入山日 2015年1月11日(日) 晴
こんにちは、80年代メタルマニアの残党です。またもBABYMETALの話で恐縮です。(映像はプロモV)
DVD ”LIVE AT BUDOKAN" がさっそく届いたので、繰り返し観賞中です。何がすごいって、スーメタルの歌唱が凄い、アルバムの原曲よりずっといいんではないでしょうか。これって商品化にあたって、手直しや録り直ししてるのかな、ちょっと出来すぎ、すばらしすぎです。特に3・02のほうの”アカツキ”の歌唱が絶品で、歌に続いての二人の疾走するギターバトルからツインリードに至るにあたっては、胸が熱くなるのを禁じえません。
バンドの演奏もメタルライブの原則に忠実に従い、レコードの完コピを高いレベルで実現しています。モア、ユイは本当に可愛くて、一緒にヨン、ヨン、ヨン、ヨンと一緒に会場で騒ぎたくなります。
2日間の二度のライブをそのまま2枚組で収録で、2度聴く曲が大部分なのですが、全く飽きさせません。1日めのライブのこと、円形ステージでショーの終盤1番盛り上がるところ、客を煽るパートでユイメタルがステージ端から転落したようで(相当危険な落ち方だったみたい)その曲”ヘドバン”後半は二人だけのBABYMETALのパフォーマンスが見られます。残った二人は全く動じず、全身全霊の対応。これって凄いですね、自分が当事者で、相棒が舞台から落っこってどうなったかわからなかったら、オロオロしてまともなパフォーマンスなんてできないんでは、と思いました。
いずれにしてもあまりにいい内容なので、同じ日の音源のCDでも当然聞きたくなります。これは、ライブアルバム(映像なし)としても、独立したアルバムとして楽しるでしょう、ということで購入決定。以上ななメタルの報告でした。
これで記事おわりでもいいのですが、すき間時間に近所のヤブ尾根を歩いたので、一応記録だけ。
世間では3連休の人も多いようですが、10日(土)なな”は真面目に会社、11日は我が家にとっても大切な姪っ子s☆のめでたい成人式。11日はs☆が、着物姿を見せに来てくれたり、お祝いの食事を持ってきてくれたりするようで、あまり外でウロウロ遊んでいられない。
自宅からすぐ行ける山で、未踏のヤブ尾根でも歩いてみよう。
(この日の山は、綺麗な色彩とかほぼ期待できない。とっても素敵な着物姿だったこの写真で釣り合いを取りましょう。)
笹目倉山は昨年末にあにねこさんが北西尾根から登られて、鶏鳴山まで歩いて周回されていた。その記事をみて、里から結構立派に見える笹目倉山で歩きたかった、その尾根や南東尾根をほったらかしにしていた事を思い出したので今回の歩きとなる。
静かな里、小来川では、かなりの人がでて、イベントの準備をされていた。なな”は、何故かこの小来川の町が大好き・・・。
車は以前も利用したことがある小来川小の近くのふれあいの郷の広い駐車場に置かせてもらった。あにねこさんの記録により北西尾根にはしっかりした一般的ルートが付けられているようなので、安心して歩けると思った。なので、登りを南西尾根末端から登ってみよう。この尾根は他のかたの記録等はあえて見なかったので、全く状況がわからないまま入ってみた。
山入りする前に南小来川、山口という集落の車道を30分ほど南下して歩く。地形図では気付かなかったけれど、ずっと緩やかに下っていく道だった。途中集落で、おじいちゃんとおばあちゃんの二人が路端に腰掛けて日なたぼっこをしていて、どこ行くの?と訊かれた。おばあちゃんは気をつけて行っておいで、と手を振ってくれた。
(取り付き前の車道から、歩く南西尾根らしいものが見えていた。)
コース:小来川ふれあいの郷 10:41 --- 南西尾根取りつき地点 11:11 --- 山頂 12:55 --- 風雨雷山 13:03 --- スタート地点へ 13:55
途中、石の仏や、庚申石などが点在して、尾根末端付近に来ると大きな”庚申”とかかれた石碑があり、車が来ないことを確認して、その付近から斜面に取り付く。
(取り付いた地点はほぼ尾根末端付近だったと思うが、植林のなか結構な急登になる。地形図をみて、最初は急傾斜なのはわかっていたので我慢して10分弱。 )
7,8分植林の中の急登を上がっていって、頭上を見るとまだ傾斜がきつくなっていきそうに見えたので、どうしようかなと思い出した頃、少し進路を東によるとブルで切り開いたような作業道が下から上がってきたものと合流したので、しばらくこの作業道を追ってみることにした。
(ボコボコの路面の作業道、通常の自動車では走れそうもない。)
ジグザグの作業道を10分ほど歩きながら、尾根取りつきを探して、適当な地点から再度尾根入り。すぐに明瞭な尾根上に乗れて。普通の植林尾根歩きになる。再度突入した尾根も、また急傾斜、障害ヤブなし、時々岩が出てくる。(P ↓)
550Pに達する前に尾根の傾斜は緩やかになる。550P地点に達すると、雰囲気が変わってヤブっぽい感じになる。550P点には特になにもなし(だったと思う。(P ↓)) 赤いポールのくいがうたれていた。550Pからはシカ避けの網が尾根沿いに伸びていた。しばらく幼木の薄いヤブがうるさいけれど、さほど歩行に障害はないけれど、ヤブを避けながらジグザグに登っていった。
ヤブ尾根は数分で終わり、また植林尾根になってまたヤブ尾根になったりした。尾根途中誰が作ったか、テーブルにベンチ風の休憩どころが設置されていた。この山域で作業するかたが遊び心で作ったのかな。周囲には眺望のない場所だったけど。
