私たちがツインとの統合を望むときに、忘れてはいけない観点があると、セッションをさせていただいて感じることがよくあります。
私たちがツインと出会い、その光がこれまでにない自分にとって体感しえなかった素晴らしいエネルギーであればあるほど、その相手をハイアーパワーにしてしまいます。
以前にもハイアーパワーについては記載しておりますが、このハイアーパワーの魔力?にとりつかれてしまうと、本当に日常がままならないぐらいエネルギーが涸渇してしまいます。
私たちは普段、目に見えないたくさんのエネルギーの恩恵を受け、意識するにせよ、できないにせよ、日々を生かされている存在です。宇宙から、地球上のあらゆる存在から有形、無形のエネルギーを呼吸と共に受けとり、循環させ、活力として生きています。
もし、ツインの相手を唯一自分が望むエネルギーを与えてくれる存在であると、思い込んでしまい、活力の源であるハイアーパワーにしてしまった時に、私たちは気づいていないかもしれませんが、エネルギーの向かう方向性が狭められ、一点集中になってしまいます。そうなると、精神的には、他の事に全く関心が向かなくなり、いつも脳裏に相手の事しか思い浮かばなくなってしまいます。そして肉体的には、深い呼吸ができなくなり、胸が痛くなったり、苦しくなるのが通常の反応です。呼吸が浅くなるとエネルギーをうまく取り込み循環させることができなくなり、その時点で、心身がだるくなり無気力になってしまうのです。
ツインとの関係性において、精神的な病にまで発展するケースをたくさんみてきました。これらの原因の多くは相手をハイアパワーにして、自分自身の心身のバランスを極端に崩してしまった結果だと思います。
ツインから去られた側は一度はこのような状態を体験されるのではないでしょうか。
これは、病気ではなく、自分自身のエネルギーの向かう方向性が、自分の心身に負担をかけているために起きた現象です。
相手をあまりにも大きなハイアパワーにしてバランスを崩していたと気づいた時に、お勧めなのは、自然の中に身を置くことです。自分が心地よいとこれまで感じていた場所を訪れたり、温泉に入ったり、そこで、宇宙や、自分の周りにある自然の姿に意識を向けて、ゆっくり大きな深呼吸を何度も繰り返してみてください。吐く息とともに身体の中の重たいエネルギーが宇宙に戻り、息を吸う度に新鮮なエネルギーが心身を満たすイメージです。
私がそんな体験をした時は大好きな海に行って海の精霊のエネルギーを、ゆっくり心身に浸透するまで呼吸と共に取り入れていました。
意識の向かう方向性にエネルギーは流れます。離れてしまったツインに拒絶されたり、距離ができてしまった場合、本当はツインであれば無意識のエネルギー交流ができているのにも関わらず、表面意識がそれはないのではないかと、ブロックしてしまうため、相手からエネルギーが戻ってこないと、勘違いしてしまうのです。戻ってこないとわかっていて、意識を向けてしまう事を繰り返していたら、エネルギーが涸渇するのは当たり前になります。
無意識のエネルギーの循環を感じれない場合、意識を向ける時間を少しでも少なくして、先ほど記載したように自然や信頼できる人との間でエネルギーを循環させてみてください。
それを2週間ぐらい続けると少しずつ楽になってきます。
是非やってみてくださいね。
ここしばらく、ツインご相談が続いていました。
ツインについては数年前からblogにも記載してきましたので、もう書くことはないのではないかと、密かに感じておりましたが、ご相談を受けさせていただき、改めて繰り返しになるかもしれませんが、これから幾つか書いてみたいと思います。
ツインのリーディングをされていらっしゃる方もここ数年で増えて参りました。私の所にも、「ツインだと言われました。本当にそうでしょうか?」 「死にたいぐらい苦しいです、どうすれば楽になりますか?」と本当に大変な状況でいらっしゃて、生活にも支障が出るぐらいになられている方達にもよく出会います。
blogに記載した内容のほとんどが、私自身の体験に基づくものであり、また、現在進行形でもあるので、お客さまの苦悩は、痛いほどわかります。
ツインとの関係性は意識の成長にとって、最高のギフトであると同時に、これまでの全ての最終章であるが故の、厳しい浄化を伴うワークになります。
以前にも記載しましたが、アセンションの最終登竜門と言われるので、たくさんの人がそれにチャレンジするのですが、成功する人はほんの僅かであるのが、長年、セッションを続けてきて感じる正直な感想です。
ツインとの関係性では光と闇が、通常の関係性とは比べられないぐらいに、顕著に表れてしまいます。
ほとんどが一最初しばらくは素晴らしい光の体験に包まれます。永遠にそれが続くような錯覚を抱いてしまい、心が高揚します。そこまでいかない場合も、これまでに感じた事のない、不思議な感覚を受けとることが多いようです。
しかし、ほとんどが長くは続かないのです。
宇宙の法則で、必ずといってよいほどその関係性に不協和音が生まれ、どちらかが相手を避けるようになったり、関係性を突然遮断したり、繋がろうとしたら何らかの邪魔が入って、スムーズに繋がれなくなったり、あれだけ最初にわかりあえたと感じた関係性に亀裂が入ってしまいます。
光の体験が素晴らしければ素晴らしいほど、その闇は深く、生きている気力が失せてしまうほど苦しみ、相手の事しか考えれなくなってしまうケースもよくあります。
ジェットコースターに乗ったような毎日から、何とか抜け出したいと思われる方もいらっしゃるでしょう。ツインと出会われる方は、かなりの学びをされてこられた方なので、何故自分がこんな風になってしまうのかがわからないし、出会われる前は、一生懸命、自らの役割を家庭や社会の中でこなしてこられた方ばかりです。
ですから、ギフトのはずの出会いが、自分を疲弊させ、エネルギーを涸渇させてしまう原因がわからない為に苦しみ続けてしまうのかもしれません。
どうやら私たちの世界ではどんな状況であっても光と闇のバランスは見事に半々になっているようです。
ご自分でその闇の中にある光をたくさん発見できれば素敵ですが、渦中にあるときには心身に余裕がなくそれはかなり難しいワークになると思います。
答えは自分にしかわかりません。ただそのヒントになることは分かち合えるかもしれません。そう感じてこれまでセッションをして参りました。
もうギブアップだと感じる瞬間に、少しでも闇の中から光に向かって歩くサメ[トとして、この場所を使って下さったら幸せです。