ日常的に必要となるのがビデオ会議。元々ビデオ会議が多く、それほど苦にはなって居ませんでしたが、非常事態制限下で家族全員が在宅している環境で行うビデオ会議は、これまでと違うものとなりました。

一番の問題は、生活音。これまでは、夜中や早朝の家族が活動しない時間や、全員が出かけた後に、会議を設定出来ましたが、コロナ禍では日常的な活動に使われる様になりましたので、子供が生活している環境と共存します。それでも、社内会議ならお互い様である程度は許されますが、社外の方との打ち合わせとなると、生活音も出来るだけ軽減したくなります。

そこで、最初に見直したのが、ヘッドセット。特に、マイクです。

これまでは、Macbook ProにSONYのWH-1000XM3をつないで、本体の内蔵マイクかヘッドフォン側のマイクを使っていました。しかし、これらのマイクは無指向性マイクと言う分類のもので、広い範囲の音を出来るだけ拾うように設計されているため、生活音がビデオ会議に紛れ込むのを削減したいと言う目的には全く合いません。

そこで、注目したのが、指向性マイクとノイズキャンセリング機能付きマイク搭載のヘッドセット。Amazonを見るとかなりの種類の製品が販売されています。いろいろと検討していくと、値段がそこそこで性能が良さそうなものが、ゲーム用ヘッドセットであると言うことに気が付き、選択したのが、Logicool G G433BK。決め手はデザインが地味であること。ゲーム用ヘッドセットは、電飾が付いていたりして派手なのが多いですが、仕事で使うのでデザインは結構重要な要素です。このヘッドセットは、値段の割にはかなり優秀で、ビデオ会議の音声ははっきり聞こえますし、マイク音声もかなりはっきりしているようで、相手から聞こえにくいとの指摘も受けません。自分の音声を録音してみても、あまりマイク音声入力を上げなくてもはっきり聞こえていますし、生活音も殆ど聞こえません。

かなり満足して使っていましたが、在宅勤務が長引き、周囲がビデオ会議になれて来て、さらに季節が移り変わると、この愛機の問題が見えて来ました。ビデオ会議が日常化するとその数は飛躍的に増え、多いときにはほぼ一日中ヘッドセットを装着しています。そして、夏がやって来ると部屋も暑くなってきます。そこで、露呈する密閉型ヘッドセットが引き起こす耳蒸れ問題です。耳が覆われていることで、暑さも倍増します。そして、この密閉型ヘッドセットのもう一点の問題は、自分の声を聞きにくいため、長時間のプレゼンをしていると、感覚が狂って集中力が落ちてくることです。

以上の問題を解決すべく、Amazonで見つけたのが、ゼンハイザー PC8.2 USB。耳が完全には覆われないので、自分の声も入ってくるし、前機よりは耳も蒸れません。音も、USB接続ということでデジタルっぽいクリアな音声で聞きやすいです。しかし、このヘッドセットの問題はマイクでした。マイクポジションは調整出来るので適切な位置に持ってこれますし、もちろんMBP本体で音量調整も可能です。しかし、その入力信号がどうもかなり小さいようです。自動調整にしておくと常に最大になりますが、これを録音してみると、明らかにロジクールGのヘッドセットよりも小さいです。実際、会議などでは、聞きにくいと言われることや、発言が被った場合には、こちらの発言は認識されない始末。と言うことで、2週間ほど使ってみましたが、使用を断念することにしました。1対1の打ち合わせとかには有効かも知れませんが、会議形態だと他の方の音量とのバランスで使いにくいと結論に至りました。残念ですが、来週からはロジクールGに戻ります。

子供たちも学校に行くようになり、生活音問題は無くなりましたが、ヘッドセットは一度使うと止められません。暑い日は続きますが、しばらくは密閉型で頑張ろうと思います。


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