ほぼ、全面的に杉のなかの尾根を登っていく。また大岩が出てきて、簡単に脇を巻いて登った。
歩いている尾根には時々目印があった。こんな尾根も歩き人がいるのか、それとも山で作業する人が付けたものなのか。この尾根は最後は笹目倉山の西峰に達する。西峰の直下の登りは急な登りになる。それも地形図をみて予測していたので、我慢して少しの間がんばった。
西峰には歩き始めてから1時間50分くらいで到着。
(西峰直下の、右脇(東方向)を見るとこんな感じの傾斜。)
西峰からほんの数分の稜線歩きで笹目倉山山頂に到着した。ここに来るのは今回で3度目。一度目は鶏鳴山から歩いて来て戻った。二度目は石尊山から稜線伝いに歩いてきて天善教に降りた。今日は笹目倉山しか歩かないが、登り尾根も下り予定尾根も初歩きになる。
山頂には、誰か一人くらいハイカーがいるかと思ったが、だれもいなかった。(この日は山中では終始誰にも会わず。)
山頂からは、北西に伸びる尾根を降りる。一般ルート的な踏み跡があるとの前情報を知っていたので、リラックスして歩ける。途中感覚的に言うと尾根を左に折れる地点があった。700m付近だったかと思う。そこには、目印で降りていくべき方向に目印がいくつかあった。目印がなかったとしたら、直進しそう。もし直進したら、すぐかなりの急降下を強いられて、そのまま進んだ場合かなりの難渋あるきになるような気がする。
(653pが風雨雷山なのだろう。山名板はなく石祠と鳥居からなる神社があった。)
653pから更に下って進路右が広い伐採地である地点を通過する。そこからは北方面に大きく鶏鳴山らしい山容が見えていた。意外なことだったが、鶏鳴山って地形図に表記がない山に気づいた。
653pからはぐんぐん高度を下げ、里を走る車の音が聞こえて来るようになると、あっさり下方に民家の屋根が見えて、静かな里に降り立った。
(下山した地点にはひっそりと石祠があった。)
北西尾根の上り口には、しっかりした道標があった。里の小路を歩いていて、すぐメイン通りに出られたものを、近道と左折したあとその小路が案外遠回りになったりした。
帰りに観ようと思っていた立派な黒川神社、ここに来るのも初めて、ゆっくり見学して参拝した。
今日の歩きはボリューム小の感じ。ただ初めて歩きが2尾根。うちひとつはヤブ尾根だったので、歩き終えた充実感はある。これで、この山は4方向の尾根を歩いたことになる。それと初踏みが風雨雷山、これは上からの通過でごめんなさい。
またこれからの季節、小来川のヤブ尾根歩きもしてみたいな。でもちょっとハンターが怖いし、考えながらやりましょ。 ■■
(黒川神社、奥のほうにいた狛犬)
(神社の彫刻、ちょっと失礼してフラッシュで撮影)
(この山域でのお次のターゲットはここかな、 六郎次山山頂地点だろうか。)
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小来川はちょこっと出かけてすぐ到着できる感覚なので、気楽に訪ねられます。ほぼ地元の感覚です。
木曜日、今市市内は雨でした。今市、鹿沼辺りまででしたら、山中も積雪はほとんどなしだと思います。(17日夜現在)
六郎地山は行きたいのですが、我が家には、ママチャリすら今ないのです。
安いやつをカンセキあたりで買わなければいけませんかね。
次の六郎地山は車の回収がどうしても数㌔歩かないといけませんね。ママチャリでも持っていかれたらどうですか。
笹目倉山は石尊山から歩くのが、一番山歩きっぽい雰囲気を楽しめるかと思います。自分の歩いた時は、薄雪が積もっていて普段より綺麗な景色でした。
”新たな尾根開拓”というほどの尾根でもないのですが、ネット上であまり他に記録がないというのは、ちょっと意外でした。
”LIVE AT BUDOKAN” 入手済みでしたか、とても良い出来で長い間楽しめると思います。
あのベンチは山仕事の人たちの休憩用ではないですかね、古道があったようには見えませんでした。
未知のヤブ尾根下りは、かつてちょっと嫌な思いをしたことがいくつかあるので、低山でもできるだけ避けるようにしています。
六郎次山は、結構ボリュームのある歩きをさせてくれそうですが、入り口と出口を現在検討中です。
笹目倉山は、里から見るとどの方向からも意外に格好がいいですね。南西尾根はわざわざ遠方から歩きにくるほどの尾根でもないですが、野球親親爺さんのこだわりロングトレイルの一部に組み込まれるなら、面白いかもしれません。
小来川は人々の素朴さと、里の静かさが魅力で大好きです。
隙間時間での歩き、お疲れ様でした。石尊山から歩いてみたいと思っておりますが、新たな尾根開拓ですね!当日、自分は久慈方面だったのですが同じく誰にも会わなかったですね。どこに皆さんおられるのかなぁと思いました。
LIVE AT BUDOKANは買いましたが、視聴はまだです。楽しみ。
南西尾根のベンチは何のためにあるのか謎ですね。
しっかりした作りに見えるので、昔は参道があったのかも。
未知のルートは登りにとる方が気が楽ですね。だめでも引き返せますし。
下りにとると、下りきれるのか緊張しますね。道迷いの可能性も増しますし。
六郎次山も気になる山の一つです。
笹目倉山は眺める山だなあと思っていましたが、尾根が沢山あって、色々な歩き方ができますね。南西尾根を歩いた記事を目にしたのは初めてです。歩いてみたくなりました。
私も小来川は好きなんですよ。雰囲気が明るいですよね。人々も気さくですし。